【キャリア相談】海外で和食レストランの料理人として就職して、将来的に独立することはできるか?【39歳男性】
こんにちは。
BEYOND THE BORDERの岡本です。
「日本で培った技術やスキルを使い、いつかは海外で働いたり、独立起業をしたい!」
そんな野望を抱いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな夢を抱いた方からのご相談にお答えします。
目次
海外就職から海外起業へ!今回の相談内容
今回のスカイプ無料相談は、18歳から和食の料理人として20年ほど仕事をしている鈴木さん(仮名)39歳からのご相談です。
海外で日本食レストランにシェフとして就職して将来的に独立することはできるか?というご相談を受けました。
ただし、英語はほとんど話すことができないとのこと。
鈴木さん(仮名)のお話によると、日本の外食産業は競争が激しく人口も減っていく中で多くのレストランの経営が厳しく、ブラックな環境の職場も多いそうです。
そんな中、日本国内で外国人相手にお店をやってみたい!
もしくは海外で日本食レストランをやってみたいと思うようになったそうです。
まずは海外就職を経て、いつかは独立へ!そんな夢を鈴木さんは抱いています。
しかし、39歳という年齢も考えるとこの夢は実現可能なのでしょうか?
海外就職からの海外起業を成功させるポイントとは?
まずはこのようなキャリアパスは可能か?ということですが、僕の結論から言うと可能だと思います。
もちろん、簡単なことではないと思いますし、ある程度のリスクを追う必要はありますが、必ず道はあるはずです。今回の鈴木さんのキャリアのポイントですが、以下の3つに絞ってお答えしています。
- 必要な英語力をどのように伸ばすのか?
- 海外(ASEAN諸国)で就職することは可能か?
- 海外でレストランを立ち上げることは可能か?
それではそれぞれのポイントについて話を進めて行きましょう。
ポイント① 必要な英語力をどのように伸ばすのか?
学生時代から英語を全く勉強をしてこなかったという鈴木さんの場合、セブ留学をして一気に英語力を伸ばすことは一つのやり方だと思います。
特に鈴木さんの場合、私たちが運営するセブの英会話スクールにとても興味を持ってくれているので学校のご紹介をしました(記事執筆中の現在、留学をして勉強中です。)。
フィリピン・セブ英会話スクールCROSS×ROADの海外就職準備コース
鈴木さんのように、既に料理人としてスキルがあり、日本食レストランで職を得るレベルの英語力をつけるという意味では数ヶ月の勉強でもある程度通用すると思います。
セブ留学でなくても良いと思いますが、まずは中学レベルの文法と単語をマスターすることが大事です。
ただ文法問題を解けるレベルではなく、中学英文法と単語を使いこなせるレベルまで持っていけると良いですね。
できれば、セブ留学前にこれらのことができるとベストでしょう。これができるとセブ留学で英語力はめちゃめちゃ伸びます!!
ポイント② 海外(ASEAN諸国)で就職することは可能か?
中学英文法と単語を身につけて、セブで2〜3ヶ月留学すれば、鈴木さん(仮名)が海外のレストランで就職することはおそらく可能になると思います。
ただ、誤解していただきたくないのは、それは板前としてス10年以上の経験とスキルを持つ鈴木さんがシェフとして海外就職をするのであればという前提付きです。
この辺は、その人の英語力や経験、スキル、就職先の国や業種、職種、年齢によって異なりますので注意してくださいね。
ではどのように就職先を見つけるか?という点ですが下記の3つがあります。
- エージェント経由で探す
- 現地のフリーペーパー
- 人のご縁で探す
①エージェント経由で探す
まずは転職エージェント経由で就職先を探す方法です。
こちらの方法が一番簡単で、まず試してみるべきだと思います。
転職エージェントからはまとまった情報も教えてもらえますし、転職活動を続けて行く中で、自分の市場価値もわかります。
さらに求人情報もまとめて手に入るのでまずこの方法を試してみてください。
ただ、転職エージェントで就職先を探す際に懸念しないといけない点もあります。
その点についてはこちらの記事が詳しいので参照して見てください。
https://kaigaisyusyoku.com/?p=7005
特に一社に絞るということはせずに複数の転職エージェントに登録するようにしてくださいね。
(ⅱ)現地のフリーペーパー
各国の主要都市には現地の日系のフリーペーパーが複数あります。
その中で必ず求人の案内が出ていますので、そちらを見て就職先を探すのも一つの方法です。
特にレストランやエステなど求人はこちら探すのも良いでしょう。
といいますのも、(ⅰ)エージェントに企業が求人を出すコストは非常に高いため、上記のような小規模の店舗が求人をお願いすることはできない場合もあるからです。
現在、ほとんどのフリーペーパーはオンライン上で記事の配信をしています。
例えば、バンコクのフリーペーパーを探す場合「バンコク フリーペーパー」で検索してみると良いでしょう。
(ⅲ)人のご縁で探す
こちらの方法は実際にその国に行き、住んでみないと難しいかもしれませんがかなり有力な方法です。
本当に優良な求人は実際は、
(ⅰ)エージェント
(ⅱ)現地のフリーペーパーに載る
前に人の紹介などで埋まってしまうケースも多いです。
やはり、誰か人を雇いたいと思ったら、信頼できる人の紹介に頼るのが一番確実ですしコストもかかりません。
もし、知り合いで就職を希望する国にいるのであれば、その人の人脈を使わせていただのも良いと思います。
また、海外就職を果たし、2社目に転職する際はこちらの方法で探すことはとても一般的です。
ポイント③ 海外でレストランを立ち上げることは可能か?
きちんと就職する前に起業までに必要なプロセスを意識して準備をして、さらに就職後も戦略的に動くことができれば十分可能であると思います。
まずASEAN諸国では経済発展に伴って、現地に住む方の所得は伸びていますし和食の人気も高いです。
加えて、国や都市によっては、物価も安く、日本でレストランを立ち上げるのの数分の1のコストでレストランを開業することができるでしょう。
仮に本気で海外で和食レストランを起業するとしたら、就職した先の国で開業するのが良いでしょう。
海外就職先で働きながら、語学力、マネジメント力、人脈、土地勘を得て、地元の人の嗜好を知ることができた場合、激戦区の日本で飲食店をゼロからオープンするよりも成功確率は高くなるからです。
もちろんここでは書ききれませんが、海外特有の難しさもあります。バンコクのように既に日本並みに競争が激しい都市もあります。
ただ、可能性が大きく広がっていることは間違いないです。
海外起業についてはこちらの記事をご参照ください。
鈴木さんからの今回の無料相談のフィードバック
最後に鈴木さんからいただいたフィードバックを下記に掲載しますね。
鈴木さんありがとうございました!是非、納得いくキャリアを歩まれてください。
↓↓(いただいたメール)↓↓
岡本さん
先日は貴重なお話をありがとうございました。重ねて返信が遅くなりましたことお詫び致します。
質問①今日の(先日の)無料スカイプコンサルはどうしたか?
自分が希望している職種の求人の状況やそれに対してどういうアプローチをした方が良いのかや、東南アジアでのその仕事の現在、どれくらい必要とされているのかというのを、実際に現地に住んでいる方の話しとして聞けたのが良かったです。
質問②それをあなたのキャリアデザインに活かせることは何ですか?
以前は東南アジアでの転職というのは自分の中の選択肢として考えてなかったのですが今回お話をさせて頂いて東南アジアも自分の選択肢に入れて先を考えていく事にしました。
質問③その他、何かありましたら教えてください。
海外就職をしようと考えている今の私の不安等を、経験者の岡本さんから聞けたのは良かったです。
どんな質問をしようかメモしておいたのですが、話がおわってからあれやこれも聞けばよかったと思ったので、また機会があればお願いしたいです。
今回このような機会を作って頂きありがとうございました。
(メールはここまで)
海外就職をしたいなら是非ご相談を!
ここまで鈴木さんを例に「海外で和食レストランの料理人として就職して、将来的に独立することはできるか?」というテーマでお話をしてきました。
海外就職を志すと言っても様々な目的があると思います。
ただ、具体的にはどうやって就職先を見つければ良いのか?
ということになると迷ってしまう人も多いと思います。
そんな方は是非、一度私たちのサービスをご覧になっていただければと思います(宣伝でした〜。笑)。
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
Photo by Wyron A,