What's 海外就職

【保存版】海外就職をするメリット10選(知らないと失敗する)

今回は「海外就職をする10のメリット」についてお話をさせていただきます。

海外就職をする方にとって、そのメリットをきちんと考えることはとても重要です。なぜならそのメリットこそが皆さんが海外就職をする意味であり、目的だからです。そしてその意味と目的をきちんと定めないと必ずブレます。

今回は、、

・海外就職する上での目的を設定する意義(をお話しした上で)
・海外就職をする10のメリット
・海外就職失敗事例

についてお伝えします。

最後に実際の失敗事例についてもお伝えしますので是非、最後までご視聴いただけますと嬉しいです。

もし、仮に皆さんが海外就職をする意義をしっかり考えずに就職活動をした場合、その準備段階でまずブレます。

海外就職を実現するためには様々なハードルを越える必要がありますが、うまくいかなかったり苦労をした時に自分にとっての海外就職をする意味がはっきりしていないと挫折してしまうかもしれません。

また、転職する国や転職する会社選びをする時に海外就職をする意味や目的をしっかり胸に刻んでいないとブレます。

なぜなら、その意味や目的は、自分の今後のキャリアにとって一番良い国を選んだり、多くの会社の中からどの会社にエントリーをするか?を決める「基準」になるからです。

例えば、もし「英語を使って」ビジネスをできるようになるという目的をあなたが持っていたとしたら、、アジア就職を前提に考えると、英語を日常的に話す人口の多いシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドなどがターゲットに入ってきます。

また、選ぶべき仕事も英語を使うことを前提とした職種につく必要があります。しかし、実際別の国や職種を選んでしまう人が後を絶ちません。

「え!そんなことあり得るの!!」と思うかもしれませんが、非常にこういう失敗は多いです。

例えば、最終的に入社する会社を選ぶ時に、仕事内容や英語を使うのか?という基準ではなく、ネームバリューや待遇を1番の基準にして入社する会社を選んでしまったりするんですね。

それで後から後悔をしたりします。その気持ちはわかります。初めての海外就職で不安だったり、転職エージェントに強く勧められたりすると、当初の目的や意味を忘れて人生のとても大切な選択をしてしまいがちなんです。

また、海外就職を果たして、実際に働き始めた後も、あなたにとっての海外就職をした意味が曖昧だとキャリアの迷子になってしまう可能性があります。

仕事や生活に慣れてくると、どうしても周りに流されてしまい、何となく日々を過ごしてしまいがちです。そして、次へのチャレンジを忘れてしまうかもしれません。

皆さんには、絶対にこんな失敗をしてほしくありません。

だからこそ、皆さんにとっての海外就職をする意味や目的を考えて欲しいんです。

今回、ご紹介する海外就職をする10のメリットは僕の著書の「キャリアシフト〜人生戦略としてのアジア就職」の中から抜粋したものです。

是非、ご紹介する10のメリットを参考にして「あなたにとって」の海外就職をする目的や意味を考えてください。そしてそれをノートにメモして何度も見返してください。

きっとそれこそが、皆さんのキャリアを照らす道標になってくれると思います。

前置き長くなってしまいましたが、海外就職をする10のメリットをご紹介していきます!

1. 今までの人生を「リセット」して新しい人生をスタートすることができる

著名な経営コンサルタントで教育者でもある大前研一氏は著者の中でこのように語っておられます。

人間が変わる方法は3つしかない。

1.時間配分を変える。
2.住む場所を変える。
3.つきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

海外就職を果たしたあなたは、この3つ全てを確実に変えることになります。

言葉や習慣や宗教、文化も異なる場所に住み、様々な考えを持つ現地の人々と付き合い、これまでと異なった仕事をするわけですから当然です。

もし、あなたが今までの人生を「リセット」して新しい人生のスタートを切りたいのなら、海外就職はとっても有意義な選択肢となるでしょう。

2. 仕事でも通用する本物の「語学力」を身につけることができる

就職を果たしたあなたはその日から英語を話し出すことでしょう。

なぜなら、そうしなければ仕事を進めていくこともできないですし、生きていくこともできないからです。

実際、僕のクライアントさんで2年ほどマレーシアで仕事をされた方がいますが、2年経った今、英語はペラペラです。当たり前ですよね。

彼は、英語で電話会議をこなし、商談をし、プレゼンもします。プライベートでは英語で友人と会話をします。

そのような環境にいれば当然英語力は圧倒的に向上します。

もし、あなたが海外就職を果たした場合、仕事でも通用する本物の「語学力」を身につけることができます。

3. 経験に裏打ちされた本物の「コミュニケーション能力」がつく

現地の人々と心を通わせスムーズに仕事をしていくためには、言葉の違いを克服するだけではなく、彼らの文化や歴史、考え方も知り、相手を尊重した上で自らの意見を主張するコミュニケーション能力が必要です。

あなたは海外で現地の人々と仕事をしていくことで、経験に裏打ちされた本物の「コミュニケーション能力」を手にいれることができるしょう。

4. 異なった文化や宗教、言語を持つ国の人と「友達」になれる

海外で仕事をする中で、あなたは様々な人と出会い、心を通わせ、多くの友人を得ることができるでしょう。

彼らとの交流は、これまでの日本国内の交友関係とは全く新しい考え方や価値観をもたらすことになります。

彼らとの交友や友情はあなたにとって、とても価値のある宝物になります。

5. 様々な考え方を持つ外国人と仕事をすることで人として「成長」できる

海外で言葉も文化も宗教も考え方も違う人々と仕事をすることはとても大変です。

決して簡単なことではないですし、安易な気持ちで海外で働く道を選ぶことに対して、僕はかなり懐疑的です。

しかし、だからこそあなたは成長できます。

もし今の日本のこの環境にあなたが納得していなかったり、ぬるま湯に感じているとしたら、アウェイの地で勝負してみることをお勧めします。

様々な考え方を持つ外国人と仕事をすることで、あなたは人として「成長」することでしょう。

6. ワンランク上の「やりがい」のある仕事を任せてもらえるチャンスをもらえる

海外に進出している日系企業は、自社のサービスを提供したり、工場で自社の製品を製造したり、開発を行ったりするために来ています。

そのため、現地の人々よりも給料が高い日本人であるあなたをわざわざ雇った理由は、現地の人々をマネジメントしたり、新規営業開発を任せたりするなど、現地の人々でできない仕事を任せるためです。

そのため、採用されて早々、責任ある仕事を任されることが多いです。

その分、仕事は大変ですが、マネジメントに近い立場で仕事をすることができるため、あなたが成長するスピードは速いと言えます。

7. 海外での経験が評価され「グローバル人材」として国内外で雇用機会が増える

海外で働き、得た経験はあなたにとって非常に大きな財産になるでしょう。

海外で得た語学力、コミュニケーション能力、業務遂行能力、マネジメント能力、人脈は今後あなたがグローバル人材として活躍する上でとても役に立つはずです。

一度そのような人材になってしまえば、そのまま現地の企業で幹部として仕事をしていくにせよ、別の現地企業に転職するにせよ、日本に戻りその国と関係があるビジネスを行う企業に転職するにせよ、より良い条件で雇用機会を得ることができるようになります。

8. 伸びゆく市場で「起業」するチャンスを見つけることができる

コロナ禍により一時的な落ち込みはあったとは言え、特にアジアの市場はまだまだ伸びていますし、今後も伸び続けることが期待されます。

一方で特にASEAN諸国は発展中であるが故にサービスやインフラが行き届いていない部分も多々有ります。

生活をする上においては不便に思うこともありますが、自らビジネスを起こすことを志している人にとっては、大きなチャンスがあると言えます。

市場が伸びていて、提供すべきサービスがたくさんあり、なおかつライバル企業もまだ入ってきていない分野が多くあるからです。

また、シンガポールを除けば、ASEAN諸国は物価が安いので初期投資が安く済む点もビジネスを起こしたい個人にとって起業のハードルを下げます。

あなたも伸びゆく市場で「起業」するチャンスを見つけることができるかもしれません。

9. 世界中どこでも生きていけるという「自信」を持つことができる

もしあなたが海外就職を果たし、数年の実務経験を積み、語学を習得したとしたら、大きな自信を手にすることになるでしょう。

あなたが自分らしく生きていこうと思ったら、新しいことにチャレンジしようと思ったら、絶対に必要なのは自分自身に自信を持つことです。

その自信さえあれば、あなたは別の国に就職をするにしても、国内で生きていくことを選ぶにしても、起業するにしても、一歩を踏み出す自信を得ることできます。

10. 自分らしい「オリジナリティ」豊かな人生を歩むことができる

SNSやブログなどで個人が気楽に情報発信をできる現代において、自分らしくオリジナリティある存在であることは、そのこと自体、非常に価値があることだと思います。

人は違いがあるからこそ、その人に惹かれ、またそのような経験や生き方をしている人にこそ、チャンスが巡ってくるからです。

もし、あなたが人とは異なる自分らしい「オリジナリティ」豊かな人生を歩みたいと思ったら、海外で勝負することを選択肢に加えてみても良いかもしれません。

人とは違う希少性の高い面白い経験をした人になることは、一つの目指すべき方向性だと僕は思っています。


いかがだったでしょうか?今回は海外就職で得られる10のメリットについてご紹介しました。

どれか一つでもあなたの心に刺さるものはあったでしょうか?

以前、ベトナムを訪問した際に、ベトナムに就職されて数年経つ日本人の方にお会いしました。その方は非常に優秀な方でシンガポールの大学院を卒業されベトナムのITカンパニーでブリッジSEとして仕事をされています。

その方の夢はシンガポール大学院時代の仲間と美術品の輸入ビジネスを手掛けることだと仰っていました。また、得意な英語力により磨きをかけてキャリアを切り開きたいとも仰っていました。

では、なぜ英語をほとんど使わないベトナムの今の会社に就職したのか?と聞くと、知人の転職エージェントに強く勧められたためとのことでした。

あなたの学歴やキャリアではシンガポールでの転職は無理で、まずはベトナム就職をして経験を積んだ後、キャリアを発展させていくべきと聞いたそうです。

調べてみるとその知人はベトナム専門の転職エージェントでした。その方のアドバイスの真意を想像することは難しくありませんよね。

そのアドバイスに従った彼の選択は正しかったのでしょうか?

もちろん僕はそうとは思えません。得意な英語に磨きをかける国や職場はあったと思いますし、ご自身の夢の実現に一歩でも二歩でも近づける仕事は他にもあったと思います。

もし、彼が自分の海外で働く意味や目的をはっきりと定め、それに従ってキャリアを歩んでいたとしたら、、別の選択肢もあったのではないでしょうか?

それでは今回の動画をまとめますね。

まずは、海外就職する上での目的を設定する意義についてお話をしました。キャリアの方向性をブレさせないためにも、あなたにとっての目的や意味を考えてみてください。

次に、海外就職をする10のメリットについてお伝えしました。是非、あなたにとっての海外就職をする目的を考える時に参考にしてください。

そして、最後に海外就職失敗事例をお伝えしました。信じられないかもしれませんが、このようなキャリア選択のミスは本当に多いです。是非、気をつけてください。

今回の動画を参考に、是非あなたにとっての海外就職をする意味、目的を考えて、是非ノートにメモをしてみてください。それこそが、海外就職の準備をする際、海外で働き始めた後もあなたのキャリアの軸になる大切な道標になるはずです。

3年後、5年後振り返った時、この動画を見て考えたことが人生やキャリアの分岐点になったと言ってもらえると嬉しいです。

本日は以上になります。

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒