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YouTube配信記事:【海外就職】海外就職における自分にぴったりな会社の選び方

こんにちは!
BEYOND THE BORDER 海外キャリアコンサルタントの岡本です!

前回こちらの記事で海外就職にあたっての国の選び方についてお話をしたと思います。
では、就職先となる国を選んだ後、就職先の会社についてはどのように選べばよいのでしょうか?

今回は皆さんのそんな疑問にお答えすべく、「海外就職における自分にぴったりな会社の選び方」というテーマでお話をしてみました。

※この記事は下記のYouTube動画の内容を記事にまとめたものです。

 

就職先の会社を選ぶ上での4つの軸

就職先の会社の選び方については、国の選び方と同様、人それぞれいろいろな考え方があると思います。
実際、僕のアシスタントを務めており、ベトナム就職経験者であるペクさんに伺ったところ、彼女の就職活動における軸が「挑戦する人を後押ししたい」だったとのことで、知らない土地への旅行というチャレンジをサポートしたいという想いで、旅行業界を選んだとのことでした。

ここからは僕の意見ですが、下記4つの軸に従って就職先の国を選んでいけばよいと考えています。

  1. WILLの観点
  2. CANの観点
  3. MUSTの観点
  4. 待遇の観点

1.WILLと2.CANの観点については、結局自分の意思とできること、得たいものを明確にし、それに合わせて国や企業を選んでいくという意味では国の選び方と同じになります。
一部繰り返しになる部分もあると思いますが、以下にて詳細に説明していきます。

 

WILLの観点とは?

この観点では、自分の価値観や仕事に求めることから考えます。

仮でも良いので、5年~10年の単位でどのようなキャリアを歩んでいきたいかをイメージできるようにして頂ければと思います。
今回の就職で何を求めるのか?ということを書き出すことが本当に大切なことです。

例えば、これからグローバルに活躍をしていきたいと思っていたとして、英語力や海外経験がほとんどない場合、転職の時点で外資系に就職し、高待遇でスキルも身に付くような仕事をしたいと思ってもなかなか競争も激しく、難しいのが現実です。
そこで、5年後にそうなっていたいという風にある程度のゴールを設定すると、そこから逆算して、目の前の就職先をどのように選べばいいかが見えてきますよね?

そんな風に簡単に上手くいくものでしょうか?と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
それについては上手くいく場合もあり、そうでない場合もあるというのが僕の答えです。

キャリアにおいては、思い描いたように進まないことはたくさんあります。
だからこそ、最初にある程度目指したいゴールを設定しておいた方がいいと僕は考えています。
なぜなら、いずれズレが生じてくると思うので、そのズレに気付いたときに自分がどうすべきか、つまりゴール自体を変えるのか、ゴールまでの道のりを変えるのかを考えるいいきっかけになると思うからです。
最初から何も持たずにスタートした場合、自分の当初目標からズレているのか否かを考えるチャンスさえ持てません。

よって、就職活動にあたってはご自身の価値観につき、一度しっかりと考えてみて頂ければと思っています。

 

CANの観点とは?

この観点では、現在のスキルや年齢から就職可能な企業を考えていきます。

当然ながら、求職者の持つ語学力やこれまでの経歴やスキル、年齢によって就職可能な企業は変わってきます。
よって、これまでの自身の職務経歴の棚卸しをしっかりと行って頂きたいと思います。
いずれにせよ就職先の企業に対して、職務経歴書を提出すると思いますが、その作成にあたっても職務経歴の棚卸しは非常に大切です。

さらに、可能であれば、次の就職先でどのようなスキルや経験を得て、自身のWILLとどのように繋がっていくのかを併せて考えて頂ければと思います。

 

MUSTの観点とは?

この観点では、企業側の求めるものきちんと考えて、自分自身のWILLやCANと一致するかを確認します。

企業が人材を欲しいという状況では、何かしら経営課題があって、足りないリソースを補充するために新しい人材を採用します。
例えば、営業の人材が不足している、WEB制作のできる人員が欲しいといった具合です。
よって、企業にとって不足している人材のニーズを探りながら進めるということが非常に大切です。
転職エージェントさんと共にそのニーズを予め確認するということも可能でしょう。

最も大切なことは、会社のニーズと自分のWILLやCANが一致しているかをしっかりと確認すること、もしくはそれが一致するようアピールしていくことが就職活動であるということです。
もし両者に乖離がある場合、仮に就職できたとしても不幸になってしまいます。

 

待遇の観点とは?

この観点では、会社によって異なる給料や保険、福利厚生、休暇などが自分の希望に合っているかを確認します。

待遇については求人票に書かれていますが、実際話を聞いてみると違うというケースもあります。
就職活動において待遇については確認しづらい部分もあると思いますが、転職エージェントを経由して聞いてみるとよいと思います。
あるいは、ある程度選考が進んでいき、企業側が求職者を採用したいという思いが強い場合、交渉が可能な場合もあります。

 

海外就職経験者の素朴な疑問:高待遇で納得して働いている現地採用者は少ないのでは?

ここまでお話をした上で、僕のアシスタントを務めるペクさんは下記のような質問をしてくれました。

 

海外就職した周囲の方で、高待遇で納得して働いている人は少ないように思ったのですが?

 

これについてはいくつかの理由が考えられると思います。

  1. 今回お話した4つの軸についてきちんと考えずに就職先を選んでしまった場合
  2. 現状で多くを望み過ぎてしまった場合

2.については、英語力もまだまだ不足している状態で、かつ海外経験もないのに高待遇を望むのはさすがに難しいですよね?

数々の転職エージェントの担当者にお話を伺ったところ、エージェントは高待遇の求人を実際には持っており、求職者に紹介し、入社して欲しいという思いはあります。
なぜならそれが高待遇求人を紹介し、紹介料を得るのが彼らのビジネスモデルだからです。
にもかかわらず、エージェントが求職者に高待遇求人を紹介できないのは、求職者のスキルが未だ企業が求めるスキルに到達していないからです。

ただ、3~5年後であれば分かりませんよね?
英語力が上がり、企業が求めるスキルが身に着けば、高待遇を狙える可能性も十分あります。
現状は難しくても、近い将来そうなる自分自身を信じて就職活動をし、スキルを付けていくことが大切です。

 

まとめ

今回は「海外就職における自分にぴったりな会社の選び方」というテーマでお話してきました。

今回お話した、就職先の企業を選ぶ4つの軸としては

  1. WILLの観点・・・価値観や仕事に求めることから考えるということ
  2. CANの観点・・・現在のスキルや年齢から就職可能な国を考えること
  3. MUSTの観点・・・企業が求めるものと自身のWILLとCANが一致することを確認する
  4. 待遇の観点・・・給料や福利厚生、休暇などが自分の希望に合っているか確認する

があるというお話をしました。
上手に情報収集をしながら、是非納得のいく就職先を選んで頂きたいと考えています。

 

今後もこちらのチャンネルで海外での働き方や頂いたお悩みについてお伝えしていきます。
お見逃しなく!

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒