マレーシア人の英語力って?仕事や生活で必要な英語レベルを現地採用者が解説
こんにちは!マレーシアで現地採用として働いている奥村 孝二 (おくむら こうじ)です。
マレーシアに海外就職したい人の中で、「マレーシアの英語力ってどうなの?」 と思っている方はいるでしょうか?
マレーシアの英語力は非常に高いです。2017 年英語能力ランキング(EF EPI) では、80 カ国中、13 位となっています。これはアジアではシンガポール(5 位) の次に高いレベルとなっています。(日本は 37 位)
僕は8カ月マレーシアに住んでいますが、ほとんどの人は英語を話せます。また、仕事や生活する上でも英語を話せれば問題ありません。僕は世界 50 カ国を旅してきましたが、スペインやウクライナなどの欧米の国よりもマレー シアの人の方が英語をきれいに話します。
今回はマレーシアの英語力をビジネス・生活・東南アジア(フィリピン)との違いの3つでご紹介します。どうぞご覧ください!
目次
マレーシアの英語力
マレーシアはマレー系・中華系・インド系と多⺠族の国です。各⺠族ごとに、使う言語は違いますが、共通語(みんなで使う言葉)は英語です。
またマレーシア人の英語力はとても高く、EF EPI の 2017年英語能力ランキングでは、80 カ国中、13 位となっています。これはアジアではシンガポール(5位)の次に高いレベルとなっています。(日本は 37 位 まだまだ低いですね><)
EF 英語能力指数 (EF EPI)は世界 80カ国と領土の成人を対象とした英語能力に関する調査をもとに英語を第 2 言語とする各国の英語力レベルの世界ランキングです。
EF EPI 2017 ‒ EF 英語能力指数より引用
つまり、マレーシアの英語力は国際的に高いと認められています。僕もマレーシアに住んで8カ月ですが、みんな英語を話すのでびっくりします!
各⺠族の英語力
次にマレーシアに住んでいる各⺠族(マレー・中華・インド系)の英語の特徴をご紹介します。各⺠族ともに若い人はほとんど英語を話せますが、お年寄りの人はあまり話せない印象です。
マレー系
マレー系マレーシア人は英語のクセが少し強いです。語尾にマレー語と英語が入り混じった発音をしているので、最初はまったくわかりませんでした。
中華系
中華系マレーシア人は英語がとても上手です。話していてもネイティブと遜色ないくらいレベルが高いです。 ビジネスで英語を話していてもうますぎるので圧倒されます。
インド系
インド系マレーシア人はとてもクセのある英語を話します。ヒンドゥー語は巻き舌で発音するので、英語の音も舌を巻きすぎていてまったくわかりません。最初は英語を話しているとわかりませんでした。今は少しずつ聞こえるようになりました。
マレーシア人の人たちは英語でコミュニケーションは取れます。ですが、最近ではミャンマー・バングラデシュ・ネパールなどの移⺠も受け入れています。移⺠の人は話せない人も多いのでご注意ください。
マレーシアのビジネス英語
マレーシアで働こうと思っている人は TOEIC で 650 点以上あれば大丈夫です。 僕は TOEIC で 840 点ありますが、最初はビジネスで英語を使う自信がありませんでした。ですが、繰り返し営業や商談を行っているうちにビジネス英語が身につきました。
ビジネス英語といっても難しい表現や単語が少し増えるだけです。わからなければ Google 翻訳を使いましょう!僕もメールの返信や会話でもたまに使います。
もし営業や商談で「私の英語は通じるかな?」と思っている人は、自信を持ってください!!
ビジネスでは”自信を持って英語を話すこと”が 1 番大切です!!
マレーシアは他⺠族なので、少し発音や文法が間違えただけでは誰も気にしません。相手の英語が間違っているくらいです。ですので、気にせずバンバン使ってください。使えば使うほど自分の英語力も伸びます。
マレーシアの生活での英語
マレーシアで生活する上で必要な英語は単語だけで何とかなります。日常で使うレストランやスーパーなどは英語表記ですので、単語さえ理解できれば生活できます。
僕の会社に事務員で日本人の女性がいます。まったく英語は話せませんが、問題なく生活しています。しかし、ローカルの屋台や国の機関(郵便局・役所)には英語を話せる人が少なく、英語の表記すらありません。最初は困りますが、周りの人に助けを求めれば 教えてくれるので安心してください。
フィリピンとマレーシアの英語の違い
僕はマレーシアに就職する前にフィリピンで英語留学をしていました。僕が感じたフィリピンとマレーシアの英語の特徴をご紹介します。
フィリピン
フィリピンの人の英語はすごくきれいな発音ですごく丁寧です。東南アジアで 海外就職を考えているならば、1度フィリピンで英語を学ぶのをおすすめします。きれいな発音を学ぶことで、他の東南アジアの国のなまりに対応できます。
マレーシア
マレーシアの英語はマングリッシュと呼ばれ癖があります。また他⺠族なので 、発音やなまりがそれぞれ違います。英語を学ぶのには発音がバラバラなのであまりおすすめしません。ですが、住んでいる間になれるので、ぜひみなさんもマレーシアに来ていただきたいです。
英語学校比較
現在、フィリピンのセブ島で日本人経営の英語学校は約70校あります。マレーシアでは日本人経営の英語学校はほとんどありません。
フィリピンの日本人経営の学校は日本人が多く、日常も日本語を使ってしまいます。ですが、カリキュラムや施設が充実しているところが多いです。また、ほとんどの学校では先生と1対1での授業を行っています。
マレーシアは英語学校には韓国人・中国人などいろいろな国の人が集まります。日常でも英語を使いますが、グループでの授業が多いです。
もし東南アジアでの英語学校を考えているのならば、それぞれのメリット・デメリットを調べて決めることをオススメします。
おすすめの英語学校
CROSS×ROAD(フィリピン・セブ島)
僕が1番おすすめする英語学校はフィリピンのセブ島にあるCROSS×ROADです。
世界1周・ワーホリ・東南アジアの海外就職にフォーカスした英語のカリキュラムを組んでいます。僕はCROSS×ROADでTOEICのスコアを3ヶ月で510点から840点まで上げました。また、英語学校を卒業後にマレーシアの就職も無事に果たすことができました。
詳しくはこちらから ⇒ CROSS×ROAD 公式ホームページ
WALL STREET ENGLISH(マレーシア・クアラルンプール)
マレーシアではWALL STREET ENGLISHがおすすめです。僕は行ったことはありませんが、僕の友達が通っていました。英語の先生もインド系・欧米系・アメリカ系とさまざまな人種の人がいます。
日本人がほとんどいないので、英語にどっぷり浸かりたい人にはおすすめです。
詳しくはこちらから ⇒ WALL STREET ENGLISH 公式ホームページ
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はマレーシアの英語力をご紹介しました。マレーシアの英語力は高いですが、就職や転職のハードルは低いのでおすすめです。
英語力を伸ばし、国際力を高めるには非常にいい環境です。
みなさんもぜひマレーシアの海外就職に挑戦してください!
心から応援しています。
また僕個人でマレーシア生活・英語・海外就職のブログを書いています。ぜひこちらもご覧ください!⇓⇓
読んでいただきありがとうございました!