【経験者が語る】海外就職で企業選択を失敗しないためには?【5つの方法】
こんにちは! マレーシアで現地採用として働いている奥村 孝二です。
みなさんの中で
- 海外にもブラック企業はあるの?
- 海外就職で会社選びに失敗したくない!
と思っている方はいるでしょうか?
今回は僕の経験から考えた海外就職で企業選択を失敗をしないための5つの方法をご紹介します。
実は僕はマレーシアで最初に入った会社を2カ月で辞めてしまいました。働いている中で精神的に疲労してしまい、2カ月という早さで会社を退職しました。
みなさんにはそんな失敗や経験は絶対にして欲しくありません!
海外就職はとてもいい経験ができ、将来の可能性もあります。ですが、このようなブラック企業やデメリットもあるんだなと思っていただければ幸いです。
どうぞご覧ください!!
目次
海外就職した僕の失敗パターン
はじめに
はじめに、僕が海外就職をしようと思ったきっかけは「ワクワクする仕事がしたい」と思ったからです。東南アジアはまだまだこれから発展する国なのでそこで働くと面白いんじゃないかな・成長できるんじゃないかなと思いました。
詳しくはこちらから ⇓⇓
平凡から非凡な人生!27歳で世界一周後、マレーシアへ海外就職した奥村孝二のストーリー
東南アジアでの海外就職をするにあたり、タイ・マレーシア・フィリピンの転職エージェントを周り情報を集めました。
また、フィリピンのセブ島の語学学校(CROSSROAD)にてTOEICの点数を510点から840点までアップさせ、転職活動に挑みました。
その結果、マレーシアで4社から内定をいただくことができました。その中の1つの日系の会社に就職を決めました。
2カ月で退職した理由
僕が入社したのは社員が4人という非常に小さい会社です。新規開拓がメインの会社で、飛び込みやテレアポなど業務自体も厳しかったです。また、従業員の意見を聞いてくれない社長がすべてといった独裁的な会社でした。
僕が精神的に弱かったのかもしれませんが、パワハラなどがあり体を壊してしまい2カ月という早さで会社を退職してしまいました。
海外での会社事情と現実(ギャップ)
海外にもブラック企業はたくさんあります。日系企業では小さい会社やベンチャ−企業が多いので、働く体制がきちんと整っていません。
その中でも僕が海外で働いてみた現実(ギャップ)は以下の通りです。
- 日本では大きな会社でも、海外では日系会社の規模は小さい
日本人のほとんどが知っている会社名でもマレーシア国内ではあまり知られていないこともあります。会社名で就職する会社を選ぶのではなく、業務内容や面接官の相性などで会社を選びましょう。
- 社長や上司の方針がすべてで、口を挟めない会社もある
ある程度大きな会社では組織ができているので、自分の意見も尊重してくれます。ですが、ベンチャー企業や社員数が10人以下の会社では社長や上司の意見が絶対の会社も多いです。
- 就労ビザをなかなか発行してくれない会社もある
就労ビザサポートと書いている企業でも、現地で働いている最中に申請されることが多いです。ビザの期間は1〜2年間なので辞められるリスクも考えて半年以上申請してくれないこともあります。そんな企業はブラック企業の可能性が高いので注意しましょう。
- 海外での業務は想像以上に大変
これは僕の体験ですが、海外での業務は大変なことが多いです。すべて英語でのやり取りで、取引先が納期に間に合わないことも多々あります。イライラすることもありますが、「郷に入っては郷に従え」の精神で仕事を進めていきましょう!
僕の経験談から考えた海外就職で企業選択を失敗しないための5つの方法
僕の退職の経験や海外就職での現実を考えて、海外就職で会社選びの失敗を防ぐ5つの方法をご紹介します。
1. 人柄を見る
1つ目は人柄を見るです。海外就職では「やりたいこと」や「目標・夢」を持っている人が多いです。僕も面接では人柄をあまり気にせず、自分の「やりたいこと」や「目標・夢」を優先し会社を選んでしまいました。
「仕事内容さえ面白ければなんとかなるだろう。」そう考えていました。
ですが、会社を2カ月で辞めてしまいました。大きい会社では人事異動や相談できる環境にありますが、僕の会社は小さく日本人も僕と社長の2人だったので誰にも相談できませんでした。
「やりたいこと」や「目標・夢」がある人でも、面接で上司や社長の性格・人柄が自分に合うのかしっかりと確認しましょう。
2. 会社の他の人の話を聞く
2つ目が会社で働いている他の人に話を聞くです。海外就職では基本的に2回面接があります。1回目はスカイプや電話面接で、2回目が現地(海外)での面接になります。
面接官は直属の上司や社長が多いです。なかなか面接官以外の働いている人に話を聞くことは難しいです。しかし、上司や社長と話して納得がいかない場合は、働いている人にも話を聞きたいとお願いしましょう。
もしそこで断られるようならそれまでの会社ということです。納得して働く会社を選ぶためにも働く人の話を聞いて疑問点を解消し、質問してみましょう。
3. 現地に実際に行ってみる(航空券確保)
3つ目が現地に実際に行ってみるです。僕もびっくりするのですが、自分が働きたいと思っている国に行ったことがない人がとても多いです。
自分が働きたいと思っている国には働く前に絶対に行きましょう!
最近ではタイやマレーシアで働いている人がテレビでよく取り上げられています。その情報だけを信じて国を選ぶ人が多いです。テレビやマスコミはメリットしか提供していません。
働いてみて「環境が違った!」など、失敗しないためにも自分の働きたい国くらいは数日でもいいので訪れましょう!
4. 会社の口コミサイト・SNSをチェックする
4つ目が志望している会社の口コミサイト・SNSをチェックするです。しかしながら、マレーシアを始め海外の企業の口コミサイトやSNSからの情報は非常に少ないです。
【働く会社名 + 評判】など最低限の会社の情報はGoogleなどで調べておきましょう。また、日系企業の場合は海外の支社だけではなく、日本での会社の評判も調べておきましょう。
5. 他社の転職エージェントに確認する
5つ目の方法が他社の転職エージェントに確認するです。みなさんは海外就職するときに、海外転職エージェントを使っていると思います。
僕がおすすめする転職エージェント(東南アジア限定)
JAC Recruitment
REERACOEN
パソナ グローバル
桜リクルート(マレーシア限定)
【参考記事】
マレーシアで僕が実際に登録した“おすすめの転職エージェント”4選
僕はマレーシアで僕が実際に登録した“おすすめの転職エージェント”4選でも書いているように3・4社の登録をおすすめしています。転職エージェントの中では現地の会社の情報をたくさん持っています。
優良な転職エージェントは離職率の高いブラック企業は紹介しません。
すぐに辞められては紹介料が入らないからです。
会社を紹介してくれた以外の転職エージェントに自分の第1・2志望の会社の評判を聞いてみましょう。悪口をペラペラ話す転職エージェントもいいとは思いませんが、信頼できる転職エージェントに聞くのは1つの手です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が、僕の経験談から考えた「海外就職で企業選択の失敗しないための5つの方法」です。
もちろんブラック企業もありますが、優良な企業もたくさんあります。しかし、海外就職で働いていてすぐに辞める人が多いことも事実です。
自分にとって最適な会社を見つけるためにも、会社選びはしっかりと行いましょう。
僕のブログはこちらから⇓⇓
読んでいただきありがとうございました!