YouTube配信記事:【海外就職】ベトナム就職のメリット・デメリット
こんにちは!
BEYOND THE BORDER アシスタントのペクです!
「海外で働きたい!」という想いはあっても、実際に一歩踏み出すのは怖いですよね?
今回は実際にベトナムで働く中で感じた、「ベトナム就職のメリット・デメリット」についてお伝えしていきます。
- ベトナムで働いてみてよかったところは?
- ベトナム就職ってキャリアアップの観点から見てどうなんだろう?
- ベトナム就職にあたって注意が必要な点とは?
あくまで私の場合のお話ですが、これからベトナム就職をされる方の参考になりますと幸いです。
※この記事は下記のYouTube動画の内容を記事にまとめたものです。
目次
私が考えるベトナム就職のメリット
治安が良い
何よりベトナムは治安も比較的よく、本当に住みやすい国だと思っています。
日本や日本人に対しても友好的で、目立った犯罪もあまりありません。
実際、外務省の渡航注意喚起情報を見ても、ベトナムには注意喚起が何も出ていないので、地図が真っ白です。
もちろん外国なので常に気を付けるようにはしていましたが、治安面での不安が少ないところは、長期で滞在する上ですごくいいポイントだと思っています。
タイ・マレーシア・シンガポール・ベトナム:注意喚起なし
フィリピンのマニラ・セブ(海外就職先として多い都市):レベル1
インドネシア・ジャカルタ(海外就職先として多い都市):レベル1
※レベルは1~4段階あり、4に近づくほど危険度が高い
※ベトナムの治安については過去にこちらの記事でも取り上げているので、併せてご覧下さい。
女性が働きやすい
家庭を持ちながらも、イキイキと働く女性をたくさん目にできたことは個人的によい刺激になりました。
海外インターン先のフィリピンでもそうでしたが、ベトナムもビジネスの場で女性が活躍しているケースがよくありました。
実際、私が勤めていた会社でもベトナム人マネージャーはほとんど女性でした。
出産間近まで働いて、半年の産休が明けたらすぐみんな職場に戻ってきていました。
もちろんそれに対して、人それぞれの感じ方があるのは承知の上でのお話ですが、結婚して子供がいても、当たり前のように「仕事が好き」と言って帰ってこれる女性たちを素直に格好いいと思いました。
それに対して、周囲も理解があって、困ったときに助け合うような雰囲気でした。
お子さんが夏休みの時期に面倒を見る人がいなければ、オフィスに子供を連れてきて仕事をしていて、それがみんなにとって当たり前の光景、手が空いた人が子供たちの面倒を見ていたりということもありました。
なかなかまだ日本では見掛けない光景なのではないでしょうか。
日本:101位
ベトナム:66位
タイ:65位
マレーシア:100位
インドネシア:97位
※データは2012年のものです。
国の成長を感じられる
伸びている国であるということは、実際に住んでいる頃から実感として感じていました。
街も住んでいた1年でだいぶ変わりましたし、至るところで工事が進んでいて、未来が明るい国なのだと思っていました。
そのおかげか人々の幸福度も大変高い国だと思います。
こちらの記事・YouTubeでもお伝えをしていますが、ASEAN諸国の経済力は約2倍になっています。
一方で、日本はこの30年間ほとんど経済成長をしていません。
伸びている国にキャリアの軸足を置き、明るく前向きに進んでいけることはすごくいいことだと思います。
ベトナム就職のデメリット
英語力向上を目的とする人には不向き
ベトナムはベトナム語が公用語であり、街中ではほとんどベトナム語しか通じない環境です。
よって、英語力向上という目的を持っている方や英語環境を重視される方にはあまりお勧めできません。
特に、タクシーの運転手と上手く意思疎通ができないところは、個人的にかなりストレスでした。
私自身については、英語環境を重視して職場選びをしており、職場に関してはどのスタッフも基本的に問題なく英語で意思疎通ができるレベルで、英語の使用頻度も高くはありましたが、街中でも英語が使えるフィリピンと比べると、英語を伸ばすという点では難しいように思いました。
英語力自体についても、実際に定期的にTOEIC等を受けていた訳ではないので、明確に示せる訳ではありませんが、セブにいた頃よりは自分の実感として下がっている感じがありました。
自分で英語力が落ちないように毎朝英語の教材に触れたり、英語を話すコミュニティになるだけ身を置くようにするなど、かなり自分で努力しないと英語力を維持するのは大変だと感じました。
オープンでフラットな関係を好む人には不向き
オープンでフラットな関係や環境を望むのであれば、ベトナムは少し合わない可能性があるように個人的には感じました。
もちろん、勤める会社によって大きく変わる部分ではあると思います。
フィリピン・セブで働いていた頃は、比較的社歴による序列等は少なく、新しく来たスタッフについても比較的ウェルカムな感じでした。
フィリピン人スタッフはオープンマインドで付き合いやすく、会社の雰囲気は意見交換がしやすい雰囲気でした。
一方、ベトナムでは結構序列が重んじられるように感じました。
「上司が言ったことは絶対」のような雰囲気は少なからずあり、その点は日本と似ていると感じました。
保守的な部分がある
こちらも会社によるので一般論ではないかもしれませんが、失敗を恐れるあまり新しい挑戦をしたがらないのも個人的にはモチベーションが下がるポイントとなってしまいました。
せっかく海外にいるので、いろいろ新しいことに挑戦してみたいという気持ちがあるにもかかわらず、ローカルスタッフは保守的で、新しいことを取り入れるのを嫌がってしまう場面がありました。
また、特にお金が絡んでくるときに、何かと承認が必要で、そのプロセスが本当に長いです。
他の日系企業に勤める友人からの話でも、少なからずこの傾向を見て取ることができました。
まとめ
今回は実際にベトナム・ハノイに就職した私が「ベトナム就職のメリット・デメリット」というテーマでお話をしてきました。
私自身の経験が少しでも皆様の参考になりますと幸いです。
また、今回のポイントにつき簡単にまとめておりますので、ご参考下さい。
ベトナム就職のメリット
- 治安が良い
- 経済が伸びている
- 女性が活躍している
ベトナム就職のデメリット
- 英語力向上はさほど見込めない
- 割と序列を重んじる国民性
- 保守的な部分が一部ある
国民性はもちろん、経済状況や治安も各国ごとに異なりますので、事前にしっかりと調べた上で、自分にあった国を選ぶのが大切です。
今後もこちらのチャンネルで海外での働き方や頂いたお悩みについてお伝えしていきます。
お見逃しなく!
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