【海外就職】初めての人が『最初』 にすべき5つの手順
海外就職に興味があるけど、実際どこからスタートするべきかわからない。
そもそも海外就職って自分にできるのか知りたい。
そんな声を度々お聞きします。
確かに海外就職は一般的なキャリアとは違いますし、あまりまとまった情報もないのでどうやって調べたら良いのかわからないですよね。
今回の動画をご視聴していただくことで、海外就職に興味がある方が、実際に挑戦するかの意思決定ができるようになります。
是非、最後まで読んでいただけますと嬉しいです。
皆さんは、海外で働くことに何となく憧れを抱いていたり、これまで勉強してきた英語力を海外での仕事で活かしたいと思っているかもしれません。
でも、なかなか日常の仕事や生活で忙しくて、海外で働くことについて調べたり考えたりする時間が取れないということはないでしょうか?
何となく今のキャリアは違うと思っていても、実際、何かを変えるための行動までできている人はとても少数派だと思います。
でも、そんな状況を放置していれば、結局、1年経っても3年経っても5年経っても何も変わらないまま、大切なタイミングを逃してしまう可能性もあります。
しかし、この記事を読まれている皆さんは違います。既にこの動画にたどり着いている段階で実際に行動し、調べているということですよね。
まずは、皆さんがキャリアをより良くするために、行動して一歩を踏み出しているという事実を知っていただき、ご自身のことを認めてあげていただきたいと思います。
それでは内容に入っていきますね。
【海外就職】に興味を持った人が『最初』にすべき5つの手順はこちらになります。
1 海外就職をする目的をはっきりさせる
2 自己分析を行い、自分が求めるキャリア像やスキルの棚卸しをする
3 情報収集を行い、就職する国や職種に必要な条件をリストアップする
4 海外就職に挑戦するのか、いつするのかの意思決定を行う
5 英語(語学)の学習計画を作成する
それでは一つ一つ見ていきましょう!
まずはここからスタートさせましょう!
目次
① 海外就職をする目的をはっきりさせる
海外で働くと言っても、目的は様々です。
英語を身につけてグローバルに活躍したい!という方もいらっしゃいます。
また、単純に海外での生活をすることを楽しみたい!と思われる方もいらっしゃいます。
人によっては、外国人の友達が欲しいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その目的を果たすために、本当に海外で働くことは必要なのでしょうか?
また、別の方法はないでしょうか?
もし仮に海外就職をするにせよ、目的によって選ぶ国や仕事内容は変わってきます。
もちろん、国や仕事内容によって、求められる英語力やスキルも異なってきます。
そして、この目的こそが、みなさんが海外就職する国や仕事、就職企業を決める判断基準になります。
ですから是非、あなたにとっての海外就職をする目的を考えて、ノートなどに書き留めてください。
この作業をやっていないと海外就職の準備段階で必ずブレてしまいます。また、就職後、現地での日常に慣れてきた段階で目的を見失い、周りの環境に流されてしまうかもしれません。
あなたにとっての海外就職をする目的を是非、きちんと言語化してくださいね。
この海外就職の目的についての動画もアップしていますので、興味がある方は是非ご覧になってください。
② 自己分析を行い、求めるキャリア像やスキルの棚卸しをする
海外就職をする目的をはっきりさせたら、是非、自己分析を行いましょう。ここで主に把握していただきたいのはご自身のWILLとCANです。
ここでWILLとは【意志】、つまり価値観を意味します。どういったキャリアを歩んでいきたいのか?どういう人生を送りたいのか?どんな自分でいたいのか?といったものです。
またCANとは【できること】、つまりスキル、経験、経歴といったものです。例えば、現在の英語力やどんな分野の業務経験を持っているか?ITや営業などのスキルなどですね。
そして、自己分析の後にまずやっていただきたいことは、先ほど確認した「海外就職をする目的」がご自身のWILLを実現する手段になっているのか?ということをチェックしていただくことです。
例えば、私のWILL、価値観は「自分自身が世界を舞台に自由に自分らしく生きていきたい、そしてそう願う人々のサポートをしていきたい」というものです。
そのための手段として、仕事やキャリアがあります。例えば海外に自分自身が出ていき現地の情報を仕入れたり、このように皆さんにお伝えしています。そしてこれは、自分のWILL、価値観に合致したものであると言えます。
このように、自分自身のWILLを達成する手段として、海外就職が適切なのか?は必ずチェックしてくださいね。
また、CAN、つまりスキル、経験、経歴によって、海外就職できる国やタイミングは異なってきます。さらにこれらを把握することは履歴書や職務経歴書を作成するのに必ず必要になります。
早いうちに確認をしておきましょう。
具体的な自己分析の方法については、また別の動画でご紹介します。
③ 情報収集を行い、就職する国や職種に必要な条件をリストアップする
次にやっていただきたいことは、ご自身が就職をしたいと思う国や仕事について調べることです。
当然ながら、就職する国や職種、会社によってそのハードルはまちまちです。
そのため、自分のキャリアプランを実行に移すためには、乗り越えるべきハードルを把握してその準備をしなければなりません。
例えば、同じ英語圏であっても、欧米に就職したいのか?シンガポールに就職したいのか?フィリピンに就職をしたいのか?によってそのハードルは全く異なります。
また、ITのスキルを活かして就職したいのであれば、国によってIT技術者が求められるところもあればそうでない国もあります。
さらに、ご家族で移住を考えているのであれば、治安や教育水準といった生活面も非常に重要な要素になりますよね。
皆さんが就職したいと思う国について、是非、情報収集を行い、就職する国や職種に必要な条件をリストアップしてください。
具体的なチェックの仕方については別の動画で解説をしていますのでそちらをご確認ください。
④ 海外就職に挑戦するのか、いつするのかの意思決定を行う
ここまでのステップで皆さんはご自身の海外就職をする目的、ご自身の価値観やスキルの棚卸し、さらには海外就職を希望する国の情報を把握しています。
いよいよ、自分は本当に海外就職すべきなのか?いつそれを実行に移すかの意思決定をしてください。
人によっては、今の英語力では難しい方もいらっしゃるかもしれません。
その場合はどれくらいの期間、語学学習に充てるのか?ということも含めて、いつまでに海外就職を実現するのかを決めていきましょう。
ここで注意していただきたいのは年齢についてです。
現地採用での海外就職を前提とした場合、20歳代中盤〜30歳代前半までが一番求人数が多いです。
もちろん、それ以降の年齢でも海外就職することは可能ですが、これまでのキャリアが長い分、そこでの実績やスキル等も問われることになります。
逆に年齢が若ければ、意外と英語力やこれまでのキャリアがそこまでハイスペックでなくても海外就職は可能であったりします。
海外就職に限らず、何か物事を変えるには決断をして期限を設けることが必要です。
あなたは、今のキャリアを変えたいと思っていますか?もしそうであるならば、自分自身を知り、挑戦したいことについて調べ、必要な条件をリストアップして意思決定をしましょう。
自分を変えることができる人は、決断することができた人だけです。
⑤ 英語(語学)の学習計画を作成する
もし、あなたが、海外就職をすると意思決定をしたのなら、なるべく早めに英語、もしくは現地で使う言語の学習計画の作成を行いましょう。
語学は、海外就職を果たす上でも、現地で活躍する上でも必ず必要になってきます。また、長いキャリアを考えた場合、特に英語を習得する上でのメリットは計り知れません。
一方で、語学の習得には非常に時間もかかります。また無計画に学習を続けてもなかなか上達が見込めません。
そのため、効率的な学習計画を立てることが効果的です。
ただ、英語学習に3年も5年もかけているようですと、海外就職のタイミングを逃してしまう可能性もあります。
私のオススメはできれば1年、長くても2年ほどでまずはその時点で就職が可能な国に就職をしてしまい、現地で英語力を伸ばしていくことです。
英語を話さざるを得ない状況に身を置いてしまう方が、圧倒的に上達は早いです。
海外就職に必要な各国ごとの英語力は別の動画でご紹介をしていますのでそちらをご覧ください。
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いかがだったでしょうか?
今回の動画では、海外就職に興味を持ったら最初にすべきことの概要についてご説明をさせていただきました。それぞれの詳しい項目については別の動画をご視聴いただければと思います。
キャリアコンサルタントである私が一番勿体無いな、、と思う方は、今のままでは望むキャリアを歩むことはできないと感じているのにも関わらず、いつまでも同じ場所をぐるぐる回っている人です。
慣れ親しんだ場所から出ることが怖いのはとてもよくわかります。その場所がある程度居心地が良い場合はなおさらです。
また、今の場所から抜け出したいと思っていても身動きが取れずに苦しんでいらっしゃる方もいるかと思います。
ただ、自分自身のキャリアを変えることができるのは自分だけです。
もし、海外で働くことに興味を持っていらっしゃるのであれば、是非、今日ご紹介した5つのうち1つでも良いのでやっていただけますと嬉しいです。
これまでの自分を変えるきっかけになるかもしれません。
本日は以上になります。