私にもできるかも!田舎OLから海外就職をした27歳女子の現実と本音

こんにちは!海外キャリアコンサルタントの岡本(@tokamoto1979)です。

今回は2016年4月にフィリピン・マニラに海外就職を果たした上田亜優美さん(27歳)にインタビューをしてきました(インタビュー時は2017年9月2日)。

上田さんはマニラで海外就職する前は地元の長野県で普通の OL社員として仕事をしていました。日本での会社員としての生活は退屈で、自分の将来について希望を描けなかったとのこと。

フィリピン・マニラに海外就職をした27歳女子の仕事と生活とは?そしてどういう経緯でマニラ就職をすることになったのか?今回はその現実と彼女の本音に迫ります。

 

マニラに海外就職をした27歳女子の仕事内容とは?

(上田さんが働くマニラ・マカティの街並み)

・マニラに就職して約1年半が経過しますがどのようなお仕事をされているのですか?

現在は、マカティの日系企業に勤めています。そこで、オフィス家具の販売をフィリピンローカルの販売代理店を通して行うのが私の仕事です。

・具体的にはどういったことお仕事内容なのでしょうか?

営業戦略の立案からその実行、お客様への家具の納入、事務処理まで全てをこなしています。

お客様はマニラの日系企業が多いのですが、現地のローカルの販売代理店のフィリピン人スタッフをマネジメントしながらオフィス家具の販売から納入を行っていますね。

・まだ入社して1年半なのにそんな責任のある仕事を任せれているんですか??もちろん英語も使いながら仕事をされているんですよね?

はい。英語についてはまだまだですが、何とか英語を使いながら頑張っています(笑)。

オフィス家具事業についてはほぼ私一人で手がけているのでプレッシャーもありますが、やりがいもあってとても楽しいです。

年に2回ほどはマレーシアのクアラルンプールで当グループ会社の国際会議もあるのですが、そこにも出席させていただいたりとフィリピン以外の国にも行くこともあります。

もちろん大変なこともありますが、やりがいもあるし、刺激的だし、確実に成長している実感がありますね。

(上田さんも参考にした海外就職がわかる無料動画講座はこちら。)

 

マニラに海外就職するに至った経緯とは?

・現在、海外でバリバリ仕事をしている上田さんですが、昔は何をされていたんですか?

元々は短大を卒業した後、長野県(長野市)で3年半ほど事務の仕事をしていました。短大卒業時は、正直何も考えていなくて。

適当に就職活動をして内定をいただいたところに入社したんです。でも、暗くて狭い部屋でいつもと同じ事務のおばさんたちと毎日顔を合わせて仕事するのがだんだん苦痛になってきて。。

このままずっとここで仕事をしていくのかなぁ?なんて考えるようになりました。

・英語は元々できたんですか?

いやいや、全然です(笑)。元々短大では国際コミュニケーション学科だったんですが英語はほとんできませんでした。

昔から海外に興味があったのですが海外経験もほとんどなかったですし、まさか自分が海外で仕事をするなんて全く考えてもいませんでした。

・どんなきっかけでマニラで海外就職をすることになったのでしょうか?

長野での仕事に行き詰まっていましたし、海外に興味はあったので、最近話題のフィリピンのセブに2ヶ月ほど英語留学をすることにしました。

セブは日本から近いですし、格安でマンツーマンの英語留学ができます。そこで初めて海外就職という選択肢を知りました。

それで色々と自分なりに調べて、転職エージェントさんに今のマニラの会社を紹介していただき就職することになりました。

・フィリピン留学はいかがだったでしょうか?

とても良かったです。私が通った学校は、毎日4時間〜8時間のマンツーマンの授業がついて、私は1日6時間の授業を受講しました。学校の宿泊設備は整っていましたし、1日3食の食事、掃除洗濯サービスもついていましたので勉強に集中をすることができました。

治安も安定していましたし、そこで出会う皆さんは、「海外で仕事をする」「世界中を旅する」「ワーキングホリデーでオーストラリアに行く」など明確な目標を持っている方が多かったです。

私は当初、ワーキングホリデーに行くつもりだったのですが、他の生徒さんや学校のスタッフの皆さんと接する中でとても影響を受けて海外就職を志すことになりました。

上田さんが通っていた英会話スクールはこちら

・英語を必要とする海外の職場への転職活動は大変ではなかったですか?

そんなに大変ではなかったですね。少なくとも私が就職したフィリピンではそこまで高い英語力は求められませんし、転職エージェントのサポートもあったので比較的簡単に転職活動は終わりました。

 

フィリピン・マニラの生活と仕事の待遇はどんな感じ?

(今回インタビューをしたマカティのスタバの前の通り)

・フィリピンでの給料や待遇はどんな感じなのでしょうか?

お給料については80,000ペソ(日本円で180,000円ほど)いただいていますし、海外保険なども会社で負担していただいています。物価が日本より安いのでそこそこ貯金もできていますね。この1年ほどで100万円ほど貯金ができましたし待遇については満足しています。仕事も忙しい時もありますが、通常は定時にあがれることが多いです。仕事内容を自分で考えてコントロールできるのでそんなにストレスもかかりませんね。実は日本にいる時よりも給料も貯金も増えました(笑)。

・職場や住まいはどこにあるんですか?

職場も住まいもマニラのマカティです。マカティは都会ですし、綺麗で大きなショッピングモールやオシャレなカフェや日本食レストランもあるのでとても便利ですね。治安も不安に思うことはないですし、日本人の女性の方でも充分暮らしていけると思います。

・確かにマニラは大都会ですし、特にマカティは綺麗なオフィス街ですね。

はい。長野よりもずっと大都会ですし、オシャレで便利ですね(笑)。

・アフター5は何をされているんですか?

アフター5は日本人の方と食事会に行ったり、パーティに参加することが多いですね。そこで情報交換をしたり、家具販売のお仕事につながることもあります。何よりそこで出会う方達との交友が楽しくてたまらないです。社長さんや起業家の方も多いですし、日本では決して出会えなかったような方ともすぐにお友達になれたりします。最近では22歳でマニラでレストランのオーナーでいらっしゃる日本人起業家の方と仲良くなりました。そんな彼らから刺激を受けることも多いです。こんなこと、日本ではなかったなぁ。

・休日はどのように過ごしているのですか?

家でゆっくりと読書をする時もあれば、日本人やフィリピン人の友人と遊びに行ったり、バトミントンや卓球などのスポーツをすることもあります。たまにダイビングをやりに行ったり、セブに遊びに行くこともありますね。

 

フィリピン・マニラで仕事をする中で大変なことは?

・初めての海外就職とのことですが苦労することもあるのではないでしょうか?

もちろん大変なことはあります。特に文化や考え方の違うフィリピンの同僚や取引先とのコミュニケーションでとまどうこともあります。今日もフィリピン人の取引先と待ち合わせをしていたのですが、3時間も遅れて来ました(笑)!

・3時間も遅れてくるのはすごいですね!ストレスに感じないのですか?

お客様が日本人の方の場合が多く、私たちとしては日本クオリティのサービスを求められるので、彼らをマネジメントすることにストレスに感じることもあります。ただ随分慣れましたね(笑)。日本人のお客様もフィリピンの事情をわかっていただけますし。ただフィリピンの方は陽気で良い人が多いです。私はフィリピンもフィリピン人も大好きなんです。

・フィリピン人をマネジメントする際のコツとかあるんですか?

まずはこちらが感情的になってはダメですね。それから理論的にロードマップを示してあげて、丁寧に仕事の背景や流れについて説明をする必要もあります。また、一度指示をしたらそれでうまくいくことは稀で。。何度も確認をしたり、説明をする必要はありますね。

(上田さんも参考にした海外就職がわかる無料動画講座はこちら。)

 

マニラでの海外就職をして変わった自分

・もし、海外就職をしなかったらどうだったでしょうか?

もしかしたら転職をしていたかもしれませんが、普通に長野で仕事をしていたと思います。それできっとまだもんもんとしていたかもしれません。今考えると長野での仕事や生活はとても窮屈でしたし、どうでも良いことに悩んでいました。

・マニラで働くようになって、自分自身変わりましたか?

はい。変わったと思います(笑)。もちろん今でも悩むこともありますが、自分の持っている選択肢や可能性は全然違います。日本で仕事をしていた時は、まさか自分が海外で働くことも考えたこともなかったですし、ましてやここで営業の仕事をしているなんて想像もできませんでした。その頃比べたら、少しだけ自分に自信を持てたかな(笑)。

・マニラで海外就職をして良かったですか?

はい。間違いなく良かったと思います。セブ留学後、オーストラリアへワーキングホリデーに行くことも検討していました。そちらの方が楽しそうかな、と考えたこともありましたが自分の選択は間違っていなかったと思います。今、私は夢の中にいる感覚なんです。年末年始に日本の実家に帰ったのですが、日本を出てからあっという間で、その日本での滞在は夢から醒めて現実に戻ってきたように感じました。周りからは「すごいね!」と言ってもらえますし、今のマニラでの生活は本当に楽しいです。

・今後はどのようなキャリアを歩んでいきたいですか?

まだ自分の将来を選べるほどの人生経験があるわけではありませんが、様々な経験をしたり、色んな方との出会いの中で将来の方向性を決めていけば良いと思っています。選べる選択肢や視野も昔より随分広がってきました。自分の枠を決めずに自由に自分らしく生きていきたいですね。

 

インタビューをした感想

上田さんとお話をしていて感じたことは、彼女が日本で仕事や生活をしていた時に比べて、圧倒的に現在の方が将来の可能性が開けているということです。

現在の日本では今の仕事に充実感や将来性を感じることができないが、どうやって先に進んで良いかわからない人が多くいる印象を受けます。

しかし彼女の場合、現在の自分や将来について、自信やポジティブな感情を抱いているのを感じられたと思います。

実は上田さんがフィリピン留学した学校は私が運営している英会話スクールで、彼女のキャリアの相談に乗っていたのも私です。当時の彼女は当時の自分にも将来の自分にも自信がないように映りました。

しかし、たった1年半の海外キャリアの経験で本当に大きく成長したなぁと感じました。自分らしく今の仕事と生活を楽しんでいる彼女を見て、自分も負けないようにもっと頑張らないと、と勇気と同時に危機感をもらうインタビューになりました。

亜優美ちゃん(上田さん)ありがとう!

(上田さんも参考にした海外就職がわかる無料動画講座はこちら。)

 

 

岡本 琢磨(Takuma Okamoto)
岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒