転職エージェント訪問記:【ベトナム・ハノイ】キャリアリンクベトナム

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キャリアリンク ベトナムとは?

2006年4月に設立、ベトナムからスタートした人材紹介会社。
ベトナム国内にホーチミン・ダナン・ハノイの3拠点、日本とタイに海外拠点を有します。
人材紹介サービスとWEBリクルーティングサービスの2つのサービスを基軸に事業を行っており、特にWEBサイトでの求人数はベトナム1位を誇ります。

今回訪れたのはハノイオフィス。
日系企業や日本食レストランが多いKim Maエリアにある、DMC Towerの3階に位置しています。

※上記はキャリアリンクベトナム様企業HP 会社概要と当日頂戴した会社案内や伺ったお話を基に執筆。

 

ご担当の方にお話を伺ってきました!

キャリアリンクベトナム

今回お話を伺ったのは住(すみ)様。
日本でも人材紹介業に従事しており、「海外で働きたい」という思いでキャリアリンクベトナムへ入社され、ホーチミンで半年・ハノイで2年半の合計3年間ご勤務されています。
そんなベトナム経験豊富な住様に和やかな雰囲気の中たっぷりとお話を伺ってきましたので、是非ご一読下さい!

 

ベトナムの現状について

 

ベトナムの最近の経済状況や日系企業の進出状況について教えて頂けますか?

 

ちょうど最近日系企業の投資額(新規進出)が前年比3割減というニュースを見ました。
新規進出から次の拡大のフェーズに移って来たのかなと思っております。

 

日本人の求人案件についてはいかがでしょうか?

 

上記とは逆で求人については、常に「新しく会社を作るので、人材を採用したい」という連絡は入ってくるので、肌感覚として求人数が減っているという感覚はありません。
むしろ昨年よりは増えている感覚があります。
よって、転職・就職市場としては小さくなっている訳ではないと思います。

 

日本人の求人状況について


※表は伺ったお話を基に作成。

 

日本人向けの求人案件の中で、求人数が多い業界はどのような業界でしょうか?

 

弊社は特に製造業に力を入れているということもあり、製造業が6割程度を占めています。
その他多い求人としてはIT業界の求人ですが、弊社データベースで企業側が求める要件を満たす人材が少なく、採用が難しい傾向がありますね。
その他については、商社・販社も含め多種多様な業種があり、割合はどの業種も同じぐらいでしょうか。

 

職種についてはいかがでしょうか?

 

営業が5割程度を占めています。
ホーチミンと比べるとハノイでは、事務系・管理系などバックオフィスの業務は駐在員の方が担うことが多く、この職種で現地採用の方を採用することは少ない傾向にあり、そのような求人は南部のホーチミンよりも少ないようには感じます。

 

やはり営業の求人が多いのですね!

 

ここで言う営業にはお客様との連絡を取り合う業務(カスタマーサポートなど)も含みます。
製造業の多いベトナムでも日系のお客様対応は必要で、日本人がフォローをするというケースが多く見られます。
売り込む訳ではありませんが、既存のお客様に対するフォローが営業活動の一環とも言えるので、分類上は営業と言えると思います。

会計等専門知識を有する求人についても求人はあるのですが、さほど多くありません。
現地法人が日本人を登用するということは、その方がベトナムの会計関係の資格をお持ちだったり、ベトナム国内の別の企業様での実務経験をお持ちだったり・・・
何か特別なスキルやご経験をお持ちであれば優位性があります。

製造業が多いという背景もあり、製造業系の営業経験者やエンジニアは採用されやすい傾向にあります。

 

営業とエンジニアの方の需要が高いのはタイと似ている気がします。

 

そうですね、よく似ていると思います。

実は・・・最近では年齢による労働許可の問題で、タイや中国からベトナムへ移る50~60代の方が非常に増えています。
ベトナムも定年があるのですが、最近では定年を引き上げようとする動きもありますし、60歳超でも労働許可が下りるケースがあります。
経験豊富なエンジニアの方であれば、企業も積極的に採用をされております。

ただ、やはり営業職で50~60代というのは難しいように感じます。

 

勤務地はハノイ市内と近郊の工業団地があると思いますが・・・

 

基本的にハノイ市内中心部の求人はサービス業や販社系になりますね。
営業職の方であれば、近郊の工業団地で勤務するケースとハノイ市内で勤務するケースの割合はちょうど半分ずつ程度のように思います。
製造系の職種であればほぼ100%近郊の工業団地での勤務となりますね。

 

ハノイでの生活・待遇について

 

現地採用で採用された場合の給与について教えて頂けますか?

 

経験が少なかったり、海外就職初心者の方であれば、1,500USD(約16.1万円)以上が一般的ではないでしょうか。
社会人経験のある方であれば1,800USD(約19.3万円)以上、マネージャークラスで2,500USD(約26.8万円)以上という具合でしょうか。
最近は少し上昇傾向にありますし、業種にもよるので一概には言えませんが・・・

※レートについては、1ドル=約107円で計算(以下同様)。

 

なるほど。その他待遇についてはいかがでしょうか?

 

ベトナムの社会保険については強制加入なので、全員加入しています。
海外傷害保険については、企業によって異なりますが、最近は加入しているケースが多くなってきていると思います。

休暇についてはベトナムの法律に基づいており、有給については基本的に月に1回付与されています。
ベトナムでよく見られる土曜日の出勤については、会社によるところが大きいです。
ただ、日系企業については毎週土曜日フルタイムで出勤という会社さんは減っている印象があり、土曜出勤の場合でも月に1回や隔週、あるいは毎週出勤でも午前中のみというケースが多い気がします。

 

通勤や交通費についてはいかがでしょうか?

 

工業団地で勤務される方については、会社の送迎車で通勤されています。
ハノイ市内に勤務される方の場合、交通費の支給については会社によって異なります。
配車アプリGrabのアカウントを会社で作り、そのアカウントを用いて通勤するというケースも聞いたことがあります。

なお、ベトナム北部の工業団地でも車で1時間半以上掛かるハイズオン・ハイフォンエリアの場合は工業団地近郊に住み、そこから通勤するケースが多いです。
その場合でも、基本的に近郊に日系企業は多くあり、日本人の方も多くいらっしゃいますし、生活に不便ということはありません。

 

日本より少し給与が下がるケースもあると思いますが、問題なく生活できるのでしょうか?

 

家賃はサービスアパートであれば大体250~500USD(約2.7~5.4万円)程度で探せるかなと思います。
上も見るとたくさんありますが。
その他の物価も安いので問題はないかと思います。

ちなみに、僕自身はホーチミン在住時代220USD(約2.4万円)程度のお部屋に住んでいました。
家賃が安い代わりにキッチンはありませんでしたが、週に3回部屋の掃除と洗濯がついていましたね。

 

家賃補助等はあるものでしょうか?

 

家賃補助については会社によって異なります。
全額支給の場合もあれば、規定範囲内で一部支給の会社もあります。
全額支給のケースで、自分で家を借りるのではなく、会社の寮に住むケースもあります。
製造業系であれば工場の中や近くに寮があることもあります。
また、市内で会社がアパートを借りていてそこに住む場合もあり、その場合はルームシェアになるケースもありますね。

 

家については本当に様々なんですね。余暇はどうですか?

 

余暇は・・・正直あまり充実しているとは言えません(苦笑)。
ただ、色々なコミュニティ(県人会、同年会)があるため、参加していけば友達作りはすぐにできると思います。
あとは時間を見つけて近隣諸国やベトナム国内の別の地域へ旅行に行く方が多いように思いますね。

 

ベトナムで「働く」とは?

 

住さんご自身はベトナムで長くお仕事をされていると思いますが、
ベトナムで働く上で難しさを感じることはありますか?

 

言葉の難しさはありますが、それ以外はさほどないように思います。
ベトナムの方々は非常に勤勉で、こちらがきちんと伝えれば、問題なく仕事はできています。
日本人と同じような感覚で向き合いながら、日々仕事をしていますね。

 

ご自身の経験も踏まえ、どんな方がベトナムで求められていると思いますか?

 

よく言われるのは、「熱心な方」ですが・・・
個人的には海外で長期で生活した経験や海外での勤務経験がある場合は強いと思います。
日本とは生活環境が違うので、「思っていたのと違う」ということが十分起こりえますし、実際にそれが理由で帰国してしまう方もいらっしゃるので。
最低限旅行でもいいので、就職を前に一度現地へ訪れたことのある方が望ましいですね。

 

スキルや経験の部分はどうでしょうか?

 

最近はベトナム就業でも英語はほぼ必須要件となってきています。
日本人求職者の中にはベトナム語ができる方も多くなって来ておりますので、語学ができない方にとっては挑戦の門が少し狭くなってきていると思います。
英語に関して言えば、TOEIC550点以上が目安にはなりますが、スコアよりも英語できちんとコミュニケーションが取れるか否かが重要です。

語学に関して言えば、最近では中国語や韓国語が堪能な方の需要も高いです。
例えばですが、ベトナム在住の日本人は大体2万人程度と言われおりますが、韓国人はその数倍も住んでいると言われています。
当然進出企業数も多いので、日系企業も韓国系・中国系企業にアプローチができれば、販路拡大など、更なる可能性が広がると考えているので、そこにアプローチできる人材は重宝されると思います。

あとは、ビザの発給要件にも関わってきますが、基本的には大卒・専門卒以上の学歴と数年の社会人経験が必要と言えます。
※ベトナムの就労ビザ発給の詳細については、JETRO(日本貿易振興機構)が発行する「ベトナムにおける労働許可書/ビザ(査証)の取得手続き」をご参照下さい。

 

ベトナム就職をご検討の方へのメッセージ

 

ベトナム就職をご検討の方に何かメッセージがあればお願いします!

 

特に、若い方にはどんどん挑戦して欲しいと思っています。
ベトナムだけに限りませんが、海外に出るといろいろな経験ができるので、視野も広がりますし、知見も深まると思います。
習得した語学を仕事の中でしっかり活かせるのもいいところだと思っているので、是非チャレンジして欲しいですね!

 

まとめ

住様は気さくで大変お話しやすい方で、大変詳しくいろいろと教えて頂きました。
お話を通して、ベトナムでは若い方の人材ニーズは増えており、そこで得られる経験もスキルもたくさんあるからこそ是非挑戦して欲しい、そんな住様の思いを感じました。
ベトナム語圏であり、言葉の難しさはあるものの、ベトナム就職は伸びている環境で挑戦できるいい機会ではないでしょうか?

ベトナム就職をご検討の方はキャリアリンクベトナム様へ問い合わせてみてはいかがでしょうか?

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About Author

Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」

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