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YouTube配信記事:【海外就職】海外就職における面接対策②~よく聞かれる質問とその対策とは?~

こんにちは!
BEYOND THE BORDER 海外キャリアコンサルタントの岡本です!

海外就職にあたって、必ず突破しなければならない壁が面接です。
その面接にあたって、注意すべきことや具体的な対策を前回から2回に分けてお伝えしています。
さて、第2回となる今回は「海外就職における面接対策②~よく聞かれる質問とその対策とは?~」というテーマでお話をさせて頂きました。

※この記事は下記のYouTube動画の内容を記事にまとめたものです。

 

海外就職における面接でよく聞かれる質問とは?

海外就職における面接とは、大きく分けて2つあることは前回もお話をしました。

  1. 転職エージェントとの面接
  2. 就職を希望する企業との面接

の2つでしたよね?

 

転職エージェント・就職先の企業で共通する質問事項

繰り返しにはなりますが、転職エージェントとの面接は「紹介先の企業を決める品定めの場」であり、就職を希望する企業との面接は「実際に採用するか否かを決める場」です。
いずれの面接においても、海外就職を志した理由はもちろん、スキルや職務経歴、語学力といったスペックについては、採用の可否を決める重要な要素となります。

よって、主には下記のような質問

  • あなたがこれまでキャリアでやってきたことは?持っているスキルは?
  • なぜ海外で働きたいと思ったのか?
  • どのような業界や職種の仕事をしたいのか?
  • 今後どのようなキャリアを歩んでいきたいのか?

につき、聞かれることになります。
上記いずれも日本語・英語できちんと答えられるように準備をしておくことをお勧めします。

僕のアシスタントを務めるペクさんにもお話を伺ってみましたが、上記の他に前職の退職理由についても質問されたとのことでした。
退職理由については、求職者が本当に問題ないかを判断する基準の一つとして、質問される可能性は大いにあります。

 

就職を希望する企業からのよくある質問事項

就職を希望する企業との面談においては、企業が求職者を採用するか否かを決める場となります。
よって、上記のスペックに加え、求職者自身をよりよく知るための個人的な質問、その会社での就業を希望する理由や簡単な業界知識について聞かれることになります。

質問の例としては、

  • どうして当社に応募したのか?
  • あなたのスキルや経験をどのように仕事に活かせると思うか?
  • あなたの趣味や家族について

といったことが挙げられます。
こちらについても、上記でお伝えした共通の質問事項と同様に、日本語・英語の両方でしっかりと準備をしておくとよいでしょう。

 

実際に海外就職経験者が難しいと感じた質問

アシスタントのペクさんは海外就職経験者ですが、採用選考通過までに結構苦労したとのことでした。
特に難しいと感じたのが、長期的なキャリアに関する質問とのこと。
彼女の場合、海外就職に挑戦した後は日本に帰ってキャリアアップしたいという想いがあったため、上手く答えられないことが多かったようです。

確かに、採用する企業側は長期的に働ける方を求めています。
一方、求職者側からすると、最初の就職先でずっとキャリアを積んでいくことは稀であり、ステップアップしていこうという方が多いと思います。
ただ、あくまで僕の意見ですが、せっかく海外就職をするのであれば、業務に慣れてある程度の結果を残せるよう、2〜3年は働いた方が良いと思っています。
次の転職を考えた場合でも、その中で結果を残して実績がある方が評価されます。

上記を踏まえた上で、長期的なキャリアに関する質問についての僕なりの答えは下記の通りです。

少なくとも2~3年は御社で働きたいと考えています。ただ、海外で働くのは今回が初めてですし、その後についてはまだ分からないのが正直なところです。もちろん御社の中でキャリアを積ませて頂き、成長できるのが一番良いと思っています。

※この問いに関する正解はなく、あくまで僕の個人的な意見です。

 

その他、面接における注意点とは?

しっかりとした事前準備を!

多くの転職エージェントの方にお話を伺うと、面接にあたってきちんと準備をしてくる人が非常に少ないとのことでした。
また、人によってはアジア就職ということで、上から目線であったり高圧的な態度で面接に臨む方もいらっしゃるようでした。
あくまで面接はあなた個人を売り込む場であり、選んでもらう場であるということはきちんと理解して頂きたいポイントです。

 

「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえるかが大事!

「選ばれる人」と「選ばれない人」って最終的にどこで決まると思いますか?

僕自身、何度か企業に依頼されて面接の場にいたことがあります。
また、自分で会社を経営しているので選考する立場を何度も経験しています。
その中で思うことは、この人を採用するか否かって、結局は「この人と一緒に仕事をしたいか?」という一点に集約されるということです。
もちろん最低限のスキルや経験は問われますが、最後は「人」対「人」です。

特にアジア海外就職の場合、小さな会社が多く、きちんと人事部があるわけではない場合もあるので、いきなり役員や社長面接ということが多いです。
人事部の方々であれば、専門的な目で求職者のスキルや経験をチェックしますが、役員クラスの方々は意外と気持ちの部分で選んでいたりもします。

「この人と気持ちよく働けるか?」はすごく大事なポイントであることをお伝えしておきます。

 

まとめ

今回は「海外就職における面接対策②~よく聞かれる質問とその対策とは?~」というテーマでお話してきました。

ポイントとしては

  • 海外就職における面接の①転職エージェントとの面接、②就職を希望する企業との面接においてよくきかれる質問については、日本語・英語の両方でしっかりと準備をする
  • 最終的に「この人と一緒に働きたいか」が大事なので、誠意を持って面接に臨むべきである

が挙げられます。

2回にわたり、海外就職における面接対策についてお話をしてきましたが、いかがでしたか?
これから海外就職で面接を受ける方々にとって少しでも参考になりますと幸いです。

 

今後もこちらのチャンネルで海外での働き方や頂いたお悩みについてお伝えしていきます。
お見逃しなく!

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒