YouTube配信記事:【海外就職】私が海外就職したときの具体的な方法
こんにちは!
BEYOND THE BORDERアシスタントのペクです。
海外就職をご検討されている方であれば、
海外就職を実現するまでのプロセスって日本の転職活動とは違うの?
そもそも働く国の選び方は?
という疑問、きっと湧いてくるのではないでしょうか。
今回は海外キャリアコンサルタントの岡本さんと一緒に、「私が海外就職をした具体的な方法」というテーマでお話してみました。
※この記事は下記のYouTube動画の内容を記事にまとめたものです。
※青が岡本さんの質問やコメント、本文がペクの回答となっております。
目次
海外就職における就職活動って?
就職活動の期間
岡本:セブでの海外インターンを経ての海外就職。実際の就職活動の期間は?
ペク:私の場合、各国の転職エージェントさんから情報収集をし始めたところから、大体3ヶ月ぐらいだったと記憶しています。
「ここ!」という国が最初は決まっていなかった分、最初から絞っている人に比べると長かったかなという気がします。
どうでしょうか?
岡本:3ヶ月は標準的な活動期間だと思います。
長ければ半年ほど掛ける方もいらっしゃいますし、短い方であれば1ヶ月ほどで決まる方もいらっしゃいます。
具体的な就職活動の流れ
岡本:具体的な就職活動の方法は?
ペク:「海外で英語を使って働きたい」という想いはありましたが、具体的にどこなのかが明確ではありませんでした。
そこで、まずは各国のエージェントさん2社ずつにコンタクトを取って、面談をお願いするところから始めました。
面談後に、履歴書・職務経歴書を送付し、求人をいくつか紹介してもらうという流れでした。
複数の転職エージェントさんに登録を
岡本:複数の転職エージェントさんに登録したんですね。どうしてですか?
ペク:海外就職についてはいろいろとインターネットで調べたりしていたのですが、エージェントによって持っている求人が違うことがあるので、複数社に登録した方がいいという風に聞いていました。
あまり多すぎても管理ができないのでよくないとも聞きましたが、いかがでしょうか?
岡本:あまりにも多いと管理ができなくなりますが、複数社への登録をお勧めしています。
理由としては・・・
- 転職エージェントさんの担当者との相性が合わない可能性がある
- エージェントさんによって持っている求人が異なり、なるだけ多くの選択肢から就職先を検討した方がよい
目安は3社ほどです。
履歴書・職務経歴書の作成はしっかりと
岡本:履歴書・職務経歴書の作成はどうでした?
ペク:履歴書・職務経歴書・英文の職務経歴書を作成しました。
和文のものについては、自分自身で作成・提出、英文の職務経歴書については、当時インターンをしていた語学学校の担当講師に添削をしてもらいました。
私の場合、転職エージェントさんに提出した書類で特に訂正は入りませんでしたが、新卒の就職活動からあまり書面でのPRが得意でない部分があり、書類選考で不合格になることもありました。
ここは今となっては、しっかりとプロに添削してもらえたらよかったなと思います。
岡本さんはこの部分のサポートもされているんですよね?
岡本:書類の質にはこだわった方がよいので、ここはかなりしっかりとサポートしています。
なぜなら、面接に進めるかどうかは100%書類で判断されてしまうからです。
次のステップの面接に進んだ場合もこの書類の項目を中心に聞かれるので、その意味でも大事です。
一次面接がSkype、二次面接が現地へ渡航するパターンがほとんど
岡本:面接はどんな感じだった?
ペク:面接形式は一次面接がSkype面談、二次面接でその国に渡航して選考を受けるというパターンが多かったと記憶しています。
質問事項については、よくある日本の就職・転職活動と特段変わったことはないと思います。
しかしながら、「その国で働きたい理由」について、ほぼ必ずと言っていいほど聞かれるので、そこを明確にしておく必要があると感じました。
岡本:確かに日本での面接と大きく異なるところはないと思います。
ただ、お話してくれたように、海外特有の質問もあるので注意した方が良いです。
いずれも聞かれることは決まっているので、その対策については別の動画でお話をしたいと思います。
英語面接の有無は?
岡本:英語面接はありました?
ペク:記憶している限り、就職先の企業様との面談で英語面談はありませんでした。
一部エージェントさんとの面談で、日本語での面談の後、英語面談があるケースはありましたが・・・
岡本:提出資料には英語力を示すTOEICスコア等は記載していましたか?
ペク:提出した履歴書・職務経歴書にはTOEICのスコアを記載していました。
岡本:今回は下記のような理由で、英語面接がなかった可能性があります。
- ベトナムという場所柄、英語がさほど必要な国ではなかった
- 提出資料に記載されたTOEICスコアで十分な英語力があると判断された
- 海外留学・海外インターン経験があったため、英語力については問題がないと判断された
海外就職で苦労したポイント
自分は本当に何がしたいのだろう・・・?
岡本:海外就職を進めるにあたって、実際どんなところが大変でしたか?
ペク:私の場合、「海外の具体的にどこで働くべきか」、「本当に何がしたいのか」を見つけるところが一番大変でした。
よくセブ在住時代に岡本さんにも相談をさせて頂きました。
岡本:そうですね。よく相談を頂いていました。
本当は長期的なキャリアビジョンを持った上で、ベトナム就職に決めることができると最も良かったと思います。
例えば、海外就職の次のステップがシンガポールでバリバリ挑戦したいなら、もっと英語を使うポジションや国を求めて就職活動をすることもできます。
一方、次のステップが日本で仕事をしたいのであれば、日本で評価されるような会社で働くという風な選択ができますよね?
憧れのマレーシア就職は連戦連敗、深まる悩み
岡本:その状況から就職先の国をどうやって絞ったんですか?
ペク:実際に気になる国に足を運びながら絞っていきました。
元々セブでインターンをする前から英語が比較的通じるマレーシアに憧れていたこともあり、インターン期間中の休暇を使って、マレーシアへ先に行きました。
ただ、なんとなく肌に合わなかった上、なぜか選考もあまり上手く進まなかったんです。
マレーシアは既に結構発展してきているので、若い人よりもマネージャー経験のある層が欲しいという話を聞きました。
岡本:確かに海外就職にあたって、マネジメント経験があるとかなり評価されると思います。
海外就職をすると、現地の方をマネジメントをするようなポジションで採用されるケースも多々あります。
次のキャリアでも英語でのマネジメント経験があれば活かせるので、そういった経験ができるととてもよいと思います。
岡本:マレーシアでも就職活動していたとのこと。ベトナムに就職すると決めるまでに結構悩んだんですね。
ペク:どこの国もそれぞれに魅力があったので、本当に悩みました。
憧れのマレーシアで上手くいかない状況に陥ってもなお、国が絞り切れていませんでしたし、正直自分にしっくり来ない求人ほど選考が進むという悪循環に陥りました。
そんな中、セブで働いていた会社で「引き続きここで働いてみない?」というお話を頂いたりして、ますます悩みが深まるばかりでした。
このとき改めて「自分はどこで・どんな風に働いていきたいのか」「自分には何ができるのか」「今後どんな人生を歩みたいのか」をしっかりと考えることが大事なんだなと思いました。
岡本:仮でもいいので、今後のキャリアの中での大きなビジョンがあった方がいいと思います。
自分の中で長期的なビジョンがないと、就職活動をしているうちに、「どうして海外で働くつもりだったのか?そもそもそれで良かったのか?」など迷ってしまうことにもなりかねないからです。
その結果、ネームバリューや給料で転職先を選ぶことになり、後悔することにもなりかねません。
そもそも給料が一番の転職理由なら、日本で転職した方がいいかもしれないです。
岡本:さて、その状況から最終的にベトナムに決めた理由は?
ペク:エージェントさんから話を聞くうちに、ベトナムは結構女性の活躍が進んでいる国だという印象を受けました。
元々日本で働いていた頃、まだまだ女性の営業職が少ない業界で働いており、女性であるが故の苦労もかなり多かったんです。
せっかく海外で働くなら、「女性である」ことが不利にならないような国や環境で働きたいという想いもあったので、ベトナムが気になるようになりました。
最後は直感です!
実際に足を運んでみて、英語は正直あまり通じないとは思ったものの、街の雰囲気や人の温かさは、私の大好きなセブと通じるものがあると思いました。
ここでまた新しくチャレンジしてみたいと思い、以降はベトナムに重きを置いて就職活動をすることにしました。
岡本:ベトナムに絞ったあとの就職活動は?
ペク:ベトナムに行きたいといいつつ、「英語環境」を重視し過ぎたところがあったので、正直その後も厳しい部分はありました。
結局「英語環境」かつ、私がもうひとつ拘っていた「同じお客様と長期的に向き合い、信頼関係を構築する」という点に合致したポジションで内定が出たので、そちらにお世話になることになりました。
当時は「最悪失敗してもまだ若いので、やり直しが効くだろうし、とりあえず行って実際に仕事をしてみて、軌道修正しよう!」と思っていました。
よって、最後は思いきりで決めてしまいました(苦笑)。
もう少し岡本さんのようなキャリアアドバイザーの方にじっくり相談をしながら、「自分がどうすれば、本当に幸せで、納得したキャリアを歩んでいけるのか」というところを考えられればよかったと今となっては思っています。
まとめ
今回は実際にベトナム・ハノイに就職した私が「私が海外就職した具体的な方法」というテーマでお話をしてきました。
私自身の体験について、岡本さんより下記のようなコメントを頂きました。
ただ、これはすべて後付けであり、最終的に今回はいい決断をしたと思います。
限られた時間の中、自分一人で決断するのは少し難しい面もあるので、キャリアコンサルタント等専門家のアドバイスを聞いてみるのは良いことだと思います。
さて、私はこの海外就職を通して、何を学び、何を感じてきたのでしょうか?
私自身の実際の海外生活については追ってご紹介していきます。
今後もこちらのチャンネルで海外での働き方や頂いたお悩みについてお伝えしていきます。
お見逃しなく!
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