海外フリーランス

毎日が自分磨き!海外フリーランスのリアルなワークライフについてお話します。

こんにちは。
元ベトナム在住者こと向日葵猫です。

今回は海外フリーランスとしてフリーランスのワークライフについてお話ししたいと思います。
楽しい面から大変な面まで赤裸々に語りますので、ぜひお読みください。

 

私が海外フリーランスになった経緯と理由

まずは私が海外フリーランスになった経緯や理由を説明します。

私は新卒からベトナムで現地採用社員として仕事していましたが、思い切って海外脱サラして約3年8カ月のベトナム滞在にピリオドを打ち、ドイツでフリーランスになりました。フリーランスに転身した理由は色々あるのですが、大きな理由は3つあります。

まず一つ目は、フリーランスの稼ぎ方に魅力を感じたからです。会社員の場合、どんな業務をしても毎月の給料は固定で各タスクに対する金銭的価値は曖昧で自分の労働価値が不鮮明です。しかし、フリーランスの場合は各タスクに対して報酬がはっきりしているため、自分の労働価値が鮮明になって自身が社会で必要とされていることを明確に感じられます。

二つ目は、フリーランスの仕事オンリーでドライな人間関係が心地よいからです。会社員の場合、どこかおかしさがある結束を高めるために仕事と無関係な部分でも人付き合いがありますが、そういうウェットな人間関係が私には違和感でしかありませんでした。また、大半の職場では嫌な人や苦手な人とも関わらないといけないですが、これが私にとってはかなり辛いものでした。一方、フリーランスの場合は関わったり一緒に仕事をしたりする人を選べるので、そこに魅力を感じています。

三つ目は、ヨーロッパに帰りたかったからです。ベトナムでの生活を終えて日本に戻りましたが、やはり日本の閉塞感、若者軽視、個性抑圧、柔軟性のなさ、ハイストレス社会を感じ取ってしまい、母国では暮らしたくないと改めて思い、海外で暮らす決意をより固めました。

こんな感じでドイツで海外フリーランスになりましたが、ここからはフリーランスのワークライフの実態についてお話ししたいと思います。

1日のスケジュールを立てるときは、時間厳守にしすぎず過密にならないようにする。

1日のスケジュールを立てるとき、時間は大雑把に決めるようにしたほうがいいです。ミーティングなど他人と直接会う業務でなければ、あまり時間厳守にし過ぎないほうが気が楽です。
また、その日に行う業務はなるべく具体的にタスク内容を書きましょう。例えば、「〇〇の記事を書く」ではなく、「〇〇の記事を1つ書く」や「〇〇の記事のアウトラインを書く」などその日にどこまで完了させるかを明確にするという感じです。このようにすると、完了したときに達成感をきちんと得られて次の日のモチベーションにつながります。
そして、自分のキャパシティや仕事のスピードを冷静に判断して、次の日の仕事のために予定を詰め込みすぎないのも大事なことです。詰め込みすぎると1日の仕事時間が延びて過重労働になってしまうので、睡眠不足になったりして翌日の業務に支障が出ます。そのため、恒常的に仕事をしていくうえでオーバータスクにならないように注意すべきです。

仕事場所はその日の気分で決め、仕事環境の選択肢をたくさん用意する。

家で仕事をしたいときもあれば外出して仕事をしたいときもありますので、仕事場所はその日の気分で決めたほうがいいです。
私の場合、家で仕事をするときはベッドのマットレスを自室の外の廊下に追い出して床につかないようにプレッシャーをかけています。外で仕事をする場合は、電源とwifiがある場所にするのはもちろんですが、仕事場所の選択肢を複数持つようにしています。毎回同じ場所で仕事をしてモチベーションが下がってしまったことが何度かあったので、違う場所で仕事をしたりして環境に変化を加えることでやる気を保つようにしています。
また、ストライキで交通機関がストップしたり、wifiの調子が悪かったりといったトラブルがありますので、そういった非常時のためにも仕事場所の候補を複数持っておくことは重要です。

仕事の経験年数があっても、初めて物語は日常茶飯事!

私は翻訳家&ライターとして数年の職歴がありますが、仕事で初めて物語に直面することは当たり前にあります。既存のクライアントだけでなく、他の仕事にも応募して新規のクライアントから仕事を頂くこともよくあります。特に新規のクライアントの場合、雛形やルールも含めてやり方を頭に叩き込んだり、やったことがない部分にぶち当たったら当然やり方を調べなければならなくなるため、業務での初めて物語は日常茶飯事だと感じています。クライアントによって業務の行い方は千差万別なため、経験があっても新人のように時間がかかってしまうことはフリーランスあるあるです。

本業とは全く別の業務もやることになる!

会社員は営業なら営業の仕事だけ、企画なら企画の仕事のみ行って問題ないですが、フリーランスはそうはいきません。私の場合は翻訳家&ライターとして仕事をしていますが、翻訳とライティングの仕事だけしているわけではありません。仕事を増やすために新しい仕事に応募するなどして営業活動しますし、確定申告や納税をするために経理の仕事もします。
この点がフリーランスの大変な部分でもあるのですが、私はフリーランスになってからでもこういったその他の業務は十分対処できますし、大事なのは「起こったときにどうするか」だと思っています。私は一度も確定申告をやったことがないうえドイツの法律に従わなければならないという二重苦でしたが、どうすれば解決できるかだけ冷静に考えて問題なく確定申告や納税を行えています。なので、予期せぬ業務でもどうにか解決できますし怖気づくことはないと思っています。

他のフリーランサーの話や意見は貴重な情報源や次のステップになる!

フリーランスは孤独になりやすく独りで悶々と悩んでしまうことも少なくないため、他のフリーランサーと関わることが結構大事になってきます。また、自分と同じ仕事をしているフリーランスの人だけでなく、異なる仕事をしている人とも交流を持つとより選択肢を広げたりすることができます。
同じフリーランスとして悩みを共有したり情報交換できるだけでなく、他のフリーランスの話や意見を聞いたりすることで今後の自分の仕事の仕方や生き方の参考にでき、次のステップにつながるという素晴らしいポイントがあります。私も異なる職種のフリーランスの人たちの話を聞くことで新たな発見をすることがあり、自分の人生の良い刺激になっています。

既存の能力のブラシュアップ、新しいスキルの習得、新しい仕事やビジネスの構築など毎日が自分磨きである。

私は翻訳とライティングの仕事をメインにやっていますが、この2つの仕事で十分に稼げるとは限らないと思っています。フリーランスというのは浮き沈みが当たり前なため、現状を把握してその都度やり方を講じたり、自分磨きが重要になってきます。
私の場合は現段階で翻訳とライティングの仕事がメインですが、講師の仕事をやって自分のスキルを別の仕事で生かすことも考えています。また、プログラミングの勉強をしてスキルを増やしてマルチタレント化していくことも考えたりしています。他にも考えている手段はありますが、フリーランスは常に不安定だからこそ恒常的な自身のブラシュアップが重要になってきます。成長するというのは大変なことではあるのですが、今よりもっと素敵な自分になれるというのはフリーランスの醍醐味だと思っています。

まとめ

いかがでしたか。

フリーランスに転身して数年を経て感じ取ったことや発見したことからフリーランスのリアルなワークライフを紹介しましたが、一意見として皆様の進路などのお役に立てれば嬉しいです。

以上、向日葵猫でした。

 

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HimawariNeko

元ベトナム在住者の向日葵猫です。 現在はドイツのベルリンでフリーランサーとしてお仕事しています。