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【ベトナムの治安事情】軽犯罪に遭わないための12の対処方法

こんにちは。
元ベトナム在住者こと向日葵猫です。

ベトナムの治安はそれほど悪くないですが、軽犯罪は比較的多いです。
今回はホーチミンとハノイの治安事情についてお話しつつ、被害に遭わないための対処方法をレクチャーします。
ベトナム生活を快適且つ楽しく過ごすために、ぜひ参考にしてください。

 

【ベトナム】ホーチミンとハノイの治安事情

ベトナムの治安事情について、ホーチミンとハノイを比較しながら紹介します。
ホーチミンは軽犯罪が他の都市に比べて非常に多く、スリ・ひったくり・ぼったくり等の軽犯罪はよく起こります。
最も被害者になりやすいのは、観光客や住み慣れていない海外在住者で、一番多い犯罪は運賃や商品代金の不正請求、財布やスマートフォンなどのスリ、カバンなどのひったくりです。
スリの手口は、盗人がポケットに入った貴重品をバイクで小走りしながらぶつかって盗んだり、リュックサックや衣服など身につけているものにまとわりついて盗むパターンが多いです。
ひったくりの場合、バイク走行中に足元に置いてあるカバンをとられたり、カフェなどのお店でカバンを置いているときに隙を見て取られるなどといった手口があります。
ぼったくりはタクシー・バイクタクシー・シクロ・路上の物売りなどに多く、利用する前に料金を確認しなかったり、相場を知らなかったり、危ないタクシーに乗ってしまったりしたときによく起こります。
実際の被害額は数百円や数千円程度とそれほど大きくないですが、正規料金や相場の3倍~10倍くらいの値段で請求されたりします。
ハノイはホーチミンに比べて軽犯罪は少ないほうで不正請求の被害額も低いですが、油断は禁物です。
私もベトナムで生活していた時に、スリ・ひったくり未遂・ぼったくりに遭ったことは何度かありますので、その体験も交えて防犯方法や対処方法を紹介したいと思います。

 

ベトナムで軽犯罪に遭わないための12の対処方法

ベトナムでは軽犯罪が多いので不安があると思いますが、もちろん防犯方法や対処方法はたくさんあります。ベトナムでの生活や観光を存分に楽しむためにぜひ実践してみてください。

 

1. インターネットで治安や評判などを事前に調べておく

これはベトナムに限らず外国に行く前の鉄則なのですが、インターネットでベトナムの治安・評判・防犯対策についてきちんと調べておきましょう。予め調べておけば、現地に着いたときに気を付けるための心の準備ができます。

 

2. ベトナム人や他の日本人在住者の友人を見つける

現地で信頼できるベトナム人や日本人在住者を見つけるのも防犯対策として最適です。食事や買い物などに同行してもらえば、ベトナム人であればベトナム語で代わりに対処してもらえますし、電話などで聞ければ被害を未然に防げます。

 

3. 料金の相場を知っておく

運賃や販売品などの料金の相場を知っておくのも大事なことです。特にタクシーやバイクタクシーなどの運賃で不正請求に遭うことが多いですので、交通手段の料金の相場はきちんと把握しておきましょう。例えば、ホーチミン市内をバイクタクシーで移動する場合は2万~3万ドンくらいですが、桁違いの金額を請求してきたら悪質なぼったくり犯とみて間違いありません。

 

4. 利用する前に料金を確認し、水掛け論にならないようにメモ等を取る

バイクタクシー物売りの商品サービス、ローカルな安宿でも、利用したり買う前に必ず料金を確認しましょう。料金を確認する際にメモをとったりすれば水掛け論を防ぐことができますので効果的です。そして、確認した料金より高く請求されてもメモを見せつけて意地でも交渉した料金を支払うようにしましょう。または、商品を突き返して買わないという意思表示をすることも大切です。サービス精神が当たり前の日本とは異なり、外国では水やお手拭きなどあらゆる商品やサービスにお金がかかるのが当たり前ですので、現地人が何かしらのサービスを施そうとしている場合は必ず料金を確認しましょう。

 

5. 英語や日本語を話せるベトナム人を安易に信用せず、無視を決め込む

英語や日本語を話せるベトナム人は心強く感じますが、安易に信用してはいけません。特に路上や街中にいる現地人は語学力を利用して外国人に親切に振る舞うことでぼったくりなどをたくらんでいることが多いです。そのため、知らないベトナム人に英語や日本語などで話しかけられても無視をして自己防衛しましょう。

 

6. 通貨に慣れていなくても、ベトナム人に財布を任せない

ベトナムドンは桁数が多いので計算するのが大変ですが、だからといってベトナム人に財布を渡して数えるようお願いしてはいけません。タクシーを利用して料金を支払う際に財布を渡してしまって正規料金より多く抜き取られたという被害はよくありますので、意地でも自力で数えて支払うようにしましょう。

 

7. ポケットに貴重品を入れない。入れる時は盗難防止用のチェーンなどを使う

ベトナムはスリが多いので、ポケットに貴重品を入れたり、チャックなどがついていない鞄を使わないようにしましょう。もしポケットに入れる場合は、スリ防止用のチェーンを使って盗難防止対策をしましょう。カバンもショルダーバッグのようなものではなく、リュックサックなど取られにくい鞄を使うようにしましょう。

 

8. 大金を持ち歩かないようにし、複数の箇所でお金や貴重品を管理する

盗まれないに越したことはないですが、万が一被害に遭ってしまった場合も想定して複数の箇所でお金を保管するとリスクヘッジになります。1日で使う金額だけ持ち歩いて残りはホテルの部屋の金庫などに保管したり、財布だけでなく服で隠しても目立たないウエストポーチも使用したりしてお金や貴重品を分散して管理をすると効果的な盗難対策ができます。

 

9. パスポートは顔写真ページのコピーを常備し、原本は持ち歩かない

パスポートは盗まれてしまったら大変なことになってしまいますので、顔写真のページのコピーを持ち歩き、原本は自宅や宿泊先で保管するのが一番おすすめです。ホテルに滞在する場合、ホテルスタッフがパスポートを預かりますので盗まれる心配はないですが、あらかじめ顔写真のページのコピーを用意しておきましょう。

 

10. 写真撮影の際は、自分の身の回りを十分注意する

写真撮影をしていた時にスマホを盗まれるのは、ベトナムではよくある話です。iPhoneやiPadなど高価な電子端末や最新の端末は特に狙われやすいので、観光中に写真撮影などをする際には自分の周りの安全を確認してから写真を撮るようにしましょう。スマホ盗難の対策として、ストラップ付きの携帯カバーを用いてストラップを手首に通したりすると効果的な盗難防止になります。

 

11. 安全なタクシー会社を知っておく

バイクタクシーやシクロだけでなく、ぼったくりタクシーもベトナムではよくあります。特にホーチミンの場合は不正請求額がかなり高いので、安全なタクシー会社を知っておくのは必須です。ホーチミンの安全なタクシー会社はVINASUNタクシーとMAI LINHタクシー、ハノイの安全なタクシー会社はMAI LINHタクシーとHANOIタクシーです。MAI LINHタクシーはベトナム全国にありますので、ダナンやフエなどの他の都市にいても利用できます。私も一度被害にあって嫌な思いをしたことがありますので、安全なタクシー会社を知っておくことを強くお勧めします。

 

12. 旅行会社などを利用する

旅行会社を利用せずに自由に旅をしたいという方もいると思いますが、ベトナムの郊外を観光する時には現地の旅行会社を利用することをお勧めします。特にメコン川やハロン湾などを観光する場合、観光地には外国語を話せない現地人しかいませんので、万が一迷子になったりトラブルにあってしまった時に大変なことになってしまいます。ベトナムには英語ガイドや日本語ガイドを取り扱っている旅行会社が沢山ありますので、そういうところを活用して安全に楽しく郊外観光することをお勧めします。

 

ベトナム治安事情のまとめ

いかがでしたか。

ベトナムは軽犯罪が多い国ですが、気を付けていれば楽しく過ごせる国ですのでぜひ私が紹介した防犯対策を試してみてください。

私が紹介した方法以外にも色々な対策があると思いますので、ほかの方法も試してみるとベトナム生活をより快適にできます。

以上、向日葵猫でした。

 

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HimawariNeko

元ベトナム在住者の向日葵猫です。 現在はドイツのベルリンでフリーランサーとしてお仕事しています。