【起業家を目指して】インド会計事務所に飛び込んだ若者の挑戦!

武田 直樹さんとはどんな人なの?

武田 直樹

27歳(2018年5月現在)。インド・デリー近郊のグルガオン在住。

インド資本の会計事務所Udyen Jain & Associates のジャパンデスクで唯一の日本人担当して主に日系企業のクライアントを担当。

どのような経緯でインド海外就職をしたのか?

そもそもどうしてインド就職を志したのでしょうか?

学生時代より海外で生活して仕事をすることに憧れていました。今後の世界の経済地図を考えた時、アフリカ、アジアのプレゼンスが上がっていくはずです。

その中でインドを選んだ理由は、人口が大きく今後の経済的な成長余地が大きいと感じたからです。さらに、英語が通じて日本人が多くなく活躍の場が残されていてます。総合的に考えるとインドが良いと判断しました。

一方で、当時の私はまだ欧米で英語で議論できる英語力はありませんでした。インド就職であれば、すぐにでも海外で挑戦できるというのも現実的な理由です。

どのような経緯でインドに就職されたのでしょうか?

新卒で三井住友に入社しましたが、退社してインドの横浜ゴム現地法人に入社しました。その後、インド資本の会計事務所Udyen Jain & Associates (以下、UJA)のジャパンデスクに入社して働いています。

インドではどのような仕事をしているの?

就職をされて仕事をしている会社はどのような会社なのでしょうか?

UJAはインド資本の会計事務所で、85%はヨーロッパを中心とした海外資本の会社をクライアントにしています。会計・税務・監査をメインにしているものの、法務・アドバイザリー・人事・市場調査・マーケティング・パートナー探しまで、インド進出におけるワンストップのサービスを提供しています。

武田さんはその中でどのような仕事をしているのでしょうか?

UJAは2015年より日系企業もターゲットに入れていますが、私が入社したのは2017年です。そこで日系企業への営業及びクライアント企業のフォローアップを中心に行っています。外資の大手会計事務所がフィーは高いのですが、我々は「早い!安い!うまい!」をモットーに活動をしています。笑

なんだか牛丼屋みたいですね(笑)。インド人と仕事をするのはどうでしょうか?

あくまで一般論ですが、インド人は計画性はない方が多い気がします。そのため、彼らと仕事をする際には、スケジュール管理には気をくばる必要がありますね。

また、仕事に関する価値観が我々日本人と大きく異なります。具体的には仕事よりも家族を優先し、残業もしない人が多いです。基本的には定時で帰られます。でもこれについては逆に日本が異常なのかもしれません。

お仕事をする上で英語でのコミュニケーションはどうでしょうか?

当初英語でのコミュニケーションは苦労しましたが、仕事をする中で、英語力はかなり伸びました。やはり必要不可欠な状況になると語学力は伸びますね。インド人は英語を流暢に話しますが、こちらでは英語ができないと(ヒンディー語のフォントがない場合も多く)パソコンも使えない、大学にも入れないケースも多いです。やはり必要不可欠な状況・環境にしないと英語を伸ばすことは難しいかもしれません。

彼らとのコミュニケーションは大変ではないですか?

そうですね。150名ほどいる同僚のうち、日本人は私一人です。英語ということもあり、100%思ったことが伝わらないというもどかしさはあります。グローバル人材であるとは、異文化との間でもコミュニケーションをとり、仕事の段取りをして方向付けていくことができる人材なのだと思います。

インドでの生活は大変じゃない?

( 同じ建物に住んでるカンボジア人のバースデーパーティー)
インドのグルガオンでの生活はいかがでしょうか?

僕も最初は何のイメージもインドに来ましたが、意外と大丈夫と思う人が多いと思います。グルガオンに関しては、食についても特に困ることはないと思います。世界各国の料理を食べることができますし、日本食レストランも多いです。日本食シックにはなることもありませんね。ただ日本食材店はあるものの、高いのでこちらはあまり利用しません。

どのような住居に住んでいらっしゃるのでしょうか?

フラットタイプと呼ばれるシェアハウスに宿泊をしています。同居人はローカルのインド人とカンボジア人でキッチンとリビングがシェアですが、個室・シャワートイレは別のタイプです。家賃は日本円で25,000円弱で、こちらの現地採用で働いている方の中でもかなり安い部類だと思いますが特に問題はないですね。

こちらの食生活はいかがでしょうか?

先ほど申し上げた通り、日本食を含めて世界各国の料理をレストランで食べることができます。私の場合、家にシェフがいて食事を提供してくれるため、そこで食べることもありまし、昼は同僚と外食、夜も外食で済ませて帰ることも多いですね。

移動についてはいかがでしょうか?

移動については配車アプリのウーバーで安くタクシーを使うことができますし、便利です。横浜ゴムのインド法人で働いていた時代は専属ドライバーと社用車を支給されていましたが、特にそのようなことがなくても問題はありません。

インドでの余暇・娯楽はいかがでしょうか?

私の場合は、人と会って食事を楽しむことが多いですね。また、ネパールやスリランカを旅したり、インド国内を旅行することもありました。グルガオンにはショッピングモールも多く、主要なモールにはスーパーが入っていて何でも揃います。

生活のどのようなことに面白みを感じますか?

こちらでの生活において、私は人との関わりが面白いと思います。理由は2つあって、1つ目は日本人コミュニティが限られていてるので、同じ日本人であれば、取引先の方ともすぐに仲良くなれる点。もう1つは、インド人も含めて様々な人種の人と友人になれる点ですね。

今後のキャリアの展望とインド就職を検討している人への一言

今後のキャリアはどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

まずは今の仕事の中で言うと、日系企業担当として、彼らのインド進出時から関われる体制を作りたいと思っています。現在は日系企業が進出した後の会計・税務などを担当しているのですが、エントリー段階で関われると良いですね。東京事務所の開設も検討している段階です。

なるほど。個人のキャリアとしてはどうでしょうか?

将来的にはチャンスがあればインドか日本を舞台に起業したいと考えています。ただ、最初から起業を考えていたわけではなく、インドで海外就職をする中で考えるようになりました。

なるほど。キャリアの方向性も変わっていったのですね。最後にインド就職を検討している人への一言お願いします。

まずはもし海外に興味があるのでしたら、何かアクションを取ってみてほしいと思います。別に最初から仕事やキャリアに関するものでなくても良いと思います。旅行であっても人に話しを聞くだけでも良いのではないでしょうか?そうやって興味があることに対して、情報を得て、五感で感じることで、そこに飛び込む実感が湧き、次の扉が開いていくのだと思います。

まとめ

(インド人の友人と筆者(岡本)と3人で食事をした際の写真)

とっても丁寧で人当たりが良く、面倒見も良い武田さんですが、エネルギッシュで今後の活躍が本当に楽しみな方でした。僕がインドに行った際もとても良くしていただき、7日中3日一緒にいました(笑)!

もちろん、インドの可能性や自分の実力や課題、やりたいこともじっくり冷静に捉えていて、いつか必ず自分の事業を立ち上げ、成功されると思います。

今後、インド進出を考えていらっしゃる方は是非、彼に相談してみることをおすすめします。きっと力になってくれると思います。

武田さん、また飲みにいきましょう!

MinoriNishihata