ベトナム就職

女性単身でベトナム移住!自分探しの旅の中で私が海外就職をした4つの理由

ベトナム・ハノイからこんにちは!
そして、はじめまして!
これからベトナム部分を担当します、ライターのペクです。
どうぞよろしくお願いします。

さて、今回は私の自己紹介も兼ねて、私がベトナムで海外就職をした理由について書きたいと思います。

 

1. はじめまして!白 智瑛です。〜簡単な自己紹介とこれまでの大まかな経歴〜


プロフィール
名前:白 智瑛(ぺく ちよん) ※日本生まれ、日本育ちの在日コリアン4世です。
年齢:1991年5月31日生まれの27歳
主な経歴:
大学卒業後、日系メーカーにて3年間営業職として勤務
フィリピン・セブ島の語学学校で6カ月間現地日本人スタッフとして勤務(インターン)
現在、ベトナム・ハノイの日系旅行代理店にて勤務

本題のベトナムで働く理由についてお話しする前に、「なぜ海外就職を選んだのか」について少しだけお話しさせて下さい。

私は学生時代からとにかく英語が大好きで、普段から積極的に留学生とコミュニケーションを取ったり、留学生支援のボランティア活動に参加したりもしていました。
そして、そんな私の夢は「海外で働くこと」「海外と関わる仕事をすること」でした。

その夢を叶えるべく、海外展開も積極的だった日系のメーカーに入社しました。
入社後も少し苦手意識があった英会話を上達させようと、週末に英会話学校へ通うなど、夢に向かって努力を続けていました。

そんな毎日を過ごすなか、1週間の休暇を使って、旅行兼留学でふと訪れた、フィリピン・セブ島。
ここで私は「いろんなことに前向きにチャレンジする」多くの方々と出会いました。

当時の私は、与えられたことには精一杯向き合うものの、自分から進んで挑戦していこうという性格ではなかったため、セブで出会った方々の姿が本当に眩しくて、素敵だなと感じていました。

そんな皆さんに刺激を受け、私も少しでも心動くことは何でも挑戦していきたいという想いを持つようになり、「海外で働く」という長年の夢に対する考え方も大きく変わりました。
チャンスをただ待つのではなく、自ら掴み取りに行こう。
そう強く思ったのが海外就職に挑戦することにした、最も大きな理由です。

また、日本で営業職として働いていた頃、私は自分にあまり自信がありませんでした。
それに加え、「自分と全く異なった考え方をする人を受け入れ、理解する」というところが足りないと感じていました。
海外という日本と大きく異なる環境に自らを置くことで、

「自分自身をいい方向へ変えていきたい」
「今の自分に足りないものを補っていきたい」

そんな想いを持って、海外就職に挑戦し、今に至ります。

 

2. 自分探しの旅の中、私がベトナムで就職した4つの理由

さて、私が海外で働く理由は先程お話しした通りなのですが、「なぜベトナムを海外就職先として選んだのか」について、ここからはお話しさせて頂きます。

(1)慣れ親しんだ場所から脱け出すことで、自分を成長させたいから


「自分自身をさらに成長させるには、居心地のいい環境から一歩踏み出すしかない!」
そう思った私は、全く縁もゆかりもないベトナムの地へ飛び込むことにしました。

誰しも住み慣れた場所や居心地のいい場所から踏み出すことにはためらいがあると思います。
不安や恐怖を抱えて、新しいことに挑戦することも勇気が必要なことだと思います。
例外なく、私もそうでした。

私が海外就職への第一歩を踏み出した場所は、大好きなフィリピン・セブ島。
半年間のインターン期間中も、陽気なフィリピン人スタッフや先生、職場を問わず仲良くしてくれた日本人の友人たち…
素敵な方々に囲まれて、本当に楽しく、充実した日々を過ごしていました。

そんな楽しい生活を送っていた私にとって、正直なところ、セブで働き続けるという選択肢はかなり魅力的でした。

もちろん、初めての長期にわたる海外生活と慣れない仕事に悩み、苦しんだ時期もありました。
それでも全くセブでの生活が嫌にはならなかったので、「このままセブで過ごしていれば、間違いなく私は幸せだろう」と感じていました。

ただ、その選択肢を取ることに自分自身あまり納得がいきませんでした。
なぜなら、元々「挑戦」と「自分自身の成長」のために海外就職を選んでいたからです。

ここで「きっと楽しいであろう」と思える道を選ぶのではなく、あえて少し難しそうな道を進んでみる。
そうすることで、「自分をさらに成長させたい」そんな強い想いがありました。

いわゆる「コンフォートゾーンからの脱出」ですね!

 

(2)ベトナム旅行で「笑顔」と「伝えたいという気持ち」の大切さに気づいたから

私が海外で生活する上で大事にしている、「笑顔」「伝わるまで根気強く向き合う」こと。
その大切さに気づいたのは、ベトナムに旅行で行ったことがきっかけでした。
そして、この気づきが自分自身を大きく変えてくれたと私は思っています。

そんな新しい気づきを与えてくれた国で生活することで、もっとたくさんの学びや気づきが得られるのではないかと感じたことが、私がベトナムを海外就職先として選んだ一番大きな理由です。

私がベトナムへ初めて訪れたのは、まだセブを離れることに迷いがあった時期でした。
フィリピンは英語での意思疎通に全く問題のない国です。
基本的には英語でどんなことでも対処ができるという環境にすっかり慣れていた私は、ベトナムでは英語があまり通じないということに、ただ驚くばかりでなく、不満すら感じていました。
最初は、せっかく来たけど、英語が通じなくていろいろと面倒だし、もうホテルから一歩も出ないで帰ろうとまで思っていました。

ただ、やはりそこは好奇心旺盛なチャレンジャーでした。
大好きなマッサージや食べてみたいもの、必ず行っておきたい観光スポットぐらいは制覇して帰りたいと思いました。
そこで、なんとかして自分の足で街へ出て、気の向くお店に立ち寄ってみたりするうちに、気づきました。
「英語なし」でも、ジェスチャーと笑顔で意外に相手には伝わっているということに。

「英語という言葉が大事なのではなく、伝えたい・話したいという気持ちと笑顔さえあれば、きっと伝わる」
このベトナム旅行を通して、そんな大事なことを気付かせてもらいました。

 

(3)成長著しい国とともに、自分自身も日々成長していきたいから

元々「今日の自分よりも明日の自分が少しでも前を歩いていたい」という強い想いがあります。
そこで、これから伸びていく国で働けば、国とともに自分自身も成長していけるのではないかと考えました。
そんな私にとって、急速に発展しているベトナムでの海外就職は非常に魅力的でした。

BEYOND THE BORDERの記事(ベトナム経済状況)にも詳細に記述がありますが、ベトナムは今、著しく成長しています。

実際にハノイで生活していても、あちこちで道路整備のための工事が行われていますし、地下鉄の建設が進むなど、街もどんどん姿を変えようとしていることが感じられます。

こんな風に日々変化していく環境に身を置くと、自分自身のこともどんどん変えていきたくなりませんか?
さらに、国も自分自身もこれからどんな風に変わっていくのだろう、と楽しみにもなります。

そんな「成長意欲を掻き立てられる環境」であり、「期待を抱いて前に進める環境」だと感じたからこそ、一度ベトナムの地で頑張ってみたいと思いました。

 

(4)女性が多く活躍する環境で働きたいから

仕事もプライベートも充実した女性であること、それが日本で働いていた頃から、常に私の目標でした。
ビジネスの場で活躍しながらも、プライベートもしっかり充実させている女性と多く出会うことで、自分自身の目標を実現させるヒントを得たいと思っていた私にとって、女性が多数活躍するベトナムは魅力的な国でした。

日本で働いていた頃、私が営業先でよく言われていた言葉に、「どうせ腰掛け程度で、結婚したら辞めるんでしょう」という言葉があります。

当時の私は、自分なりにすごく自分の仕事に誇りを持って臨んでいました。
もちろん、自分のライフイベントで自分のキャリアを手放すなんて考えたこともありませんでした。
そんな私にとって、この言葉は笑って受け流すことができるものでありながらも、悔しく感じさせるものでした。

そんな経験から、転職活動においては「性別を問わず活躍できる環境」という点も重視しており、転職エージェントさんや転職活動中にお会いした方にも、いろいろとお話をお伺いしました。
皆さんのお話から、ベトナムでは多くの女性がビジネスの場で活躍しており、結婚・出産後も仕事を続けている方が多いと知り、そんなパワフルな女性たちの中で、私も頑張ってみたいと思いました。

「人生一度きりなので、欲張っていい」と私は思っています。

 

3. 今後チャレンジしていきたいこと

せっかくベトナムで生活しているので、仕事はもちろん、私生活もきちんと充実させることで、日本ではできない経験をたくさんして、自分自身の知見を深めていきたいと考えています。

1)ベトナムでチャレンジしたいこと

(1)近隣諸国への旅行

元々海外旅行が大好きなので、なるだけ多くの国に訪れたいと考えています。
ベトナムはタイやカンボジア、ラオスはもちろん、シンガポールやマレーシアなど近隣国へのアクセスが比較的良い国です。
周囲の方でも結構いろいろと近隣国へ旅行されている方が多いので、リフレッシュや自分自身の視野をさらに広げていくという意味で、たくさん旅行をしたいと考えています。

(2)「キャリア」や「仕事」に対する他国の方の考え方を知る機会を設けること

せっかくベトナムで生活しているので、ベトナムの方々についても理解を深めたいと考えています。
さらに、ハノイには欧米の方もたくさんいらっしゃるので、国を問わずいろいろな文化や考え方の違いについて、話し合える場を作れるといいなと考えています。

特に、「キャリア」や「仕事」について、海外の方々がどういう風に考えているのかについて話し合ってみたいと考えています。

正直なところ、私自身がまだまだ「キャリア」や「仕事」について模索中です。
いろいろな方と意見を交わす中で、自分自身のヒントとすることはもちろん、考え方や発想が全く違うベトナム人スタッフと上手く協力して、最大の成果が出せるよう、日常業務で活かしていきたいと考えています。

 

2)今後の人生で成し遂げていきたいこと

まだまだ仕事でもそれ以外でも挑戦したいことがたくさんあるので、いろいろと迷っているのが正直なところです。

仕事については、フィリピン・セブ、ベトナム・ハノイと既に2か国で働いた経験があるので、2か国で働くなかで得たことを、日本あるいはまた別の国で活かせるようにしていきたいと考えています。

また、自分自身が海外で生活した経験を、自分より若い世代の方々へ伝えることで、若い世代の方々が勇気をもって一歩踏み出せるよう、サポートできるような仕事にも将来的には携わっていきたいと考えています。

 

4. 最後に:今後の抱負を少しだけ。

元々は内気で引っ込み思案、誰よりも失敗を怖がる人間だった私ですが、「やらないで後悔するより、やってみて後悔しよう」といつも自分に言い聞かせながら、仕事でもプライベートでも日々挑戦を続けています。

私がベトナムで日々生活する中で得た、様々な経験・情報をお伝えすることで、これから海外就職へ挑戦しようとする皆さんの一助となれば幸いです。

これからどうぞよろしくお願いします。

 

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Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」