ハノイの仕事休みにぴったりなおすすめカフェ3選〜居心地・WiFi・ベトナムコーヒーの豆知識まで〜
こんにちは!
BEYOND THE BORDER ライターのペクです!
突然ですが、週末や休日はどんな風に過ごしていますか?
思いっきり寝る、映画鑑賞や読書、趣味や習い事に没頭・・・
きっとそれぞれの過ごし方でお休みを楽しまれていることでしょう。
さて、ハノイ在住の私の休日はと言いますと・・・
結構な確率でカフェ巡りをしております!(笑)
というのも、ベトナムはコーヒーがとにかく安くて美味しいからです♡
※ベトナムコーヒーに惚れて、ベトナムへやって来たと言っても過言ではありません。
今回はそんなカフェ巡りが大好きな私から、ハノイらしさ溢れるおすすめのカフェ3選をご紹介させて頂きます!
目次
1.線路沿いにある隠れ家カフェ!Tram Cafe-Railway Station Cafe
私がハノイで一番好きな場所と言っても過言でないくらい大好きな場所です!
大好き過ぎて、月に一回必ず遊びに来ています(笑)
名前の通り、なんと線路沿いにあるカフェなんです。
なかなかこんなカフェ、日本にないと思いませんか?
お客様もどちらかと言えば欧米の方が多く、いろんな国の方に出会える隠れ家のような場所です。
おすすめのポイント
1)線路上で味わえるスリル
なんといっても、1日数回電車が通る瞬間を間近で見られること!
手を伸ばせば届く距離で電車が走っていくこのスリルが溜まりません!
電車が通る時間が近づくと、多くの人がカメラを構えて待っています。
この写真も電車が来るのを多くの人が「今か、今か」と待っている様子です。
このスリルを味わうためにも1階の屋外席を是非狙ってみて下さい!
※なお、座っていても電車が通る際は、安全のため椅子を一旦片付け、全員立つことになります。
2)素敵なスタッフさん
スタッフさんがとてもフレンドリーなところもおすすめのポイントです!
写真はオーナーのDucさん(写真左)とその彼女Hanhさん(写真右)と一緒に撮ってもらったものです。
いつの間にか常連さんになってしまったので(笑)、お二人ともすっかり仲良しです!
いつ来ても、とびっきりの笑顔で二人が迎えてくれますよ~!
店内の様子
おすすめは1階の屋外席!
写真のようにお店の前の石段か周辺に並べられている椅子に腰かけるかのいずれかとなります。
この日は陽射しが強かったので、店内席で列車が来るのを待っているお客さんもちらほらいらっしゃいました。
こちらは2階席の様子!
列車が近づくスリルは少ないのですが、上から眺めるのも面白いですよ!
・トイレ:有
・コンセント:有(屋内席のみ、数は少ない)
メニュー・価格帯
気になる飲み物の種類や価格は・・・
コーヒー1杯が30,000ドン(約150円)で、ベトナムのローカルカフェと大体同じくらいの価格!
この素敵なロケーションでこの価格、しかも長居しても全く嫌な顔をされないので最高だと思っています。
※レートは10,000ドン≒50円で換算(以下も同様)
どれも美味しいのですが、個人的にはパッションフルーツジュースがおすすめです。
ちなみに、欧米人のお客様には圧倒的にビールが人気です。
昼間から電車が通るのを待ちながらビールを飲む・・・なんて最高に幸せですよね!!
店舗情報
・Facebookページはこちら
・営業時間:08:00~20:00
・住所:10A Điện Biên Phủ, Quận Ba Đình(ハノイ市内で唯一深夜も営業しているTong Duy Tan通りの近く)
・電話番号:090 871 3688
2.ゆったりゴージャスな気分を味わうなら!Serein Cafe & Lounge
暑い昼下がり、静かに・涼しくひと休みしたいなという気分のときによく来る場所です。
外観からちょっぴりオシャレな雰囲気が漂っていませんか?
昼間の早い時間帯に来ると、結構空いていて静かなので、いつもかなり長居しています(笑)
おすすめのポイント
なんといってもロンビエン橋を横目にコーヒーを楽しめるところ!
さらに、最上階5階からはロンビエン橋を見下ろせるんです!
この景色、「これぞハノイ!」という気がしませんか?(笑)
写真はありませんが、いつ来ても多くの方々がロンビエン橋とともに写真撮影を楽しんでいます。
店内の様子
お店は華やかな子供服のお店の隣にある薄暗い階段を登った3階から5階にあります。
お店までの階段は外観と違って、正直あまりオシャレな雰囲気はありません。
「本当にお店があるのかな?」とお店に辿り着くまでの間にちょっぴりワクワクします。
私がよく使う3階席の様子がこちら!
なんとなく昔懐かしい雰囲気がしませんか?
このフロアは完全に屋内席になっており、空調もしっかり効いています。
快適な環境で長居したいときは3階席がおすすめです!
そして、圧倒的に人気のある5階席の様子がこちら!
真夏の昼間はとても暑いので、全く人気のない時間帯もありますが、涼しくなってくると多くの人で賑わいます。
涼しくなった時間帯にロンビエン橋を眺めながらのコーヒータイムを楽しむなら、5階席がおすすめです!
但、いい席に座ると、写真を撮りたいという人に頻繁に声を掛けられ、席を立たざるを得ない場合も・・・
よって、長居にはやや不向きなフロアだと思います。
・トイレ:有
・コンセント:有(一部座席のみ、数は少ない)
メニュー・価格帯
飲み物の種類はアルコールをはじめ、ソフトドリンクとかなり豊富に揃っています。
コーヒー1杯が大体70,000ドン(約350円)と、ローカルカフェよりはやや割高な印象です。
店舗情報
・Facebookページはこちら
・営業時間:08:00~23:00
・住所:16 Đường Trần Nhật Duật, Đồng Xuân, Hoàn Kiếm, Hà Nội(ロンビエン橋のすぐ近く)
・電話番号;093 644 6221
3.ハノイの定番カフェ!Cong Caphe
最後は定番!
チェーン店のCong Capheをご紹介!
旅行客にも現地の若者たちにも大人気のお店で、ハノイ市内の至るところで見かけるお店です。
店舗によっては、さほど混んでいなくて居心地もいいうえに、価格もリーズナブルなので、読書や考え事をしたくなったらよく来ています。
おすすめのポイント
店内では古き良きハノイを体感しつつ(後程紹介します)、窓やテラスからは現在のハノイの姿を楽しめます。
写真はホアンキエム湖にあるお店の3階のテラス席からの眺めです。
バイクや車が行き交う様子、多くの観光客で賑わう様子を、オシャレに古びた鉄の椅子に腰かけて眺めるのが楽しいんです♪
「ハノイにいるんだ~」と実感する瞬間です(笑)
店内の様子
店内はとにかく昔懐かしい、レトロな雰囲気が漂っています。
どこの店舗でも大体写真のように多くの古本や赤い花柄模様のデザイン、古い基調の家具が使われています。
少し灯りを落とした、薄暗い店舗が多く、隠れ家でゆっくり過ごしているような時間を過ごせます。
特に好きなのは、私の家の近くにある店舗のドラム缶テーブル(写真の左側)!
初めて訪れた際、「これはなかなか日本にないなぁ」と感心していました。
ちなみに、ちょっとアンバランスなドラム缶テーブルもあって、どこに飲み物を置けばベストか迷うのも楽しくて好きです!
・トイレ:有
・コンセント:有(店舗による)
メニュー・価格帯
多種多様な飲み物が揃っています!
コーヒー・紅茶はもちろん、Sinh Toと呼ばれるスムージーなどなど・・・
すべてのメニューを制覇しようとすれば、かなり時間が掛かるのではないでしょうか?笑
メニューは古い本のようなイメージで冊子状になっているので、コーヒー・紅茶のページをご紹介!
この雰囲気で30,000ドン(約150円)でコーヒーが飲めるのは嬉しいですよね!
ちなみに、軽食もあるようです。
※私はいつも食後の一杯で使う店なので、まだチャレンジしたことがありません。
店舗情報
・Facebookページはこちら
・営業時間:07:00~23:00(店舗により異なる可能性あり)
・住所:116 Cầu Gỗ, Hàng Đào, Hoàn Kiếm, Hà Nội(ハノイ市内の至る所にありますが、ホアンキエム湖のお店を代表として掲載)
・電話番号:091 181 1149(同上)
4.ベトナムのカフェ・コーヒーに関する豆知識
さて、おすすめのカフェを3つご紹介させて頂きましたが、ちょっとだけハノイのカフェの様子やベトナムコーヒーについてお話させて下さい!
ハノイ市内のカフェ事情
ハノイ市内にはとにかく至るところにカフェがあります。
写真はある通りの様子ですが、カフェが3軒並んでいるのが分かるでしょうか?
こんな風に同じ通りにいくつもカフェがあることもよくあります。
スターバックスやHIGHLANDS Coffeeといったチェーンのお店や近代型のお店はもちろん、写真のようなローカルカフェも多数あります。
ローカルカフェの場合は、ほとんどが開放的な作りになっており、多くの方は屋外で話をしながらお茶を楽しんでいます。
ベトナムならでは?!のコーヒー
ベトナムコーヒーはよく日本で口にするコーヒーとは味も淹れ方も少し違って、独特です!
今回はそのアレンジ方法に着目して、ご紹介させて頂きます。
ミルクコーヒー
既にここから日本のコーヒーとは違います!
日本ではミルクコーヒーのミルクは牛乳ですが、ベトナムではコンデンスミルクを使います。
写真の下の部分に白っぽい液体が溜まっているのが分かりますか?
ほろ苦いベトナムコーヒーと甘いコンデンスミルクの相性が最高で、私の大のお気に入りです!!
コンデンスミルクと濃いコーヒーがきちんと混ざるように、よくかき混ぜて飲みましょうね!
ヨーグルトコーヒー
周囲の日本人の皆さんからも人気の高いコーヒーがこのヨーグルトコーヒーです!
記事を書きながら調べてみたところ、ハノイ発祥のものでホーチミンには少ないようです。
私も最初は「コーヒーにヨーグルト!?」と思ったのですが、ヨーグルトの甘酸っぱい味とベトナムコーヒーの苦みがよく合うんですよ!
ココナッツコーヒー
ベトナムコーヒーにココナッツミルクを混ぜたもので、こちらも好きな方をよくお見掛けします。
写真は先程ご紹介したCong Capheのココナッツコーヒーです!
シャーベット状のココナッツミルクが溶けてくるのを待つもよし、そのままアイスクリームを食べる感覚で突っつくのもよしです!
ちなみに、私はいつもコーヒー部分だけが先に吸われてしまい、ココナッツミルク部分だけが残ってしまいます・・・苦笑
エッグコーヒー
名前の通り、コーヒーに卵黄と砂糖、コンデンスミルクを加えたものです。
発祥の店とされる、Giang Cafeのエッグコーヒーが観光客にも地元の方にも大人気です。
上の部分だけ食べるとカスタードプリンのような甘さが口の中でとろけます。
そして、この絶妙な甘さと苦いコーヒーがよく合うんです!
こちらもよくかき混ぜて飲んで下さいね!
価格
ローカルカフェとチェーン店とで、価格設定は異なります。
今回、チェーン店については代表的なHIGHLANDS COFFEEとTRUNG YEN LEGENDの価格を記載させて頂きます。
・HIGLANDS COFFEE:ミルクコーヒーMサイズで35,000ドン(約175円)
・TRUNG YEN LEGEND:ミルクコーヒー1杯が85,000ドン(約425円)
TRUNG YEN LEGENDはチェーンでも少し高めな印象です。
ちなみに、日本で好きな方も多いSTARBUCKS COFFEEもありますが、価格は日本と同程度です。
STARBUCKS COFFEEへ行かなくても充分美味しいコーヒーが飲めるので、正直なところ私はあまり行くことがありません。
5.まとめ
美味しいコーヒーが楽しめる上に、リーズナブルなベトナムのカフェ!
友人とお喋りを楽しむもよし、一人で読書や勉強に励むもよし!
自分らしい過ごし方を見つけてみてはいかがでしょうか?
私は、日本で常に習い事や遊びの予定がぎっしりの慌ただしい休日を過ごしていました。
ハノイに来てからは、カフェでのんびり過ごす休日もよくあります。
そして、「これも悪くないな~」と感じながら日々過ごしています(笑)
仕事はもちろんですが、いろいろな違いに触れることで、考え方も広がるところが海外就職のいいところだと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!