転職エージェント訪問記:【マレーシア】Intelligence(現:パーソル マレーシア)
Intelligence マレーシア(現:パーソル マレーシア)さんのご紹介
インテリジェンス アジア ジャパンデスクでは、マレーシアの日系企業様向けにマレーシア人の求人を中心に日本人の人材の紹介も行っています。職種は、営業、経理、機電系エンジニア、ITエンジニア、秘書など、ポジションは新卒からマネージャークラスまで幅広く対応。現地企業様との繋がりが非常に深いため、他社では紹介出来ない求人のご紹介が可能です。
西山夏樹様(にしやまなつき)様
今回お話をお伺いしたのは、Business Managerの西山さん。「普段からリラックスした雰囲気の中で仕事しているので」と、今回のインタビューもとても和やかな雰囲気の中進めさせて頂きました。「本当に迷っているなら一度海外就職は選択肢から外してみる」という率直なコメントも飛び出した今回のインタビュー、ぜひご覧になって下さい。
マレーシアで働く
Q.どのように求職者の方と向き合っているのでしょうか?
A.安易な気持ちでの海外就職はオススメしていません。例えば、若い人の中には「英語」だけに憧れて海外就職を志す人がいるのですが、それ以外の側面、例えば文化の違い等を理解した上での転職なのかどうかを含め、本気で海外就職を実現したいのか求職者の方としっかりと向き合った上で企業様にご紹介しています。
Q.フィリピンの語学学校からの留学生で海外就職を実現させた方は今までにいましたか?
A.いらっしゃいました。その方はTOEICのスコアが高く、日本で働いた経験もあったこともあり、とてもいい待遇で現地企業に迎え入れられていましたね。
マレーシアでの生活
Q.マレーシアの生活環境はどうですか?
A.とても快適です。Wifi環境も良いですね。日本食レストランも多くありますよ。物価も安く、ローカルの方の生活水準も高いです。ローカルフードも安くて美味しいので、安く生活費を抑えての生活も可能です。
マレーシア クアラルンプールのペトロナスツインタワー。2本のビルが対になっているツインタワーとしては依然として世界一の高さを誇っている。
マレーシアでの働く
Q.マレーシアでの日本人の求人状況はどうでしょうか?
A.現在のマレーシアの経済は決して好調というわけではありませんが、日本人の需要はありますね。
マレーシアの国旗。国旗の赤と白は東南アジアにおける伝統色。青は国民の団結を表す。
Q.現地の方と仕事をする上で苦労する点はありますか?
A.文化の違いで苦しむことがまれにあります。例えば時間にルーズだったり、仕事のスピード感が遅かったり。ですが、その文化の違いを受け入れていくことがとても楽しいですね。良い面としては現地の人はトラブルや失敗への捉え方がとても寛容で、「間違っても良いんだ」と考えて仕事を進めていくことが出来ています。
メッセージ
Q.海外就職で一歩を踏み出すのを迷われている方へメッセージを頂けますか?
A.海外で働く理由、その人の中でも動機付けを明確にしてみると良いと思います。その上でも一歩が踏み出せそうになかったら、無理に海外就職を選択肢に入れなくても良いのではないかとを感じています。ただ、求められる英語力もそこまで高いわけではなく、大いにチャンスはあると思います。マレーシアへのチャレンジをお待ちしています!
インタビューを終えて
インタビューを終え思ったことは「成功へ向けて周到に準備はする、しかし同時にスピード感を持って動くことが大事」ということです。今回松下さんからマレーシアでの転職活動において痛い目を見たというお話がありました。この記事を読んで下さった方は、ここから「周到に準備をしなければいけない」と思うと思います。しかし私はそれによって今からやろうとしていた行動を制限して欲しくないと強く思います。失敗を恐れ準備を重ね、その挑戦が3年、5年後になるなら、今挑戦して失敗し、そこから何かを学び次に生かす方が成長の速度は速いのではないかと思っています。私が思う最大のリスクは、失敗を恐れる余り行動が遅れることです。失敗しないために準備はする。しかし、失敗を恐れずにスピード感を持って行動する。これが大事ではないでしょうか。西山さん、ありがとうございました!