日々雑感

幸せな人生を歩むロードマップ

人が幸せに「老い」死んでいくための
発達課題というものあることを知っていますか?

先日「手放す覚悟」という記事を書いて
「いかにして老い死んでいくか?」ということについて
気になって昔買って放っておいた本を読んでみました。

「50歳までに「生き生きした老い」を準備する」
(英題「Aging Well」)

ハーバード大学による50年以上かけて800名に及ぶ被験者の思春期から
老年期までの生涯にわって追跡調査を行った「成人発達の研究結果」をまとめた書籍です。

おそらく現存する老いに関する研究で最も信頼性が高いものであると思います。

その研究の一部についてはTEDでも紹介されています。
素晴らしいプレゼンなので是非一度ご覧になってください。

「TED:人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」
(ロバート・ウォールディンガー)

TEDの中では紹介されていいませんが、
書籍の中で人間の発達課題は6つあるとのこと。

そしてその以下6つの課題をクリアすることで幸せな老いを
迎えることができるとのことです。

1.アイデンティティ
2.親密性
3.職業の強化
4.生殖性
5.意味の継承
6.統合

それぞれの意味は下記になります。

1.アイデンティティ
…「自己の価値観」「政治観」「情熱」などが自分自身のものであり、両親のものではないという感覚、すなわち「自我意識」を確立するステージ。

2.親密性
…自己愛だけではなく、相互愛によりパートナー(夫婦、恋人など)と関われるようになるステージ。

3.職業の強化
…個人のアイデンティティを拡大し、社会に価値を提供するステージ。「満足感」「報酬」「能力」「責任」の4分野においてある程度の水準に到達する必要がある。「妻であり母であること」「夫であり父であること」も含まれる。

4.生殖性
…私心なく次世代を導く明確な意思と能力を示すステージ。親が子に、スポーツでコーチが選手に完成された自己を分け与える行動。

5.意味の継承
…過去の伝統や制度、倫理観といった徳目を生殖生を超えたより社会的な範囲へと伝承するステージ。集団、組織、団体を導いて伝統を保存していく。

6.統合
…自分の人生と世界全体について何らかの平安と統一の感覚を達成するステージ。老年期は肉体的にも精神的にも多くの喪失が重なるため、自己を超越して成長する必要がある。

これらの課題は必ずしも一つずつクリアをしないといけないわけではなくどこまでいけば、
その課題をクリアしたという明確な線引きもありません。

先日テーマにした「手放す」というフェーズは「4.生殖生」に該当するわけです。
そしてその先にはまだ「5.意味の継承」「6.統合」という人生の課題があるわけで。

いや〜、自分の人生を考えた時、先は長いですね。
ちなみに僕は「3.職業の強化」に絶賛格闘中。

「6.統合」のステージについてはもはや異次元の世界でそれはなんだ?神の領域か?という感じです(笑)。

でも、「4.生殖性」「5.意味の継承」できればも「6.統合」というステージも視野に入れながら
一歩一歩、牛歩の如く進んでいければ幸せな人生を歩めるかなぁと思います。

僕の周りには同年代の人でも既に「4.生殖性」「5.意味の継承」のフェーズに
入っていると思われる人もいるんですよね。

本当にすごいと思います。

この本にも書かれていますが、これらの6つのステージはどの段階が
他の段階より素晴らしいとか道徳的ということはありません。

あくまで一つのロードマップとして自分や隣人たちが人生のいかなる場所にいるかを
理解する手助けになるものだと理解しています。

あなたは今どこの発達段階にいますか?
また、どの発達段階までいきたいでしょうか?

我々が今何歳であろうと、一度考えてみても良いと思いました。

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒