What's 海外就職

【2022年海外就職】コロナ禍の今がチャンスと言える2つの理由

今回はこのコロナ禍だからこそ、今、海外就職を準備してチャレンジすべき2つの理由について解説をしていきます。

この記事を読んでいただくことで、海外で働きたい皆さんが、海外就職を実現するビッグチャンスを掴める可能性をグッと上げることができますので是非最後まで読んでいただければと思います。

皆さんは、まだ世界がコロナを完全に乗り越えていない中で、そもそも海外で働くことは可能なのか?準備しても無駄になってしまわないか?と疑問に思っていらっしゃるかもしれません。

確かに、国によっては海外就職がまだ難しかったり、いつ大きく門戸が開かれるか、わからない国もあります。

しかし、多くの国々では既に海外就職は可能な状況にありますし、この不確定な状況だからこそ、早めに準備することに大きなメリットが生じます。

今回は、海外の転職エージェントから話を聞いた情報も交えてその点について解説させていただきますね。

コロナ禍の今だからこそ海外就職がチャンスと言える2つの理由

まず、海外就職に限らず転職する上で応募者である皆さんにとって、どのような状況になっていれば有利なのか?ということを理解していただければと思います。

それには大きく2つの条件があります。

一つ目の条件は、多くの海外在住の企業が人材採用をしたいと思っている状況、つまり企業側のサイドの人材ニーズが高まっている状況であるということです。

このような状況であれば、企業は採用に積極的なので、海外就職をしたい人にとっては採用される可能性は上がりますよね。

二つ目の条件は、海外就職の希望者が多くない状況、つまり働く側のサイドの人材供給が少ない状況であるということです。

このような状況であれば、海外で働きたい人は少ないので採用される側の競争率は下がり、企業に採用される可能性は上がります。

このように、企業の人材ニーズが高まっている状況であり、かつ働く側の人材供給が少ない状況であれば、海外就職できる可能性は上がると考えられます。

それでは、2022年6月の現在の状況を考えるとどうでしょうか?

まずは、企業サイドの人材ニーズについて考えてみましょう。

現在、世界、特にアジア諸国のコロナの状況は改善しつつあります。そのため企業の海外進出や個人の海外就職の門戸は開きつつあります。

また、各国の景気動向も回復しつつあり、それに併せて企業の人材ニーズは回復していくと考えられています。実際、求人数は増加傾向にあります。

今後、コロナがさらに落ち着けば、企業側の人材ニーズはもっと増えていくでしょう。

さらに、コロナのために多くの海外在住だった日本人は帰国してしまいました。そのため、現地の日本人が不足している企業も多くあります。その意味でも、企業サイドの人材ニーズはかなり高い状況になっていくと考えられます。

それでは働く側サイドの人材供給はどうでしょうか?

現在海外就職を希望される方はコロナ前と比べて大きく減少しました。

また日本に一時帰国した方も転職をしたり、新しい業務についてすぐに海外に戻ることができない人も多いでしょう。

そのため、海外就職希望者はまだまだ限られていると考えられます。

実際、私たちのところに海外就職を相談される方の件数はコロナ前と比べてかなり減っています。

そのため、働く側サイドの人材供給はまだまだ少ないと言えます。

まとめると、現在のwithコロナの状況の中、企業サイドの人材ニーズは回復しつつあるものの、働く側サイドの人材供給は低調に推移しています。

つまり、企業の人材ニーズが高まっている状況、かつ働く側の人材供給が限られている状況ですので、転職に有利な2つの条件が揃っています。

そのため、海外就職を希望する方にとってはチャンスの状況になりつつあると考えられます。

実際、各国の転職エージェントに話を聞いたところによるとこのような状況になりつつあると仰っていました。

どのくらいチャンスの期間が続くのか?

それでは、このような状況はどれくらい続くのか?気になるところですね。

それについては「わからない」というのが正直なところです。

なぜなら、今後コロナがどのようになるのかわかりませんし、各国の景気の状況、企業の海外進出の状況、個人の海外就職希望者の動向によって状況が変わってくるからです。国によっても違ってきます。

ただ、少なくとも2年くらいは海外就職希望者にとってチャンスになるのでは?と個人的に考えています。

なぜなら、本格的に企業の人材獲得ニーズが回復して増えていくにはある程度の時間がかかりますし、個人の働き方のマインドが変わるのにはさらにもう少し時間がかかると考えられるからです。

チャンスを掴むことが出来る人の特徴

それではどのような人がこの絶好のチャンスを生かすことができるのでしょうか?

それは早い段階で動くことができた人に限られます。具体的に言うと以下の準備ができている人ですね。

・海外就職の基礎的な知識を持っている
・キャリアの方向性を決めている
・高い語学力(英語力)を持っている
・転職できるスキルや経験を有している
・現地の最新情報を入手している

このような方であれば、チャンスがあれば海外就職にすぐにチャレンジできます。

もし、この動画をご覧になっている方で本気で海外就職をしたいと思っているのであれば、是非早めに動くことをオススメします。

まとめ

それでは今回のポイントをまとめさせていただきますね。

1.海外就職を実現するためには、企業の人材ニーズが高まっている状況であり、かつ働く側の人材供給が少ない状況となると有利になる

2.現在は企業サイドの人材ニーズが回復しつつある一方、働く側の人材供給は限られていて、海外就職希望者にとっては有利な状況ができつつある

3.この状況がいつまで続くかはわからないが少なくとも2年ほどは続くと予想される

4.このチャンスを活かすことができるのは早めに動いた人だけ

いかがだったでしょうか?もし、皆さんが本気で海外就職を目指しているのであれば、準備をしてチャレンジをする絶好の機会になりつつあると思います。

新しいことにチャレンジをして成功される方は、周りの人が動けない時に積極的に動いてチャンスを掴んだ人たちだと思います。起業するにしても、転職するにしてもそう言えるのではないでしょうか。

先日、世界中に拠点を持つコンサルティングファームのフィリピン法人へ海外就職をされた方がいらっしゃいました。

実は、その方の年齢や経歴を考えると、もしコロナ禍でなく、平時で、企業が人材獲得ができる状況であれば、正直採用は難しいかな、と思っていました。

しかし、現在のこの状況を彼はピンチではなくてチャンスとして捉えました。

そして人より早く行動してチャンスを掴みました。勤めていた会社を辞めたのは、転職の内定通知をもらった後です。

そのため、実質的に転職活動を行うことに大きなリスクはなかったと思います。人より勇気を持って早く動く、これが彼がしたことです。

この記事をご覧になるタイミングは人によって異なると思います。

皆さんは今の現状をピンチととらえるでしょうか?それともチャンスと捉えるでしょうか?そしてどのように行動しますか?

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒