【インドネシア(ジャカルタ)セルナジャヤ】

セルナジャヤ 会社概要

1995年設立、通訳・翻訳事業よりスタート。
社員80名(内日本人は7名(リクルート5名・就労ビザ/会社設立業務など2名))
2005年には世界17カ国で80支店を有するファロ・リクルートメント社の一員となる。
2015年4月にはPT.OS Service IndonesiaとPT.OS Engineering & Consultant Indonesiaとの3社で合併予定。
住所:19th Floor MidPlaza 1 Jl.Jend.Sudirman KAV 10-11, Jakarta 10220 Indonesia
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若林千佳/井川咲子(キャリアアドバイザー)

ミーティング終了後2
若林千佳(キャリアアドバイザー)(右から2番目)
日本人の父とインドネシア人の母を持ち、小学校までインドネシアで生活。
日本で5年間教育業界での職務経験を経て、インドネシアへの帰国を決意。
2011年9月にセルナジャヤへ入社。
人生の目標は、より多くの人に『あなたに出会えて良かった』と思って貰える事。
『人を大切に』をモットーにこれからも頑張りたい。

井川咲子(キャリアアドバイザー)(一番左)
システムエンジニア出身でインドネシア在住通算?年目。
2013年3月にセルナジャヤへ入社。
生活のアドバイスも含めた親身なサポートに定評がある。
日本での社会人経験もあるため、日本の状況と比較したアドバイスも可能

インドネシア就職概要

Reception
岡本:インドネシアにおける日本人の就職状況を教えてもらえますか?
井川さん:日本人は現在売り手市場で好条件で働くことができます。一番多い業界、職種は製造業(自動車部品)の営業の仕事です。そのため、製造業経験者はとても優遇されますね。商社、建設業、サービスアパートメントの顧客対応の仕事も増えています。またホテルの接客や営業の仕事の求人もあります。

岡本:なるほど。どのような人がインドネシアで就職されているのでしょうか?
井川さん:年齢で考えると一番求められているのは25歳〜35歳くらいまでの人です。ただ、23歳以上で大卒であれば新卒の方でも就職できることもあります。ただ、新卒ですと日本企業のマナーやビジネス慣行を研修等で学ぶチャンスを逃してしまうので、一度日本で就職しても良いかもしれません。逆に35歳以上の方はインドネシアにゆかりがある人の方が決まり易いです。製造業出身者で営業のできる方や建設関係(現場監督)の経験がある方は引く手数多ですね。

岡本:どのような人が求められますか?
井川さん:まずは英語かインドネシア語のどちらかでコミュニケーションができることが必要になります。ただ、案件にもよりますが通常はそこまで高い語学力は求められません。日常会話レベルでも大丈夫です。営業経験や製造業の経験があると優遇はされますが30歳くらいまでなら業界が違ったり、未経験の職種でも採用されることもあります。誤解を恐れずに言うと、性格的には大雑把な人が良いと思います(笑)。インドネシア人は時間や納期にルーズな面もありますし、日本人のようにきちんとしていない人がほとんどです。そういう場でイライラせず、許容できる方ですね。また、自分で判断して動ける人が良いですね。皆さん忙しくて、仕事を丁寧に教える時間がありませんので、受け身で人からの指示待ちの人は少し難しいかもしれません。

岡本:なるほど。企業側から見て採用し易い人はどんな人ですかね?
井川さん:長く一緒に働いてくれる人、短期で帰任する駐在員に代わって会社任せられる人を企業は求めていると思います。そのためあまりにも転職が多い人は敬遠されるかもしれませんね。またインドネシアに進出している企業でも上司や選ぶ側は日本人になります。海外だから別にいいや、ではなく、海外だからこそ、日本の社会人としてのマナーや習慣についてはシビアに見られますね。

岡本:就職活動はどのように進みますか?
井川さん:面接自体は1回か多くて2回です。通常上司となる人が面接を行いますので、求職者側も一緒に働く人を見て職場を選ぶ事が出来る点は良いと思います。日系企業は基本的に日本語のみでの面接が多いですが、インドネシア人の人事担当者やパートナー企業の責任者とも面接する場合があります。ただ私たちセルナジャヤのスタッフと英語でお話をさせていただいて語学力のチェックは行います。外資系の場合は英語がインドネシア語のどちらかで面接が行われますね。

ジャカルタでの生活

セルナ一部メンバー
岡本:インドネシア、特にジャカルタの生活はどうですか?
井川さん:インドネシアはイスラム教の国ですが、イスラムと言っても比較的穏健なイスラムなのでそこまで日本人が困る事はないと思います。ただ、断食期間は周囲への配慮は必要ですね。ジャカルタでの住宅環境ですが、。家賃はコスという家具つきのワンルーム(キッチンは共同)であれば、3万円程度からそれなりの物件がありますし、企業によっては社宅があります。またドライバー付きの車を支給してくれるところもあるので、ローカルに馴染んでしまえば6万円程度で生活が成り立ちます。ローカルの屋台では1食100円ですから。一方で日本レベルの生活環境を求めるとコストは上がってしまいます。日本食レストランでランチを食べると800円〜1,000円ほどかかります。野菜や日用雑貨などはスーパーで買うと日本とかわりませんが、ローカルの市場で買うと安いですね。気候は年中暖かい、というより暑いですが日本の夏よりは過ごし易いです。ただ交通については渋滞が酷いですし未整備な面もあります。空気もあまり綺麗ではありませんね。

インドネシアで就職するにあたって留意すべきこと

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岡本:インドネシアで就職するにあたって留意すべきことはありますか?
井川さん:自分で選んで来てほしいと思います。そうでないと現地で何か起こった時に嫌になってしまいますので。日本で就職できないから、または日本から逃げてくるという感覚では難しいです。そのため私たちのところに就職相談にいらっしゃる人にはきちんとマイナス面も伝えています。こんなはずではなかったというふうには思ってほしくないので。インドネシア人は大らかで優しい人が多いのですが、時間や期限を守れなかったり、値段をごまかす、悪気はなくても計算できないということも起こります。また英語で仕事をして語学を伸ばしたい、というご要望もお聞きする事もありますが、オフィス外では英語を使う機会もないので、英語で業務する会社で働かないとあまり伸びないかもしれません。

岡本:井川さんは7年程こちらに住まわれていますが、こちらで働く先輩として何か伝えたい事はありますか?
井川さん:インドネシアの生活は、正直最初はきつかったです(笑)。すぐにイライラして。。こちらで生活しておおらかになったと思います。日本に帰った時に待ち合わせに遅れた友人がいたのですが、全然気にしなかったら、昔より大らかになったと友人に驚かれました(笑)。就職についてはまずはインドネシアに来て現状を知っていただきたいと思います。実際に来て見て体験する事で初めてわかることも多いですし、たとえインドネシアを選ばなかったとしても納得出来ると思います。それに来た方が圧倒的に仕事は決まり易いです。

インタビューを終えて

セルナジャヤでお話を伺った若林さんと井川さんはとても温和で親しみ易い方でした。また親身に相談を受けて丁寧に就職活動をサポートしてくれるというのは別の方面からもお聞きしました。信用出来る転職エージェントさんです。就職活動の際には是非、連絡を取ってみて下さい。

岡本 琢磨(Takuma Okamoto)
岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒