転職エージェント訪問記:【タイ・バンコク】PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER(THAILAND) Co., LTD

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PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER(THAILAND) CO., LTDについて

1994年創立、日本人・タイ人向けの求職・求人で一番長く営業しており、タイの労働省人材斡旋局から何度も紹介社数第一位の表彰を受けている、タイ最大手の日系人材紹介会社です。
2019年6月現在、日本人9名・タイ人73名で業務を行っており、日本人・タイ人を日系企業向けに紹介する人材紹介サービスの他、翻訳・通訳の派遣やレンタルオフィスサービス、人材育成・教育サービス、さらにはミャンマーでの人材紹介サービスなど、事業内容は多岐に渡ります。

オフィスの立地も非常に便利な場所にあり、バンコク市内中心部のBTSアソーク駅、MRTスクンビット駅に直結した、Interchange21ビルの中にあります。

※上記はすべてパーソネルコンサルタント様企業HP・会社案内パンフレットを基に編集。

 

ご担当の方にお話を伺ってきました!

今回ご面談のお時間を頂戴したのは代表取締役社長の小田原様(写真左端)とマネージャーの藤岡様(写真右端)。
小田原様はタイで長年ビジネスをされており、藤岡様もタイ企業での勤務を経て、現在のパーソネルコンサルタント様にジョインされ、タイ在住歴は5年ほど。
経験豊富なお二人に、就職先としてのタイの概要・日本人求職者の状況・現地での生活・・・についてお話を伺ってきました!

 

タイの経済状況と日系企業の進出状況について


 

最近のタイの景気や日系企業の進出状況は以前と比べていかがでしょうか?

 

タイの経済成長は以前と比べて鈍化しており、非常に景気がいいとは言えません。
しかしながら、周辺諸国の好況や経済成長を受けていることもあり、成長自体は続いていると言えます。

日系企業の進出について、以前は製造業が主流となっておりましたが、最近は周辺諸国でも生産可能になってきていることから、製造業の進出は以前と比べて少なくなっています。
最近では飲食店やネイル等の美容関連、サービス業の進出が盛んになっている印象があります。

 

ということは、日本人の求人は以前と比べて減っているのでしょうか?

 

製造業の進出が減ったとはいえ、日本人の求人需要は依然として多数あります。
最近では小売業や飲食店の進出が盛んなことから、複数の店舗の統括といった、サービス系のマネージメントの経験者が以前よりも求められている印象があります。

 

タイにおける日本人の求人の状況について


※グラフは今回のお話に基づき作成

 

タイにおける日本人の求人状況のうち、業界・職種別の求人状況につき教えて頂けますか?

 

まず、業界について。
90年代は9割が製造業でしたが、最近はサービス業系の求人が増えています。
最近は製造が5割で、製造業に関連する販売子会社や商社が3割程度、残り2割がサービスや小売という感じでしょうか。
タイにもコールセンターはありますが、最近の傾向としては下火となっています。

次に、職種について。
タイ国内にて日本人を含む外国人を雇用するということは、外国語スピーカーとしての需要があるからこそです。
よって、事務系の求人はあまりありません。
ときどきタイ現地法人と日本本社との橋渡しのような役割を期待して採用がある程度でしょうか。
圧倒的に営業の求人が多いですよね。
また、エンジニアもITエンジニアの案件は少ないですが、製造業系のエンジニアは非常に需要が高く、早く決まる傾向があります。

なお、求人は圧倒的にバンコク市内が多く、バンコク市内あるいはバンコク近郊の工業団地以外の求人はほとんどありません。
バンコク近郊での勤務となった場合でも、バンコク市内から通うケースがほとんどです。

 

そのような中、日本人求職者に求められるスキルはどのようなものでしょうか?

 

基本的に、タイ国内で仕事をする上で日本人が求められることは日本人のお客様、あるいは日本本社の社員等の日本人とコミュニケーションをとることです。
とはいえ、ここがタイである以上、タイ人の方がいない会社はありません。
よって、英語が社内での基本的なコミュニケーションツールとなります。
日常会話+α程度の英語力は必要と言えるでしょう。

 

ということは、英語ができないとタイ就職は難しいということでしょうか?

 

英語力が企業の採用基準に満たない場合でも、営業であれば比較的求人はあります。
仕事を通してタイ語は自然と身についていくことが多いので、その場合2~3年もすればマネージャークラスに昇格する方もいらっしゃいます。
但、日本と同様、タイでもマネージャークラスに昇格できる人・できない人の二極化が起こっています。
居心地がよいからタイにいて、40代になっても一般社員レベル・最低条件である5万バーツで就職しようとする方もいらっしゃる。
ここがタイ就職の危うさとだと感じています。

 

なるほど。語学力以外の部分で求められる要件等はありますか?

 

タイ就職以前の経験もある程度は問われます。
日系企業の場合、転職回数も見られるポイントではあります。
しかしながら、転職回数が多い場合でも職歴がきちんとしていれば、それは業績としてみなしてくれる場合もあるので、職歴が多いからといって諦める必要はありません。

 

待遇やタイでの生活について


 

実際にタイで働くとなった場合の給与について教えて頂けますでしょうか?

 

新卒の方や海外就職初心者の方であれば、ビザ発給要件の最低条件となる5万バーツ(約17.5万円)というケースがほとんどですね。
同業種での経験やタイ語が話せるなど、何らかのアドバンテージがなければ6~7万バーツ(約21万円〜24.5万円)が支給されるということはないでしょう。
7万バーツ程度になると、基本的に一人で一つの仕事を回せる程度の能力がないと厳しいですね。
これらはすべて額面での給与となりますので、そこから累進課税制度に基づいて所得に応じた税金が差し引かれるという形です。

なお、現地法人の社長等、拠点長クラスの求人ともなると給与にも幅があります。
この層の求人はなかなか要件を満たす方がおらず、決まりにくい傾向がありますね。

※通貨については1バーツ=約3.5円で計算。以下同様。

 

保険等、その他待遇についてはいかがでしょうか?

 

社会保険についてはタイ人・日本人を問わず加入する必要があります。
しかしながら、この保険でカバーされる範囲はそう大きくありません。
社会保険でカバーできる範囲を超える部分については、会社次第と言えるでしょう。

就労ビザについても、通常は会社が負担し、ビザ取得手続も進めてくれます。
しかしながら、最近は求職者自身で手続を進める必要があり、ビザ取得に関する問い合わせが増えていたりもします。
なお、求職者以外の帯同家族のビザについては、求職者自身で取得する必要があります。

 

上記の給与・待遇で、タイでの生活は十分可能でしょうか?

 

最近は鉄道の延伸により、生活の拠点にできる街が増えてきています。
現地採用の方でも会社から2~3駅程度のところにある、比較的新しいコンドミニアムに約1~1.5万バーツ(約3.5~5.3万円)程度で住んでいる方がほとんどです。
コンドミニアムは大体駅の近くに建設されていますし、確かに通勤の時間帯は利用者も多いですが、2~3駅程度ならそこまで苦痛ではありません。

物価も安く、食費も移動にかかる交通費もさほど掛からないので、十分生活が可能です。
日本食や日本式サービスも十分整っていますし、近隣諸国と比較しても生活しやすいと言えるでしょう。
最近では、マレーシアとタイで比較される方が多く、生活のしやすさでタイを選ばれる方もいらっしゃいました。

 

タイ就職をご検討の方に対するメッセージ

先程もお話しましたが、タイは人も温かく、とても居心地のいい環境です。
ただ、タイの「サバーイ サバーイ(気楽に行こう!)」精神に流され、居心地の良さに甘んじるだけで向上心を持たずに過ごすと、キャリアアップは難しくなるでしょう。
「どんなことでも挑戦したい!」、そんな前向きでチャレンジ精神旺盛な方、成長意欲の高い方に是非タイで挑戦して欲しいと思っています。

 

まとめ

お二人のお話にもありましたが、今回バンコクへ訪れた所感として、タイは日本食・日本式のサービスも十分にあって、非常に生活のしやすい環境だと思います。
また、数人にお話を伺う中で、人も温かく、非常に居心地のいい環境であるとも感じました。
しかしながら、居心地の良さや現地の「なんとかなる」・「気楽に行こう」という精神に悪い意味で流されてしまうと、せっかくのチャンスも無駄になってしまうという危機感も同時に感じました。

どこの国にも言えることですが、チャレンジ精神や向上心を持った上でタイ就職に臨み、現地で上手く自分を律しつつ、柔軟性を持って現地での生活に適応していくことが何より大切だと感じました。
ただ、非常に快適で恵まれた環境でチャレンジができるので、生活面での不安を極力減らした上で海外就職に臨むにはタイはすごく魅力的な環境だと感じました。

小田原様も藤岡様ともにとてもお話しやすく、和やかな雰囲気でお話を伺うことができました。
タイ就職をご検討の方は一度パーソネルコンサルタント様に問い合わせてみてください。

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About Author

Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」

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