ホーチミン近辺でプチ旅行!週末にホーチミンから手軽に行けるおすすめ地方都市5選
こんにちは。
元ベトナム在住者こと、向日葵猫です。
今回はホーチミンから足を運びやすい地方都市について紹介します。
駐在員や現地採用社員として海外で生活をしていると、土日祝日の短期間を使って満喫できる観光地に行ってみたいものですよね。
また、ホーチミン・ハノイ・ダナンなどのメイン都市に焦点をしぼってしまい、地方に目を向けることが少なくなってしまいがちです。しかし、地方でも魅力的で素敵な都市はたくさんあり、足を運ばずにベトナム生活を送るのは非常にもったいないです。
今回はホーチミンに焦点を当てて、ホーチミンから日帰りや1泊程度で行きやすい地方都市を紹介します。
1. ニャチャン
ニャチャンは近年注目され始めてきた都市ですが、まだまだ穴場的なエリアでもあります。
この都市の魅力といえば、やはりビーチ。特に晴れた日のニャチャンビーチの青々とした海は見ごたえ抜群で、泳ぐのはもちろんのんびり見ているだけでも癒されます。ビーチのサンセットの景色も感動的で、ここに行かずしてベトナム生活を送るのは非常にもったいないです。
もちろんビーチ以外にも魅力的なポイントは多々あり、一人旅にも女子旅にも家族旅行にもうってつけです。例えば、ダイビングやシュノーケリングで海の世界を探検してみるのはどうでしょう。ニャチャンの綺麗な海の中で広がるマリンワールドは、日本では見られないような珍しい魚や海洋生物を見られますし、ダイバーライセンスがなくてもインストラクターに手取り足取り教えてもらいながらダイビングに挑戦できます。
マッドスパもニャチャンに来たらぜひ体験したいエステイベントです。文字通り泥温泉を楽しむものですが、このマッドスパで使われる泥は塩分が高くて美肌効果があり、浸かるだけでお肌がツルツルすべすべになります。マッドスパにはプールやレストランなどの施設もありますので、1日楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
また、ヴィンパールランドというテーマパークもあり、プールや水族館、遊園地、イルミネーションなど1つの観光スポットでいくつものレジャーイベントを存分に楽しめます。このテーマパークに絞って宿泊でニャチャン観光を楽しんでもいいほど色々なアトラクションを満喫できますので、子連れで家族旅行をする人たちには絶好のスポットです。
ホーチミンから行く場合は、飛行機で1~2時間、電車で7時間弱、バスで10時間前後かかりますが、速さを重視するなら飛行機、安さを重視するならバスでの移動をおすすめします。
2. ダラット
ダラットは避暑地として有名で、ホーチミンから郊外を観光するときによく選ばれる観光エリアです。この都市はホーチミンやハノイと違ってのんびり過ごしている人が多く、都会の喧騒を忘れてゆったりした時間を過ごせるのが嬉しいポイントです。
このエリアの楽しみ方として、やはり各観光スポットを巡るのが定番ではないでしょうか。ダラット市場やダラット大教会などのメインスポットだけでなく、クレイジーハウスやフラワーガーデンなどの観光スポットにも足を運んでみましょう。クレイジーハウスは元々ロシア人が建てたホテルなのですが、観光名所にもなっており、おとぎの国のような面白い建物でファンタジーの世界を満喫することができます。子供にも大人にも人気の施設ですので、家族旅行でも楽しめます。フラワーガーデンは名前の通り植物園ですが、ホーチミンとは違ったダラットの暑すぎない気候のおかげで、色々な植物を鑑賞できます。
他にも、湖巡りや滝巡りなどで自然を楽しむ観光をしてもダラットを満喫できます。ダタンラ滝は、滝そのものと滝を囲む木々が織りなす景色に見ごたえがありますし、滝の見物だけでなくコースターなどのアトラクションも楽しめます。スアンフーン湖は景色に見ごたえがあるのはもちろん、おしゃれなカフェやレストランも湖のそばにありますので景色とダラット料理を同時に楽しむのもおすすめです。
ホーチミンからダラットへ行く場合は、バスで6~8時間、飛行機で1時間弱ですが、速さを重視するなら飛行機、安さを重視するならバスでの移動をおすすめします。
3. ブンタウ
ブンタウはホーチミンからアクセスしやすく、日帰りでも十分に満喫できる郊外エリアです。
このエリアはビーチやシーフードが有名ですので、バックビーチできれいな浜辺をゆったりしながら楽しんだり、チャンフー通りなどにあるシーフード食堂で海鮮料理を心ゆくまで堪能するのがおすすめです。
また、ブンタウにはビーチ以外にも外せない観光スポットがいくつかあり、中でもぜひ足を運びたいのがこのエリアのシンボルになっているキリスト像です。このキリスト像の肩のあたりからブンタウの街並みを一望することができ、目にも焼き付けたいし写真にもおさめたいと思うほどの絶景です。
ホーチミンから行く場合はバスで2時間程度かかり、バックパッカーストリートとして有名なデタム通りやミエンドンバスターミナルから行けます。
4. ファンティエット・ムイネー
ファンティエットもホーチミンからアクセスしやすい郊外観光地です。
ビーチやヌクマムで有名なファンティエットですが、現地人の生活を垣間見たり、屋台グルメを楽しめますのでローカル感を満喫できるのが魅力です。
また、この都市の一番の魅力はムイネーエリアの砂丘です。ホワイトサデューンでは綺麗で見ごたえ抜群の砂漠の景色を楽しむことができ、その広大な砂丘をバギーに乗って滑り走ることもできます。この砂丘には湖もありますので、砂丘を移動しているときに見える風景もたっぷり堪能しましょう。もう一つの有名な砂丘としてイエローサデューンがありますが、この砂丘もホワイトサデューンとは違った魅力があります。イエローサデューンは年中観光客でにぎわい、砂漠の景色を楽しめるだけでなく、そり滑りも楽しめます。現地の子供たちがそりを貸してくれますので、お礼としてチップ(2~3万ドン程度)を渡しましょう。
ホーチミンから行く場合は、バスで約6時間、列車で約4時間程度です。ただし、バスはムイネーエリア内に到着しますが、列車の場合はムイネー内に到着しませんのでご注意ください。
5. フーコック
フーコックはベトナムの離島で、この島も穴場的な観光地です。
ニャチャンと同様にこの島のチャームポイントはビーチですが、フーコックのビーチは格別に綺麗で浜辺を散歩して青々とした海をしばらく眺めていたくなるほど見ごたえがあります。もちろん、サンセットも抜群に綺麗ですので日の入りのタイミングはかならずビーチを堪能しましょう。
海がきれいならば、シュノーケリングやダイビングをせずには帰れません。私が初めてダイビングをしたのはフーコックの海でしたが、あの青々とした綺麗な海の世界は神秘的で感動しましたし、またダイブして珍しい魚やサンゴを見て海の世界におじゃましたいと思うほど楽しめました。
食の面でも魅力があり、この観光地の売りといえばやはりシーフードです。市場のナイトマーケットで海鮮料理を楽しむことができます。海老、烏賊、帆立、牡蠣などの魚介類は身がぷりっぷりしていて食べ応えがあり、何匹でもイケるんじゃないかと思うくらい美味しいです。ただし、生で食べるのは少し危険ですので、火にあぶってもらってから食べることをお勧めします。
フーコックは離島ですので訪れる場合は必然的に飛行機になりますが、ホーチミンから行く場合は1時間前後かかります。フーコック島内は一つ一つの観光スポットが結構距離がありますので、タクシーで移動することになります。バイクの運転ができれば、レンタルバイクで移動するとコストを抑えられますのでお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
ホーチミンからアクセスしやすい地方都市を中心に紹介しましたが、ハノイなどの他の都市から訪れることも可能ですし、旅行でベトナムに長めに滞在する場合でも足を運ぶチャンスは十分ありますので、この機会に穴場的な観光地にも目を向けてみてはどうでしょうか。
以上、向日葵猫でした。