アジア起業家

台湾在住インフルエンサーのにゃもさんが考える「人生のターニングポイントからキャリアを切り拓く方法」

みなさん、こんにちは。
BEYOND THE BORDER ライターのそうま(@Soh0806)です。

突然ですが、みなさんは「自分の人生のターニングポイントは、いつだっただろうか..?」と、自身の過去を振り返った経験はありませんか?

ある人は、大企業への就職だったり、愛する人との結婚だったり、初めての海外旅行で見た綺麗な景色だったり...と、心が前のめりになるような”ポジティブなもの”もあれば、ある人は、多大な借金を抱えたり、誰かからの裏切りだったり、大きな事故に遭ったり..と、心が沈んでしまうような”ネガティブなもの”もあります。

このように、人によって人生のターニングポイントって違いますよね。
そして、そうした色んな人のターニングポイントを聞くと、『わたしも、これから頑張れるかな..?』と、励みが得られるものです。

 

さて、今回インタビューさせてもらったのは、面白い経歴と数々のターニングポイントを経験してこられた、台湾在住の「にゃもさん」です。

にゃもさんの経歴が一目でわかる、こちらのツイートをご覧ください。


とてもアグレッシブで面白い人生を歩んでいる方だなぁ..と、感じられませんか?

にゃもさんは、人生の中で様々なターニングポイントを経験してこられましたが、「その変化のたびに、自分が”これだ!と思える道”を信じてきた」と言っておられました。

 

今回のインタビュー記事では、にゃもさんの生き方を通じて、「人生のターニングポイントからキャリアを切り拓く方法」についてお伝えします。

下記のような現状で悩んでいる方がいたら、なにかのヒントが得られるかもしれません。

  • 今の生き方を変えたいけど、行動に移せず悩んでいる...
  • 仕事を変えたいけど、不安で行き詰まっている...
  • 自分を成長させたいけど、具体的に何をすればいいかわからない...

記事の前半では、にゃもさんの「経歴と事業の紹介」を、後半では、にゃもさんが考える「人生を楽しくさせる秘訣」と「海外で活躍したい人へのメッセージ」について掲載しています。

どうぞ、最後までお読みください。
※記事内の写真は許可をいただき、にゃもさんのブログより転載しています

 

台湾在住のにゃもさん。これまでの経歴と現在の事業について

ターニングポイントは、3年間勤めた会社を退職した時

▶︎にゃもさんの経歴についてのツイートを拝見していたのですが、その中でも、一番大きなターニングポイントはどの時だったのでしょうか?

そうですね..。思い出深いのは、25歳で、3年間勤めていた会社を辞めた時のことですね。
自分の人生を大きく左右するタイミングでしたので、周りの圧力に恐れない決断力が必要でした。

▶︎そうだったのですね。確か、にゃもさんは新卒で上場企業へ就職されたとのこと。社内からの期待がある中で、退職するのは勇気のいる決断でしたよね..。

最初の計画では、3年間勤めて、会社の業務の中でスキルを磨いてお金を貯めたら、辞めようと思っていました。

しかしそれまでの間、ストレスがたび重なってしまい、なかなか大変でした。
例えば、残業時間は平均130〜150時間で、まさに社畜の仲間入り。さらには先輩からのパワハラや陰湿なイジメなどもあって、社会人の洗礼を受ける日々でしたね。
・・自殺を考えるまで追い込まれたこともあったんですよ。

▶︎そうだったんですか...。それから、どんな風に乗り越えていったのでしょうか?

様々な葛藤がある中、一つだけ心の支えがありました。
就職する前から考えていた「今の会社でお金を貯めて、20代で世界一周。そして、起業をするという夢」をその時も忘れていなかったので、勇気を振り絞って、退職する意思を会社に申し出ました。

その時も、上司や先輩からの圧力がありましたが、それに屈することなく、むしろ立ち向かいました。思い切って、会社を労基署に訴えて、これまでのサービス残業代を申請することに成功したんです。
これは社内では、前代未聞なことだったらしく新聞にも掲載されたことがあったんですよ!

▶︎それは、すごいですね! まさに、自身の力で人生を切り拓かれていったのですね。

はい。とても力のいることでしたが、これがきっかけに会社の体制が見直されることになったので、同期からはとても感謝されました(笑)。

それからやっとの思いで会社を辞めることができ、歌舞伎町のホストへ。そして、ワーホリ、世界一周をしていき・・と、少しずつ自分の夢を叶えていくことになりました。
この続きは、私のブログにあるプロフィール記事に書いてあるのでぜひ読んでみてくださいね!

▶︎記事の紹介、ありがとうございます。ぜひ読ませてもらいますね!

にゃもさんのブログのプロフィール記事を、下記に掲載しています。
アグレッシブな人生が綴られているので、ぜひ読んでみて下さい!

台湾にゃも。海外でちゃいなよ
台湾にゃもプロフィール|台湾にゃも。海外でちゃいなよ
https://nyamo.life/profile
  こちらのページを訪問下さりありがとうございます。台湾にゃも(@Shohei192)です。   [

〜にゃもさんが環境づくりをする上でやってきたことを紹介〜

 

にゃもさんの事業:翻訳、海外キャリア相談、動画広告など多岐にわたる

・にゃもさんの現在の事業を紹介

フリーランス兼起業家。翻訳家。ブロガー。台湾在住インフルエンサー。海外留学・就職アドバイザー。ホームページ制作、動画広告、ライティングの受注案件など。台湾の地元企業からの信頼を築き、Web周りの管理、コンサル等を実施。

▶︎にゃもさん、本当にいろんな事やられているんですね!

最近では、僕が住んでいる台中で、「Web周りの何でも屋さん」として認知されるようになってきました。

自分1人でやるものもあれば、中国語関連やローカル企業とのやり取りにおいては、妻の力も借りつつ、2人3脚で活動しているので、とても楽しくお仕事していますよ。^^

▶︎良いですね! またツイートにある写真は、ご自宅ですよね..? 眺めがすごいです!

そうですね。自宅で仕事をすることが多いので、環境を少しでも良く整えています。
毎日快適に作業していますよー!

にゃもさんのご自宅は、ホームステイ先としても開放されています。

私も先日お邪魔させてもらったのですが、本当に最高なお家でした。にゃもさんご夫婦にとてもお世話になりました!
(↓その時のツイートがこちら)

 

台湾在住のにゃもさんが考える「人生のターニングポイントからキャリアを切り拓く方法」とは

やりたいことがあれば、”やってる人”に相談すること

▶︎にゃもさんの経験から、キャリアを切り拓く上で大切なことって何だと思われますか?

そうですね。よく私にDMなどで相談いただく方にアドバイスしているのが、「やりたいと思っていることを実際に経験している人に相談してみる」ということです。

アドバイスを求める時に気をつけないといけないのが、やったこともない人に相談すると、見当違いなアドバイスをされてしまう場合があります。そして、された方は、それを鵜呑みにしてしまうことって結構あるんですよね..。

▶︎なるほど。それはわたしも心当たりあります..。

実際にやったことがない人でも、やった風に見せてアドバイスする人って、実際にいますよね?
「○○をするなんて、危ないよ・・!」「常識的に考えるなら、○○はしないほうがいいよ」とかです。

こういうアドバイスを、思考停止して受け入れてしまうことって結構あります。

特に今では、SNSやブログを通じて、だれでも自由に情報を発信できるようになっているので、『相談したいと思うその人は、信頼性はあるのか? やりたいと思っていることの経験者なのか?』について、事前に自分で確認しておくことが大切です。
実際に私は、自分が経験のない領域についてアドバイスを求められた時は、経験のある人を紹介するようにしているんですよ。

”自分がやってみる”こと。自分のやりたい道を”信じること”

▶︎やってる人に相談した後の、次のステップでは、なにを始めたらよろしいでしょうか?

その次のステップは、”自分がやってみること”ですね!
やりたいと思っていることへの向き不向きというものは、実際にその人がやってみない限り、本当の意味で理解することはできません。

その点、やりたいと思っていることを実際に経験した状態で相談してこられる方は、一歩前に進んでいるって感じがしますね。
例えば、「海外で働きたい」と思っている人が、実際に海外で留学しているなら、その行動自体がとてもすばらしいです。確実に一歩前に進んでいます。

▶︎なるほど..。そうやって肯定してもらえると嬉しいですね! 確かに、行動しているだけで前に進んでいるという感覚、よくわかります。

人によって人生のターニングポイントは違いますが、ネガティブな心境になるような"失敗"を経験した時には注意が必要です。無気力になりやすく、前向きな行動をするのに本当に力がいりますからね..。

わたしだってそうでしたが、人生を歩んだ誰一人として、レールから外れた時に、”今”の明るい未来は見えていなかったと思います。

▶︎ネガティブなことが起きた時って、前向きになるのは大変ですが、どんなマインドでいるのがいいんでしょうかね..?

難しいかもしれませんが、その瞬間を”楽しむ”ぐらいの気持ちでいたらいいと思います。
自分の失敗や葛藤には、「あははっ」て笑えるぐらいのテンションでいるのが必要かなと。
面白い人生を歩みたいなら、変化は付きもの
なんだって頭の中でイメージできていると、いいかもしれませんね。

そこで、なにかに行き詰まったら、信頼できる人に相談してみることです。実用的なアドバイスをもらえたのなら、それを一つずつ行動に移していきます。

そして、行動する中で気持ちが揺らぐことがあるかもしれませんが、自分が”これだ!”と思う道を信じ続けることが大切になってきます。
そうすれば、必ず自分の人生が良い方向へ切り拓かれていくと思います。

にゃもさんが伝授! 人生のターニングポイントからキャリアを切り拓く方法
  • やりたいと思っていることを経験した信頼できる人に相談する
  • 実際にやりたいと思っていることをやってみる
  • 自分が”これだ!”と思う道を信じ続ける

 

台湾在住のにゃもさんより『海外で働きたい人へのメッセージ』

▶︎今回にゃもさんのお話を聞いて、わたし自身とても励みを受けました! 最後に、なにか言い残したことはありませんか?

先ほど、経験者に相談を求めるべきという話の補足になりますが、実際に足を運んでその人に会いに行って話を伺うことは、とても大切ですね。
自分の頭と足を使って、一次情報となるものを取りに行くべきです。

今の時代、ネットやSNSに情報がたくさんありますが、本当に大切な情報というものは、人を通じて得られるものです。これは、どんな時代でも変わらないものかと思っています。

▶︎ありがとうございます! では最後に、海外で働きたいと思っている方へのメッセージをいただけますか?

そうですね。・・まずは、海外で働くのなら語学力が必要です。
英語は少しでもできた方がいいのは間違いないので、文法の勉強や英会話の経験値を積むことはとても大切ですね。

そして一番大切なのは、『意思を貫く勇気』です。

「海外で働く」という選択肢は、これまで勤めてきた会社を辞めるということ。今まで生活してきた、慣れ親しんだ日本という国を離れるということ。

新しく始めるには、なにかを”手離す”という決断が付いてくるものなので、それに負けることなく勇気を振り絞って行動していって欲しいなと思います!

▶︎にゃもさん、今回はインタビューに応じていただき本当にありがとうございました!

にゃもさんのブログはこちら>>

にゃもさんのTwitterはこちら>>

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吉本 壮馬

セブ島を拠点に働くフリーランス29歳。Webライティング・メディア運営・Webマーケティングが主。