「成長率もやりがいも過去最高!」マレーシアでデザイナーとして活躍する彼女が追いかけるゴールとは?

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「私が今いる場所は本当に正しいのか?」、「今の仕事は本当に将来に繋がるのか?」、「私って本当は何がしたかったんだろう?」

日々の仕事の中でこのような疑問にぶつかること、ありませんか?
成し遂げたい目標や叶えたい夢があって就いた仕事のはずなのに、目まぐるしく過ぎていく日々の中で自分の今の立ち位置を見失ってしまう・・・そんなこともきっとありますよね。
そんなときは一度、最終的にありたい姿や成し遂げたい目標を考えてみませんか?

「あなたはどんな人生を送りたいですか?どんな自分で在りたいですか?」

今回は、この問いを機にご自身の最終目標を改めて自覚され、その実現に向けて着実に行動してきたからこそ、充実した「今」を生きる方のストーリーです。



こんにちは!
BEYOND THE BORDER ライターのペクです!

今回は日本でデザイナーとして幅広く経験を積み、その経験を活かしてデザイナーとしてマレーシア就職を果たした伊藤美乃梨(いとう みのり)さんにお話を伺ってきました。
今までにない規模の案件も担当できており、世の中に形として残る物を作り出せているという実感も増えました、そうイキイキと語って下さった伊藤さん。
ご自身の人生における在りたい姿を意識し、その実現に向けて着実に行動を重ねてきたからこそ、「成功もやりがいも過去最高!」という楽しい今があります。

そんな伊藤さんが人生の最終目標を意識するきっかけとなったのが・・・冒頭の「あなたはどんな人生を送りたいですか?どんな自分で在りたいですか?」という質問。
インテリアコーディネーターとして入社したにもかかわらず、他の業務に追われる日々を過ごす中、立ち位置を見失ってしまったという伊藤さん。
この質問を機に、目の前の仕事に再び全力で向き合えるようになり、少し先に取るべき行動についても明確になったと言います。

海外就職でも最終目標、あるいは少し先の目標を意識することはとても大切です。
長期的な目標があり、その実現に必要な過程だと思えるからこそ、海外就職先でぶち当たる様々な困難も乗り越えていけると思います。
だからこそ、今回のストーリーを機にご自身の最終目標、少し先の目標を考えてみませんか?

海外就職をご検討の方は是非ご一読下さい!

 

伊藤美乃梨さんとは?

伊藤美乃梨さん プロフィール
大学卒業後、インテリアコーディネーターとしてキャリアをスタート。住宅の内装や外装・インテリア商材の提案・オーダー家具のデザイン等の幅広い業務に従事しながら、約3年半勤務。退職後、長年北欧のデザインに憧れや関心があったことから、約3ヶ月間デンマークとフィンランドで、現地のギャラリーや建築、家具屋を見て廻る日々を過ごす。日本へ帰国後はガーデンデザインを営む企業に約2年半勤務し、ガーデンデザイナー・営業・店舗管理を兼任する、忙しくも充実した日々を過ごす。ご主人とともに現地採用でマレーシアへ渡ることになったのを機に退職し、マレーシア渡航前にCADを実践の場で使用すべく、内装のデザイン会社でCADオペレーターとして半年間勤務。これまでのキャリアを活かしてマレーシア就職に挑戦し、現在はマレーシアの日系企業でデザイナーとして活躍中。

 

一貫してデザイナーのお仕事!
どうしてデザイナーになろうと思ったのですか?

 

元々母がよく洋服や身の回りのいろんなものを作ってくれていました。
そんな母に影響を受けたのか、私自身もものづくりや絵を描くのが大好きでした。
私が作ったものを両親はよく褒めてくれたので、作ったものが認められるという感覚も少しずつ積み上げることができまして・・・。
いつか自分の作ったものを世に出したいと中学生の頃から思っていました。

そのような中、広告を通して視覚で人の感情に訴えかけられることに魅力を感じたのを機に、私自身も人の心を動かすようなものを作りたいと思ったんです。
この思いがあったので、大学でもWEBやグラフィックデザインを専攻するつもりでいましたが・・・。
デザインの基礎を幅広く学ぶ1〜2年生の間に、映像やポスターといった小さな範囲ではなく、もっと幅広く大きな影響を与えられる空間をデザインしたいと思うようになりました。

 

人生の転機で考えた最終目標へ向け、デザイナーとしての経験を着実に積み上げる日々

人の心を動かせるような空間をつくりたい、その思いを胸に大学3年次からインテリアデザインを専攻。
そこで身に付けた知識を活かすべく、就職活動でもインテリアデザイナーとして活躍できる会社を探し、見事内定。

この新卒で入社された企業で人生の転機を迎えたという伊藤さん。
一体どんな転機があり、その後どのように行動されたのでしょうか?
お話、伺ってみました!

 

インテリアコーディネーターとして順調にキャリアをスタート!
ここで「人生の転機があった」とはどういうことでしょうか?

 

晴れてインテリアコーディネーターとして就職したのですが・・・。
最初の半年ほどは会社の方針で様々な知識を身に着けるため、家具の販売が私の中心業務になっていました。

「私が今いる場所は本当に正しいのか?」、「今の仕事は本当に将来に繋がるのか?」、「私って本当は何がしたかったんだろう」・・・。
インテリアコーディネーターとして就職したにも関わらず、家具の販売を続ける日々に私は徐々に不安を感じるようになりました。

悩みに悩んだ私は、当時すごく尊敬していた先輩に思い切って悩みを打ち明けたんです。
すると、「それは今いる地点が分かっていないだけ」と言われ、ある宿題を出されました。
この宿題が私の考え方や人生観を変えた、人生の転機となりましたね。

 

具体的にどんな宿題だったのでしょうか?

 

翌日までに「自分の人生の大まかな目標や最終的にありたい姿を紙に書き出す」という宿題でした。

夜通し真剣に考えた結果、私が導き出した答えは「豊かな暮らしをしていたい」だったんです。
私が考える「豊かな暮らし」とは、自分で作った、自分が最高だと思えるインテリアのある空間で、自分の好きなことをして暮らすことでした。

 

すごく真剣にご自身と向き合った様子が伝わってきます。
そして、とても素敵な答えを見つけましたね!

 

そこから逆算して考えると、今いる場所に間違えがないということが分かりましたし、ここから進むべき道筋も見えてきたんです。

  • 自分で作った、自分が最高だと思えるインテリアの空間に住むために、インテリアの知識をつける
  • いずれは自分で設計ができるよう、インテリアコーディネーターとして数年経験を積んだら、よりデザインに重きを置いた仕事をする
  • インテリアの知識をつける上で、海外も含め、たくさんのインテリアに触れたい

このときに決めた「海外も含め、たくさんのインテリアに触れる」という目標を達成するために、会社を3年ほどで退職し、北欧で生活することにしました。

 

素敵な先輩の助言から考えたことに基づき海外生活に挑戦することに。
数ある選択肢の中で北欧を選択したのはなぜですか?

 

私が好きなデザイナーの方が北欧に多かったんです。
大学時代に写真でよく見ていた家や建築物、尊敬していた先輩の影響でよく読んでいた椅子の本で見るデザイン・・・「好きだ!」と思えるデザインは北欧のデザイナーさんのものが多くて。
自分が好きだと思えるデザインに生で触れるべく、デンマークとフィンランドを選びました。

 

両国で生活するなかで、変わった部分は何かありますか?

 

両国でそれぞれ1ヶ月半ほど生活をしながら、現地のギャラリーや建築、家具屋を見て廻る日々を過ごしたのですが・・・。
知り合う方々に多様なバックグラウンドをお持ちの方が多く、いろんな人生のあり方に触れたことで、考え方の幅が広がりました。

異国の地で学校に通う訳でもなく、友達がいる訳でもない状態のなか、生活の基盤づくりも何かのツテを探すのもすべて自分の力で進めていかないといけなくて・・・。
その過程で、「やろうと思えば、なんでもできる!」と思えるようになったのは大きいですね。

とはいえ、この後「やろうと思えば、なんでもできる!」と思えていた、小さな自信が打ち砕かれる事態が起こるのですが・・・(苦笑)。

 

自信が打ち砕かれる事態、ですか?

 

日本に帰国後、前職の繋がりでヨーロッパのアンティークを扱う店舗事業とガーデンデザイン事業を行う企業に就職し、名古屋拠点の立ち上げから参画したのですが・・・。
社長のカリスマ性が高く、だからこそ求められる要求レベルも高くて。

当時の私は、前職でも幅広くいろいろなことを任せて頂いておりましたし、自分の足で北欧にも行ったので、「なんでもできる!」という小さな自信がありました。
が、社長の求める要求レベルに応えられないという事態を何度か経験するなかで、その小さな自信は見事にへし折られました(苦笑)。

 

それでも2年ほどお仕事を続けておられますが、その原動力は何だったのでしょうか?

 

自分はできないと痛感した悔しさが私の心に火をつけました。
「この経験はきっと自分のためになる」と強く信じ、とことんやり抜こうと思ったんです。
正直、売上へのプレッシャーや自分の責任の大きさに押しつぶされそうなことも多々ありましたが・・・(苦笑)。

確かに厳しい方ではありましたが、社長のことをとても尊敬していましたし、会社が大好きで・・・だからこそ頑張れたというのもあります。
特に、絶対妥協しない姿勢、少しでも違和感のある部分があれば、それが解決するまでやり抜く姿勢など、社長の仕事へのこだわりや考え方から学ぶことが多くて。
今でも親しくさせて頂いている大好きな社長です!

 

「英語」×「デザイン」で過去最高の成長実感!充実したマレーシア生活の様子に迫る!

ご自身を鍛え上げるためにも数年間は続けようと思っていた日本でのお仕事。
忙しくも充実した日々を過ごす中、かねてよりお付き合いしていた今のご主人から「海外で働きたい」と相談を受けます。
やや迷いはあったものの、「自分が選ぶべき道はひとつだけではない」と思い、退職してご主人とともに海外移住をすることに。

ファーストステップとして比較的英語が通じる環境で生活したいという思いもあり、ご主人と相談しながら決めた移住先はマレーシアでした。
ここからはマレーシア就職とその後に焦点を当てて、お話を伺っていきます。

 

ご主人とともにマレーシア就職に挑戦したのはなぜですか?

 

私にとって仕事をしないという選択肢はありませんし、仕事をしていない自分なんて想像できません(笑)!
どんな形であれ、仕事は一生続けて行こうと思っていました。

中学生の頃から抱いていた「いつか自分の作ったものを世に出したい」という思いを胸に、これまで仕事を続けてきました。
長年の夢を叶えた嬉しさはもちろんありますし、自分のできる幅が増えるほど、より多くの方の目に触れる機会の多いものを世の中に送り出せている実感も大きく、それがたまらなく楽しくて!

 

お仕事が大好きな様子、伝わってきますよ!
マレーシアでの就職活動はどうでしたか?

 

前職を退職後の半年間は内装のデザインを事業とする会社でCADオペレーターとして勤務し、CADのスキルを磨いた上でマレーシアでの就職活動に臨みました。
これまでインテリアデザイナーやガーデンデザイナーとしての経験はありましたが、設計実務の経験をもう少し磨きたかったので。
転職活動でもこの半年間の経験は積極的にアピールしていましたね。

それにしても・・・デザイナー職での就職活動は求人が少なく、予想以上に大変でした(苦笑)。
最初に決まった会社はマレーシアに進出予定の会社だったのですが、途中で進出の話がなくなり、再び転職活動を余儀なくされました。
1社目でデザイナー職での転職活動の厳しさを目の当たりにしていましたが、2社目の転職活動でも求人を出している企業を見つけるのは難しかったですね。
最終的に、知り合いの人材紹介会社から現職の会社にデザイナーの空きが出るというお話を受け、選考を受けたところ、無事内定を頂きました。

 

マレーシアでの就職活動、大変だったんですね。
現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

 

家具の販売や内装のデザインを事業としている日系企業でデザイナーとして勤務しています。
規模の大小を問わず幅広い企業様に対して、家具の提案・販売及び内装等の空間デザインの観点からお手伝いをさせて頂いております。

私が担当するお客様は基本的に日系企業が多くはなりますが、窓口がマレーシア人の方の場合もあったり、マレーシア企業のお客様とお仕事をすることもあります。
正直なところ、私自身は英語力がまだまだなので、営業担当者と同行させてもらいながら、お客様のニーズをヒアリングして提案・設計に携わる形ですね。

 

今の仕事のやりがいや面白さについて教えて頂けますか?

 

今まででのキャリアの中で、手掛ける仕事のスケールが一番大きいので、ひとつひとつの案件におけるやりがいも大きいですし、日々自身がスキルアップしていることを強く実感できています。
英語力もまだまだではありますが、マレーシア人のお客様や同僚と英語でコミュニケーションを取りながら仕事を進められている部分についても、日本ではできない経験であり、以前はできなかったことでもあるので、成長を感じる部分ですよね。

日本では出会えなかったような方々と出会い、多様な考え方や生き方に触れられる魅力も大きいと感じています。
マレーシア人スタッフの方とデザインの仕事に共に携わる中で、彼らが出してくるアイデアから感覚の違いを感じられることも新鮮で、マレーシアで働いたからこその面白さも感じています。

 

とても楽しそうですね!
逆に、難しさや苦労していることはありますか?

 

圧倒的に苦戦しているのは・・・英語です(苦笑)。
今後は、英語でお客様にプレゼンができるレベルまで英語力を上げていきたいと思っています。

あとは・・・なかなか人に任せることができない性格なので、苦労している部分があります。
一緒に働いているマレーシア人のデザイナーの方々にもっといろんな仕事を任せることで、彼らに対して仕事の楽しさを伝えることもできるはずだと思うんです。
今は自分の目の前のことに一生懸命になっている部分もありますが、今後はもう少し上手く周囲に仕事を振りながら、協力して進めていけるようにしたいと考えています。

 

海外で勤務する場合、基本的に少数精鋭の環境なので、
一人でお仕事を抱え込み過ぎると大変な部分はありますよね。

 

ただ、入社した当初よりは、周囲にきちんと助けを求められるようになりましたね。
分からないことがあれば周囲に聞きますし、手伝って欲しいときは上手くコミュニケーションを取りながら助けてもらったりしていますし・・・。
なるだけ自分だけで解決しないようにしています。

 

気になる今後と海外で働きたい方へのメッセージ

「自分が作り出したものを世に出したい」、学生時代からの強い思いをこれまでのキャリアの中で実現し続けてきた伊藤さん。
ご自身のお仕事に誇りを持ち、心からお仕事を楽しむ姿、とてもカッコいいですよね?
新卒で入社した会社で出会った尊敬する先輩の影響もあり、「豊かな暮らしをしていたい」という最終目標にたどり着けるよう、常に着々と努力を続ける様子が印象的でした。

そんな伊藤さんは今後についてどのようにお考えなのでしょうか?
海外で働きたい方へのメッセージと併せて、お話伺ってきました!

 

伊藤さんご自身の今後についてはどのようにお考えですか?

 

今の仕事をできるだけ長く続けていきたいと考えています。
やりたいことが実現できている今が本当に幸せで、やりがいも大きく、充実しているので。
ただ、様々な経験を積む中で、最終的には自分の力で仕事ができるようになりたいという思いはあります。

実は・・・長年自分でゲストハウスを運営するのが夢だったんです。
私の好きな北欧のインテリアをたっぷりと詰め込んだ空間で、宿泊者の方々とそこから新しい輪を構築していけるといいなと思っていて。

ただ、最近はゲストハウスも増えてきてしまっているので、これまで描いてきたアイデアのままで実現させるのは厳しいように感じているんです。
何かしら形を変えて実現させられると面白そうだなという思いはありますが、この部分についてはまだまだ模索中ですね(苦笑)。

 

素敵な夢だと思うので、是非何かしらの形で実現させて欲しいです!
最後に、海外で働きたい方へメッセージをお願いします!

 

海外に出るという選択は人生の中でも大きな決断であり、それに伴う勇気もすごく大きなものだと思っています。
その決断を惜しいものにしないためにも、事前にたくさんの情報を仕入れて、理解を深めておくことが大切だと感じています。

主人と海外就職・海外移住を決意したとき、いろいろな情報を集め、とにかく徹底的に調べました。
だからこそ、今あまりギャップなく生活や仕事ができていると感じています。

 

まとめ

いかがでしたか?

「いつか自分の作ったものを世に出したい」という思いでデザイナーを志し、実現に向けて着実に努力を重ねてきた伊藤さん。
新卒で入社した会社で出会った先輩からの質問を機に、自身について見直し、「豊かな暮らしを送りたい」というご自身の在りたい姿を見つけることになりました。
そこから着実に行動を積み重ねた結果、海外で大きな仕事を手掛けながら、日々成長を続ける今があります。

途中苦しい時期もありましたが、お仕事が大好きな気持ちやそこに掛ける情熱を原動力に、明るく乗り越えていく姿が印象的。
北欧での生活で気付いた「やろうと思えばなんでもできる!」の精神で、どんな困難な状況でもとことんやり抜く責任感と力強さこそが伊藤さんの強みだと思いました。

また、マレーシア就職に際してご自身の設計スキルを磨くべく、CADオペレーターとして経験を積んでマレーシア就職に臨んだり、マレーシアについて徹底的に情報収集をされるなど・・・。
絶えず先を見て、必要な準備を怠らないところが成功のカギだと思いました。
伊藤さんもおっしゃっていますが、せっかくの決断を惜しいものにしないためにも、事前の情報収集や準備は万全にしたいですよね!

伊藤さん、改めましてこの度は貴重なお話をお聞かせ頂きまして、ありがとうございました!
今後の益々のご活躍を祈念しております。

About Author

Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」

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