世界を旅したバックパッカーが新卒でベトナム就職!成長を遂げる彼のモットーは”やりたいことを即実行する”スピード感

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「生きたいように生きよう」、「やりたいことをやろう」

そんなことを言われても、簡単にはできないと思う方も多いのではないでしょうか?
世間や周囲の目が気になったり、お金やスキルが足りないように感じたり、先のことが不安になったり・・・。
ましてやそこで「海外」という未知の世界へ飛び込もうとしようものなら、なおさら悩みや不安は尽きないですよね。

一方で、勇気を出して一歩踏み出したとき、どんな景色が広がるのかも気になりませんか?
楽しさややりがい、新しい出会いや体験、そしてそこから得る気付き・・・挑戦したからこそ手に入るものもたくさんあります。
実際に挑戦をした方がどんな経験をし、その後どんな人生・キャリアを歩んでいるのか、一度覗いてみませんか?



こんにちは!
BEYOND THE BORDERライターのペクです!

今回はベトナム・ハノイの日系物流企業に新卒で海外就職を果たし、現在は国際物流の法人営業に携わる平安名拓杜(へんな たくと)さんにお話を伺ってきました。
沖縄県出身で大好きな沖縄を離れるなんて考えたことがなかったという平安名さん。
しかし、ある出来事を機に日本一周に挑戦し、その後バックパッカーとして世界各地を訪問することになります。
そして、一度沖縄を離れ、日本、そして海外と広い世界を見たからこそ、ビジネスの舞台も海外にするのが当たり前になっていたとのこと。

そんな平安名さんですが、意外にも最初からどんなことでもチャレンジできた訳ではなかったそうです。
事実とは違う思い込みを持っていたり、「やりたい!」と周囲に言ってもなかなか実現できないでいたり・・・。
ご自身のそんな経験があったからこそ、

興味があるなら自分の目で見て判断した上で、やりたいことはやろう!

と次の誰かへ強く伝えたいと思いつつ、ご自身も引き続き挑戦を続けることで、充実した日々を過ごしておられます。

また、とにかく人が大好きで、人との出会いを大切にする平安名さん。
日本一周中や海外を巡る旅の途中はもちろん、海外就職を果たしたハノイでも多くの人に囲まれ、支えられているとのこと。
周囲に恵まれていることに感謝する謙虚な姿勢がとても印象的であり、これこそが平安名さんの活躍の秘訣ではないかと思っています。
そんな平安名さんが日々大切にしていることや思いとは一体・・・?

日本一周や海外各地を訪れた旅やベトナムでの海外就職など、自分の気持ちになって挑戦し続ける楽しさはもちろん、海外で働く魅力についてもたっぷり語ってくれている今回のお話。
記事を通して、挑戦する楽しさだけではなく、その背景にあった絶え間ない努力もきっと垣間見れるはず。
海外就職をご検討の方、これから海外に飛び出そうとする方は是非ご一読下さい!

 

平安名拓杜さんとは?

平安名拓杜さん プロフィール
沖縄県出身。2016年に沖縄国際大学を卒業。同年ベトナム・ハノイで新卒で海外就職を果たす。現在は日系物流企業で国際物流の法人営業担当者として活躍するかたわら、沖縄や韓国でのフリーハグ実施、ダナン国際マラソンへの挑戦など、プライベートでも様々な挑戦を続けている。ハノイ在住歴は今年で3年目。
*本プロフールはご本人から伺ったお話をもとに執筆しています。

 

あれっ・・・私たち同い年でしたよね?私が大学を卒業したのは2014年。
2年間は何か別のことをされてたんですか?

 

実は僕、大学を3年次から2年間休学してたんですよ!
休学1年目はヒッチハイクで日本一周を、2年目はアジア・南米・ヨーロッパのうち発展途上国と言われる国々を中心にバックパッカーとして旅していました。

*補足:平安名さんは著者がハノイ在住時代に同年会で親しくしていた友人のうちの一人です。

 

沖縄から日本、日本から世界へ目を向けることになった2年間の旅

とにかくいつも明るくて、よく笑う平安名さんです(笑)

ハノイ在住時代、確かに平安名さんからよく旅の話を聞いていました。
が、まさかヒッチハイクでの日本一周や各国でのバックパッカー経験まであったとは・・・正直知らなかったので驚きました。
一体ここからどんなお話が聞けるのやら・・・とても楽しみになってきましたよね?
引き続き、お話伺っていきましょう!

 

質問がたくさんあります(笑)!まず、なぜヒッチハイクで日本一周を?

 

僕は生まれ育った沖縄が大好きで、元々は沖縄志向がすごく高い人でした。
沖縄から出る気なんてさらさらなかったぐらいですから(苦笑)!

そんな僕を変えたのは、2011年の東日本大震災でした。
震災の状況をテレビで目にしたとき、ふとボランティアに行ってみようと思い立ったんです。
そこで、震災から3ヶ月後の2011年6月に宮城県の岩沼市を訪れました。
これまでも修学旅行等で本土を訪れたことはありましたが、自分一人で訪れたのはこのときが初めてでしたね。

当時の僕は、正直なところ本土に対してあまりいいイメージを持っていなかったんです。
でも、実際に宮城で出会った方々にすごく優しくしてもらい、本土へのイメージががらっと変わりましたよね。

 

このとき初めて一人で沖縄を飛び出したなんて・・・意外です!

 

意外とそうなんですよ(笑)。

岩沼市では各地から集まったボランティアの方々とテント村で寝泊まりしながら生活していました。
そこにたまたま自転車で日本一周をした方がいたんです。
その方のお話を聞いた僕は、沖縄まで帰る途中に宮城から東京まで試しにヒッチハイクで行ってみたんです。
それがすごく楽しくて・・・気付けばヒッチハイクで日本一周しようと決めてましたね。

 

では、海外をバックパッカーとして旅をしたのはなぜですか?

 

日本一周をする前から、日本一周を終えたら次は世界一周しようと決めていました。
ただ、日本一周を終えた後、少しだけ気が変わった部分があって・・・。

日本一周については日本一周が目的になってしまっていたんです。
「週1回観光地の写真をFacebookに投稿する」と言ってしまった手前、そこに縛られ過ぎていた感じがあって(苦笑)。
途中から自分が本当に求めているものと違うという感覚がずっとありました。

 

「自分が本当に求めているものと違う」とは?

 

当時僕はあまり旅行資金がなかったので、最初は無料で行ける観光地ばかり廻っていましたが、旅の最後にもなると少し資金的にも余裕が出てきて。
その頃訪れた九州で地元の方のコミュニティに入り込んで、一緒にお酒を飲みながら語り合う機会があったんです。
そこで、僕はただ観光地を廻るよりも、現地の方との触れ合いを大事にしながら旅をしたいということに気付きました。

だからこそ、世界一周をゴールにせず、行きたい国だけ訪れて現地の方々と触れ合う時間をたくさん持てるような旅をすることにしたんです。
観光地はもちろん、先進国にもなぜか全く興味を持てず、途上国と言われる国々をとにかく旅しましたね。
僕はお酒も好きなので、お金を気にせずお酒を飲める国がいいというのもありましたが・・・(苦笑)。

 

なるほど。現地の方との触れ合いを何より大切にしながら海外で旅を続けられたんですね!

 

例えば、僕がどうしても行きたかったリオのカーニバル。
日本からツアーで参加すると、テレビでよく見掛けるようなスタジアムで見ることになります。

ただ、カーニバルには1,000チームほどが参加していて、スタジアムで踊っているのはその中でレベルの高い10チームほどだけなんですよね。
その裏側では、街中の至るところで人々が踊っていて、そこに普通に混ざれるんですよ!
僕はスタジアムでのカーニバルは一切見ず、街中の人々と一緒になって踊りました。
最高に楽しい経験でしたね。

 

楽しい経験をたくさんしてきたんですね!
2年に渡る旅を終えて、なぜいきなり海外で働くことにしたのですか?

 

ここまでの僕の人生を聞くと意外だと思われるかもしれませんが・・・(苦笑)。
ずっと旅人でいたいという思いは一切なくて、旅を終えたらきちんと働くことだけは決めていました。
ここに深い理由はないのですが、家族のことが大好きなので、家族の期待にきちんと応えたいという思いは少しあったのかもしれませんね。

ただ、沖縄を出て日本を見て廻り、日本を出て海外を見てきた僕です。
そのまま日本で働くのは違うし、むしろ海外で働くしかないと思っていて・・・それが僕にとっては至極当たり前でした。

日本での就職活動は一切しなかったですね。

 

縁あってベトナム就職!ベトナムで働く魅力とは?

いろんな国で働く選択肢がある中でなぜベトナムへ?

 

大学4年の頃、ベトナム・ハノイの人材紹介会社で2ヶ月ほど海外インターンをしていました。
そのときにハノイ沖縄県人会というコミュニティに顔を出したことがあったのですが、そこで出会った方が今の会社を紹介してくれたんです。

タイが大好きなので、最初はタイで探していたのですが、新卒なので就労ビザの問題等で厳しい部分もあり・・・。
いろいろ探している中でたまたま声が掛かったのがベトナムだったという感じですね。
僕の場合、職種にも国にも正直あまりこだわりはなく、海外ならどこでもよかったので。

 

インターン期間中に業務以外にもいろいろと行動したからこそ掴み取ったチャンスですね!
現在のお仕事について教えて頂けますか?

 

日系の物流企業で日系企業向け国際物流の法人営業を担当しています。
ベトナムは製造業が多く、各工場で作られた部品等を各国へ輸出したり、製造に必要な材料を輸入したりしますよね?
弊社はそのような輸出入を仲介するフォワーダー(注)の機能を果たしており、弊社サービスを日系企業のお客様にお使い頂けるよう日々営業活動を行っています。

(注)フォワーダーとは、自らは輸送手段を持たず、船舶・航空機・トラック・列車などを利用し、荷主と直接契約して貨物輸送を行う事業者を指します。(日本通運・ロジスティクス用語集を参照。)

 

なるほど。業務の中でベトナム人スタッフの方とお仕事をする機会はありますか?

 

僕にはアシスタントを務めているベトナム人スタッフの方が2人いるのですが、彼女たちがいないと仕事が回らないというぐらい関わりがあります。
お客様が多いのもあり、営業に付随する事務的な部分はベトナム人スタッフの方々がこなしてくれている状況で。
みんな優秀で、頭が上がりません・・・(笑)。

また、フォワーダー業務となると少し難しい部分もありますが、通常の物流については書類作成がそこまで複雑ではないこともあり、日系企業でもベトナム人スタッフの方に任せているケースが多いんです。
お客様先のベトナム人スタッフの方とやり取りが必要な際には、弊社もベトナム人スタッフが対応する方がスムーズなので、そういった際にサポートしてもらったりしています。

 

仕事のやりがいや楽しさはどんなところですか?

 

自社の日本拠点の場合だと、海上・陸送・空輸・エクスプレス・・・など細かく分業が進んでいます。
一方、ハノイ拠点の場合は少数精鋭の環境なので、すべてのサービスについて知識とオペレーションスキルを備えて営業に臨む必要があります。
その分やるべきことは確かに多く、責任も大きくなりますが、やりがいと楽しさはありますよね。

また、部署のオペレーション部分に関するフォローやクレーム対応などのカスタマーサポート業務も行うなど、いろんなことに挑戦できるのは海外ならではだと感じています。
日本での就業経験がないので、なんとも言えない部分もあると思いますが・・・。

 

逆に、大変なことや難しさはありますか?

 

少数精鋭だからこそ、やるべきことが山積みで大変な時期は当然ありましたよね。
それも慣れてしまえばなんてことないんですが。

今の業務を担当するようになってからは基本的に仕事がすごく楽しいので!(補足:取材中「仕事が楽しい!」と何度もおっしゃってました。)
入社当初は今とは別の業務を担当していたのですが、ルーティーンワークが多くてやりがいがあまり感じられなかったんです。
今携わっている国際物流の場合はやることが毎度結構違うので、刺激的ですよね。
新しい知識を吸収していくときも、楽しいから苦もなくできましたし・・・。

 

ということは・・・あまり苦労していない感じですか?

 

当然細々とした苦労や難しさはありますよ!
「なんでそんなことになるんだ!?」と言いたくなることだって当然起こりますし、クレーム対応に苦戦することもありますし・・・。
ただ、基本的に僕は苦労したことや辛いことはすぐに忘れてしまう性格で・・・(笑)。

 

それは・・・すごい!平安名さんだからこそだという気がします。

 

今の自分はやりたいことができていて、昔の自分よりも恵まれていると思っているんです。
僕は割と貧しい家庭で育ったので、欲しいものが買えなかったり、やりたいことができなかったりした時期もあって。

 

そんな時期があったんですね・・・。

 

高校からずっとアルバイトを続けていて、大学も奨学金を借りて進学、2年間の旅の資金もすべて自分で工面しています。
ときどき学生時代の部活の話が出たりしますが、アルバイトで部活もできなかったのでよく分からなくて・・・。
今でもそういうときは少し寂しくなったりしますし、学生時代はそこに劣等感を感じた時期もありました。

だからこそ、少しの苦労があっても、やりたいことができているだけ幸せだと思えるのかもしれませんね。

 

気になる今後と海外で働きたい方へのメッセージ

沖縄から日本、日本から海外・・・旅を通じて徐々に広い世界を見て行ったからこそ、仕事も海外でするのが当たり前だと感じていたという平安名さん。
取材中も旅の楽しさやベトナムで働く楽しさ・・・と楽しい話ばかりですし、ハノイでよく一緒に集まっていた頃からとにかく明るいキャラクター。
そんな側面の平安名さんしか知らず、てっきり順風満帆で苦労なんてない人生を送ってきたとばかり思っていました。
そこに至るまでには、自らの力で欲しいものを手にしたり、やりたいことを実現させるべく必死に頑張ってきた過去があったのですね。

そんな平安名さんは今後についてどのようにお考えなのでしょうか?
海外で働きたい方へのメッセージと併せて伺ってきました。

 

今後についてどのようにお考えですか?

 

ずっと自分でビジネスをしたいという思いは漠然とあるので、チャンスがあれば挑戦してみたいですね。
物流業界で国際物流に携わってみて、貿易が世界を動かしているのを実感できたので、できれば同じ業態で挑戦したいと思っています。

それ以外だと・・・これまではずっと自分で稼いでやりたいことを実現するという生き方をしてきましたが、そろそろ周りに返す側に回りたいという気持ちがすごく強いんです。
実際、当初はベトナムで3年ほど働いたらまた他の国に移ろうと思っていましたが、今はそんなことよりも親孝行をしたい気持ちとかの方が強くて。

これについては、常々僕が大切にしていることとも関係があって!

 

大切にしていること、ですか?

 

僕、すごく人に恵まれているんですよ!(補足:平安名さんをよく知っているので、ここで思わず頷いてしまいました!笑)
日本一周でヒッチハイクをしていた頃、結構捕まらない人がいる中で毎回15分あれば乗せてもらってましたし、海外を旅していた頃も英語があまり得意ではありませんでしたが、いろんな人が仲良くしてくれました。
実際に海外で生活するようになってからも多くの人に助けてもらっていて・・・。
いろんな人から優しさを受けてきたからこそ、今度は自分がいろんな形で周囲に返していきたいという意識で常に生きています。

完全に余談ですが・・・先日タイ湖(注)を走っているときに小さなカニが車に轢かれそうになっていてたんです。
その様子を目にした瞬間、カニのために自分が飛び出して車から守ろうとしてたぐらいです(笑)。

(注)タイ湖はハノイ市内で最も大きく、美しいとされる湖です。(地球の歩き方参照。)

 

カニのためにも!?優しさ伝わるエピソードですね(笑)!
そんな平安名さんが海外で働きたい方へ伝えたいメッセージはありますか?

 

やりたいことはやった方がいい、これだけはとにかく伝えたいですね!
僕はこれまで生きたいように生きてきて、すごく楽しい人生を送れているので。

あとは・・・興味があるなら先入観を持ったりせず、まずは自分の目で見てみること、でしょうか?
メディアやネットの情報だけで判断するのではなく、何事も自分の目で見て判断することが大事だと僕は思っています。
かくいう僕自身、東日本大震災までは沖縄から出る機会があまりなく、本土のことを何も知らないまま周りの情報を鵜呑みにしていた時期がありました。
でも、実際に本土で出会った方に素敵な方が多く、自分の生きてきた世界の狭さに気付いたからこそ、そう言える部分もあるんですよね。

 

まとめ

いかがでしたか?

「生きたいように生きる」、「やりたいことはやる」をまさに体現したような生き方をされている平安名さん。
ただ、その背景では何かを実現するために努力する姿が常にあったように思います。
実際、何かを「やりたい!」と口にした時点でやるしかなく、徹底的に実行に向けて動くという有言実行の姿勢はかなり大切にされているそう。

また、これまでの旅や海外生活はもちろん、人生を通して人に恵まれてきたと話して下さった平安名さん。

自分が受けてきた優しさをいろんな形で周囲に対して返していきたい

平安名さんが大切にされているこの思いや意識は、ヒッチハイクで日本を廻った頃に車に乗せて食事もご馳走して下さった方々からの「恩送り」の教えに基づくそうです。
周囲への感謝の気持ちを常に忘れず、受けた恩を惜しみなく周囲へ返そうとするその姿勢こそが、いろんな方に支えられながら楽しい海外生活を送る、平安名さんなりの秘訣なのだと私は思いました。

平安名さん、この度は貴重なお話をお聞かせ頂きましてありがとうございました!
今後の益々のご活躍を祈念しております!

About Author

Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」

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