海外就職成功事例

ベトナムの人材紹介会社で活躍する大矢敏美さんが語る「アジア人として価値を強く発揮する働き方」とは?

「海外で働いてみたいけど・・・失敗したらどうしよう?」

そう思ってなかなか一歩を踏み出せない方、多いのではないでしょうか?
モノやサービス、あらゆるものが整っているとされる日本での生活から、海外という未知の世界へ飛び出す・・・ましてやそこで働くなんてハードルが高そう。
そんな風に思っている方もきっと多いことでしょう。

では、実際に一歩踏み出した方は新しい世界でどんな経験をし、どんな人生・キャリアをその後歩んでいるのでしょうか?



こんにちは!
BEYOND THE BORDER ライターのペクです!

今回はベトナム・ハノイの人材紹介会社でコンサルタントとして求職者・企業双方の支援に携わる大矢敏美(おおや さとみ)さんにお話を伺いました。
幼い頃から英語が大好きで、海外への憧れはずっとあったものの、日本にいた頃はそのチャンスに恵まれなかったという大矢さん。
自ら海外で挑戦する道を切り拓こうとするも、失敗を恐れていたのもあり、2年近く悩んだと言います。

それでも消えない「英語を使いながら海外の舞台で挑戦してみたい」という思い。
その思いを実現させるべく、フィリピン留学、カナダでのワーキングホリデーで最初の一歩を踏み出します。
その後、両国での経験や気付きをもとに挑戦の舞台をアジアへ移すべく、ベトナムで就職。

一見遠回りのように見えるかもしれないフィリピンやカナダでの生活ですが、大矢さんにとってここでの出会いと気付きこそが今に繋がる大切なもの。
また、悩んだ末に勇気を出して一歩踏み出した経験があるからこそ、これから挑戦しようとする人に真摯に寄り添い、背中を押せる今があります。

無駄になることは何一つなくて、点が線になる瞬間が必ず来る!

と力強く語って下さった大矢さん。

・ベトナム就職に至るまでにフィリピンやカナダで得た経験や気付きとは?
・カナダでのワーキングホリデーを経てベトナム就職を果たした大矢さんから見た、アジアやベトナムで働く魅力とは?

海外就職をご検討の方や海外留学・ワーキングホリデー後の進路に悩む方にとってきっと参考になる部分が多いはず。
たっぷりとお話を伺ってきましたので、是非ご一読下さい!

 

大矢敏美さんとは?

JAC Recruitment ベトナム 大矢敏美さん

大矢敏美さん プロフィール
2011年に大学を卒業後、キーエンスグループの各種盤用クーラーメーカーのアピステに入社。事業支援グループで購買・在庫や出荷物流の管理・社内インフラ改善業務など、主にバックオフィスからの現場改善業務に約5年間携わる。約1年間のフィリピン・カナダへの留学、ワーキングホリデーを経て「アジア人としての価値をより発揮できる環境で働きたい」と考えるようになり、2017年にJAC Recruitment Vietnamに入社。以来コンサルタントとして企業および求職者支援の双方を担当している。
*プロフィールはご本人から頂戴したものを引用・編集(紙資料)。

 

元々はメーカーでバックオフィス業務をされていたんですね!
コンサルタントとして人と向き合う大矢さんをよく知っているので、やや意外でした!

 

前職の事業支援グループでのお仕事も「人と人の間に立つ」という点で今と同じだと個人的には思っています。
社内の調整役となることが多く、新製品発売時には開発や技術の担当者とやり取りをしたり、出荷のことで営業の方をサポートしたり・・・。

私は元々自分が前面に出るタイプではなく、例えばイベントの企画・運営など、誰かを影でサポートしたり、挑戦を応援することに喜びを感じるタイプなんです。
前職で在籍していた会社は決して世間的に知名度が高い訳ではありませんが、業界シェアはナンバーワンというメーカーで。
ここで組織力を学びつつ、高い技術力を誇る技術者の方、業界トップシェアを獲得している営業の方々を応援したいという強い思いがあって入社しました。
前職での5年間は本当にやりがいもあり、充実した日々でしたね。

 

充実した日々を過ごされていた様子ですが、なぜ海外へ飛び出すことにしたのですか?

 

当時、仕事の中でも海外からの調達や出荷案件が増えており、オペレーションの構築などで英語を使う機会も多くなりまして・・・。
「もっとビジネスの場で英語を使っていきたい」という気持ちが強くなったのがきっかけです。

幼い頃に通っていた英会話教室で英語や異文化に興味を持つようになり、自分の関心をさらに追求すべく、高校は国際教養科へ進学しました。
大学は視野を広げるためにも別の学部を選択しましたが、その頃からずっと「英語」や「海外」というキーワードが自身のベースとしてあったんです。

 

なるほど。社内異動はご検討されなかったのですか?

 

社内で海外営業の部署に異動するという選択肢も当然ありました。
ただ、当時は営業職の女性がそもそもおらず、国内営業で結果を残した上で海外営業へ異動という流れもあり、自ら道を切り拓くしかなく・・・現実的に難しいと判断しました。

会社や仕事、同僚のことは本当に大好きで、楽しい日々を送っていたのでなかなか踏ん切りがつかず、2年近く悩んでいましたね(苦笑)。

 

勇気を出して踏み出した海外への一歩!そこで得た気付きとは?

悩んでいた大矢さんを後押ししてくれたのは学生時代にお世話になった先輩。
「悩んでるということはやりたいんだよね。挑戦するだけで一歩進んでるんだから、失敗ということはない。もし自分の思っていることと違ったなら、軌道修正すればいいだけじゃない?」
とてもシンプルでしたが、この言葉がすごく腑に落ちたからこそ、一歩を踏み出せたそうです。

 

やっとの思いで踏み出した海外の舞台での挑戦。
どうしてまずはフィリピンとカナダを選んだのですか?

 

海外へ行くとは決めたものの、留学かそれ以外かで悩みました。
前職で携わっていた購買や貿易の業務を学んでみる、イギリスの大学院に留学する・・・など、漠然としていた時期もあって。
自問自答の末、シンプルに英語を使って仕事がしたいという自分の思いに気付きました。

そこで、まずは当時自信がなかったスピーキングを1ヶ月半ほどフィリピン留学で強化した後に、ワーキングホリデービザでとりあえず海外へ出ようと決めました。
世間的なイメージが先行して、正直なところ最初はワーキングホリデーに抵抗がありました。
ただ、ワーキングホリデーなら比較的簡単にビザを取得できますし、働き方も自分次第、とにかくまずは現地へ渡航し、就職先を探してみようと思ったんです。
最後は・・・「何とかなるだろう!」という勢いですよね(笑)。

 

勇気を出して踏み出した海外での生活、どうでしたか?

 

フィリピンでは約1ヶ月半、自分が強化したいテーマに集中して取り組みながら英語を伸ばすことができました。
社会人専門の語学学校で、様々なバックグラウンドをお持ちの方と時間を共にする中で視野も広がり、充実した時間を過ごせましたね。

カナダへ渡るにあたっては、行って何もすることがないのはもったいないと思っていたので、NPO法人でのボランティアという受け入れ先だけ決めて渡り、現地で就職活動をしました。
最終的にご縁があった旅行代理店で、ホテル手配等のバックオフィス業務に携わっていたのですが・・・。
忙しい毎日が続いていた日本での生活と比べて穏やかな日々を過ごせた反面、「働き盛りで何でも吸収できる20代、このままでいいのかな?」という思いが湧いてきました。

 

楽しい日々ではあったものの、なんとなく違和感があったんですね?

 

後から振り返ると、最初にフィリピンに行ったことが大きかったと思います。

これまでにもホームステイや旅行などで海外を訪れていましたが、行き先はすべて先進国でした。
一方、フィリピンは今まさに成長している国。
そんなフィリピンの国や人々が持つパワーに触れたとき、私の中に「このままではいけない」という焦りや危機感が芽生えたことを今でも覚えています。

短い間に途上国と先進国の両方で生活したことで、もっと日本人・アジア人として生まれた価値を発揮できる市場で挑戦したいと思うようになりました。

 

カナダでも日本人・アジア人としての価値を発揮できそうですが、
なぜアジアだったのでしょう?

 

長く現地で働くとなると、ビザの問題がありますよね?
カナダだとビザのハードルはやはり高いですし、現実はそんなに易しくないと感じました。

また、私自身の力不足でもありますが、カナダでの生活を通して自身の英語力が足りずに苦労したこともありました。
その過程で、語学力をネイティブレベルまで上げることだけに強くこだわる必要はなく、私が本当にやりたいことは自分が持つ英語力と経験を最大限に活かせる環境でビジネスをすることだと気付いたんです。

 

カナダへ行ったからこその気付き!
使える英語でビジネスができる場所としてアジアに魅力を感じたんですね?

 

自分の価値が一番発揮できる場所はどこなのか考えたとき、日本に帰るという選択肢も当然ありました。
が、英語が母国語ではないアジア圏で、第二言語としての英語でお互いにコミュニケーションを取りながらビジネスができるとより楽しそうだと思ったんです。

当時の経済状況もアジア圏に惹かれた理由の一つですね。
特に元々メーカーに勤めていたので、日系製造業が多く進出している東南アジアなら、日本人としての価値を発揮して活躍できる場があるのではないかと考えました。
フィリピンを経てカナダに渡ったことで視野が広がり、さらに自分が意識したことで、今まで見逃していたアジアの国々に関する情報が一気に入ってくるようになりましたね。

 

挑戦の舞台はアジアへ!ベトナムで働く魅力とは?

 

アジアの中でもなぜベトナムを選んだのですか?

 

タイミングとご縁ですね。
正直最初からベトナムを見ていた訳ではありません(苦笑)。

海外での転職活動を始めるにあたり、フィリピンで出会った方がお勧めの人材紹介会社としてJAC Recruitmentを挙げてくれたことをふと思い出したんです。
Web検索でたまたまベトナム拠点がヒットしたので、コンサルタントの方にベトナムの求人を紹介して頂きつつ、他拠点にも繋いで頂こうと思っていました。
当時はまさか自分が入社することになるとは・・・(笑)。

 

おぉ・・・すごい偶然ですね!

 

求人の紹介と併せてベトナムについてもいろいろと教えて頂き、私自身もベトナムについてたくさん調べました。
親日で治安も良く、日系企業の進出数も多い・・・知れば知るほど魅力的だと思いました。
ここが一番自分が求めている環境ではないかという思いがどんどん強くなったんです。

自分の中でベトナムへの関心が高まりつつあるとき、前社長から「人材市場を丸ごと作りましょう」という話をされたんです。
割と単純なので、「ベトナムに来て、この会社に入れば市場を丸ごと作れるんだ」というワクワク感が最終的な入社の決め手になりました。

また、ずっと日本という恵まれた環境で育ってきたので、経済発展の途上にあり、潜在的な魅力がたくさんある環境で自分の力を試したい気持ちもありました。
何もないところから始める面白さや難しさを体験するという点では、他に見ていたシンガポールやマレーシアよりもベトナムが面白そうだと感じましたね。

 

未知の世界へのワクワク感やゼロから作り上げる面白さが勝ったんですね(笑)。
前職とは違う職種に挑戦する不安はありませんでしたか?

 

職種としては確かに未経験でしたが、前職でも業務の中で人の間に立つことが多く、関係各所との関係性や双方の意見を取り入れて着地点を探すことは割と得意だったので、自分では通じる部分も多いと思っていました。
自分で言うのも変ですが(苦笑)、割とどんな人からも話しかけやすいタイプのようで、有難いことに頼りにして下さる方がたくさんいたんです。

企業側と求職者側双方の要望をヒアリングし、自身の考えで結びつけることが両面型コンサルタントの役割だと思ったので、前職での強みを活かせばよいのではないかと思いましたね。

 

大矢さん、頼りにされそうです(笑)!
職種は違えど、前職で培ったスキルを活かせると感じたんですね!

 

営業として数字を追う部分には確かに抵抗もありましたが、一度前面に立ってみたいという気持ちもありました。
前職ではコストダウンという形でしか売上に貢献できず、もちろんそれも大切ですが、一度自身の手で数字を作り出すことに挑戦してみたいと思っていたんです。
幸いにも、前職で優秀な営業担当の方々を目にしていたので、営業で一番大事なことはニーズを的確に把握し、最適な方法でアプローチすることだという意識がありました。

同時に、傾聴力には自信がありましたし、コンサルタントはモノを売る仕事ではないので、人それぞれのスタイルがあってもいいのかなとも思いました。
企業の指針は当然ありながらも、弊社が個性を出せる環境だと思えたことも大きいですね。
企業・求職者に関わらず、目の前の人を大切にすることがまず根底にあり、その上で相手が本当に望んでいることを引き出し、その解決策を提供することがコンサルタントの役目だと今でも思っています。

 

素晴らしい考え方ですね!現在のお仕事について詳しく教えて頂けますか?

 

人材紹介会社JAC Recruitment Vietnamで両面型コンサルタントとして、主にベトナムで働きたい求職者の方とベトナムにある日系・外資系企業の双方を支援しています。
企業に対しては、人材面でのお困り事をヒアリングし、適切な人材を紹介するという形でサポートを、求職者の方へはご希望に沿った求人のご紹介やキャリアのご提案をさせて頂いています。

 

今の仕事のやりがいや楽しさについて教えて下さい!

 

盛り上がっているベトナムという市場で、ビジネスの資本となる人材の観点でお役に立てることにやりがいを感じます
企業規模にかかわらず海外で頑張っている日系企業や日本人の方々をサポーターとなってお手伝いできることが喜びですよね。

また、新規進出企業のサポートといったベトナムならではの場面も多いです。
例えば、何もないところからお付き合いをさせて頂き、工場ができて、量産が始まる・・・のようにビジネスが大きくなる様子を見ているとこちらまで嬉しくなります。
やはり・・・誰かの挑戦を支え、応援するのが好きなようです。

あとは、目の前の方に真摯に向き合い続けることで、繋がるご縁があるのも素敵だと思っていて。
お役に立てないことも当然ありますが、それでも別の企業や求職者の方をご紹介頂いたり、お世話になった方々と別の形で一緒にお仕事ができたりすることは、この仕事の醍醐味だと感じています。

 

大矢さんの人柄が伝わるエピソードが盛りだくさん!
逆に、難しさや大変なことはありますか?

 

ベトナムは人との繋がりを大切にする文化があるので、採用の場でも知人の紹介で決定されるケースも多く、人材紹介会社を使うということが「普通」ではありません。
その上、日本では比較的知名度の高い弊社もベトナムではまだまだです。
そのような環境のなか、弊社の存在価値がどうすれば高まり、強みを活かしてどうすればお客様のお役に立てるのかについては常に考え続けるべき課題ですね。

また、起業しやすい業界なので、大小問わず競合他社が必然的に多くなるという難しさはあります。
ただ、意外と他の人材紹介会社様と横のつながりもあったりして、切磋琢磨しながら日々業務に当たれるのはベトナムの面白いところなのかもしれません。
2013年頃からみんなで一丸となって市場を作りはじめ、今ようやく形になってきた段階ではないかと思います。
それぞれのカラーがある中でJACグループが持つ背景や強みを活かしながら、弊社にしかできない付加価値を高めていきたいですね。

 

いろいろと大変なこともありそうですが・・・それを乗り越え続けられるのはなぜですか?

 

なぜだろう・・・?
あまり辛いことや嫌なことは思い出せなくて、これまでのすべてが私にとっては楽しかったんですよね!

あえて挙げるなら、自分の進む道を自分で決め、自分で選んでここに来たことが大きいと思います。
何か大変なことがあっても、「そんな経験がしたくて来たんだよね」と自分に言い聞かせることができたんですよね。

 

自分で決めた道だという納得感、大事ですよね。

 

元々自分が想像できるような範疇でできる仕事をしようとベトナムに来た訳ではありませんからね(笑)。
むしろ自分が予期しなかったことが起こると、人生経験も増え、刺激的だ・・・と嬉しくなっていました!

何かあっても、明るく前向きな同僚が一緒に乗り越えてくれたおかげでもあります。
ベトナム人の同僚を見ていると、凹むことがあっても少し泣いたらすぐ立ち上がる切り替えの速さがあって・・・そこに救われてきた部分はすごくありますよね。

 

気になる今後と海外で働きたい方へのメッセージ

「日本人・アジア人としての価値を発揮したい」そんな思いで移ったベトナムの地。
大変なことや難しさはありながらも、ご自身で決めた道であるという納得感があったからこそ乗り越えることができ、やりがいや喜びを感じながらイキイキとお仕事をされる様子が窺えました。
どこにいても出会いのひとつひとつを大切に、周囲に感謝をしながら謙虚に生きる姿勢も印象的ですよね!

そんな大矢さんは今後についてどのようにお考えなのでしょうか?
海外で働きたい方へのメッセージとともに伺ってきました!

 

今後についてはどのようにお考えですか?

 

人の良さを引き出したり、背中を押すのがやはり好きなので、今の仕事は天職だと思っていて。
だからこそ、これからも仕事を通して「人材」に関わり続けたいという思っています。

すごく壮大な話にはなりますが・・・(苦笑)。
誰もが「働くって楽しい!」と思える社会を作りたいと思っています。

 

いいですね!今の仕事を通じてどんどん実現できそうな未来ですよね!

 

そのためにも、関わる方一人ひとりに対して精一杯向き合い続けようと思っています。
私自身が生きたいように生きながら自分の経験を伝えてあげたり、悩んでいる方の潜在的な魅力を引き出してあげたり、活躍できる場を提供したり・・・。
私なりの方法で人と向き合う中で、悩んだり迷っている人に何かヒントを与えてあげられる人になりたいですね。
最近はコーチングも勉強しているので、自身のやりたいことや可能性へ目を向けられるようサポートすることをライフワークとしていきたいです!

一方で、求職者の心持ちや捉え方だけでなく、組織側の意識や考え方を変える必要もあると個人的には思っています。
特に、日本は人の良さを引き出すことや良い面を伸ばすことにおいては後進国だと思います。
せっかく人材業界に身を置き、関係各所の方々とお話する機会がたくさんあるので、少しずつできることから取り組めればと思っています。

 

進みたい方向に向かって着実に進んでおられて素敵です!
最後に、海外で働きたい方へのメッセージをお願いします!

 

無駄になることは何一つなくて、点が線になる瞬間が必ず来ます!
悩んだり、試行錯誤しながら進むことで見える世界や気付きがあり、そこから派生して新しい世界が広がることがたくさんあります。
是非一歩進む勇気を持って頂きたいなと思います。

一方で、海外に出ることだけがすべてだとも思っていません。
確かに海外は内省しやすい環境ですし、自分らしく働くことの一つの手段ではありますが、自分らしく輝けるなら手段は何でも良いと思っています。
小さなことや些細なことでも構わないので、何をするにしても自らの意思で決断し、行動することを大切にして欲しいと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?

実際にカナダで生活された大矢さんが語るアジアやベトナムで働く魅力、とても説得力がありますよね!
何も整っていないところで一からビジネスを作り上げる面白さ、今後伸びていくアジアで挑戦する醍醐味、ベトナムという国が持つ魅力やそこで得られる成長・・・今回のお話からたくさん感じて頂けたのではないでしょうか?

また、ご自身もはじめて海外への一歩を踏み出すまでは2年悩んだという大矢さん。
そんな風に悩みながら動いてきた経験があるからこそ、これから海外に出る方々に対して
無駄になることは何一つなくて、点が線になる瞬間が必ず来る
と伝えつつ、力強く後押しできるのだと感じました。

取材中も終始笑いの絶えない和やかな雰囲気の中、一つひとつの質問に丁寧に答えて下さる大矢さんの姿が印象的。
目の前にいる方に真摯に向き合い、何か少しでもヒントや気付きを与えられる人でありたいという大矢さんのまっすぐな思い、つい頼りたくなる優しい人柄がたくさん伝わってくる時間でした。

大矢さん、この度は貴重なお話をお聞かせ頂きまして本当にありがとうございました!
今後の益々のご活躍を祈念しております!

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Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」