コラム

海外就職におすすめの本10選|コロナ禍だからこそ戦略的なキャリアを考えよう!

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界や日本を取り巻く情勢は目まぐるしく変化しています。
社会や企業のあり方も大きく変わろうとしており、今後のキャリア形成について不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「激変する環境の中で、どのように自身の市場価値を高めていくべきか」
「海外で働くことは、今後のキャリアを考えた上で有効な選択肢なのか」

今回はそんなみなさんの不安や疑問を解消する上で、きっと参考になる本10冊をご紹介します!

現状すぐに海外就職に向けて動き出すことはできません。
ご紹介した本をもとに、「今後どのようなキャリアを描いていきたいか」をじっくりと考えた上で、海外就職への理解を深め、今後のキャリアの選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

 

キャリアの基本的な考え方を学ぶ上でおすすめの本

海外就職か国内就職かを問わず、キャリアを考える上で基本となる考え方をよく知っておくことが大切です。
今回は特に、今後のキャリアを決める指針を持つべき若手におすすめしたい本をご紹介します!

 

1. 『LIFE SHIFT』

「人生100年時代」をいかに生きるかの指南書。

これまでは「教育→仕事→引退」という3つのステージから成る人生を歩んできましたが、今後は長寿化により、ステージの移行を数多く経験することになっていきます。
年齢とステージの一致という前提は崩れ、これまでの「一社でキャリアを全うする」生き方はますます難しくなっていきます。
だからこそ、変化に柔軟に対応しながら、自分らしいキャリアや生き方を模索してくことが必要になるのではないでしょうか。

今後の生き方を考える上でのヒントがたくさん詰まっているので、この本をもとに今後「どのようなキャリアを歩み、どのような生き方をすべきか」、改めて考えてみてください!

 

2. 『その幸運は偶然ではないんです!』

あらかじめ設定したゴールから逆算しながら、キャリアを積み重ねていくことが難しくなった現代において、仕事やキャリアを考える上で突破口となるであろう1冊。

この本では、目の前の転機を活かして人生を変えた45人の事例を交えながら、「個人のキャリアの8割は、偶然の出来事によって決定される」という、計画的偶発性理論にもとづいた考え方をやさしく解説しています。
読み進めるうちに、キャリアを築いていく上で、チャンスを自ら創り出せるような行動、いつでもチャンスを掴み取れるような準備、常に幅広い視野や周囲への関心を持つことの大切さに気づかされるはず。

偶然の出来事を活かしながら、キャリアを築いていくために、これからどのような一歩を踏み出しますか?
この本で取り上げられている事例も参考にしながら、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

3. 『仕事選びのアートとサイエンス』

VUCA時代(※)に、自分らしく、幸せなキャリアを歩むための考え方や行動を徹底解説!

著者は変化の多い時代に、未来のキャリアを設計し、そのギャップを埋めるように、スキルアップや人脈の獲得を図るキャリア構築の方法は適切ではないと考えています。
だからこそ、どのような状況でも対応できるよう、オープンでいることや、思いがけないチャンスを掴み取れるよう準備をしておくべきだとアドバイスしています。

ご自身の「仕事選び」についてじっくりと考えるきっかけにしてほしい本です。
これから転職活動を予定している方はもちろん、キャリア設計について今一度考えたい方は、ぜひ読んでみてください!

※VUCA時代とは・・・Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取って作られた造語で、社会やビジネスにおいて将来の予測が困難になっている状態を指します(参考サイト:HR NOTE|『VUCAとは?意味・VUCA時代の対応方法・OODAループを紹介』)。

 

4. 『未来を拓く君たちへ: なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか』

「人生において大切なものは何か」を教えてくれる1冊。

未来を切り拓く上で、「“志”を抱いて生きる」ことが何よりも大切だと伝える著者。
この本では、「なぜ“志”を抱いて生きるのか」の答えとなる5つの理由について語りながら、「一度きりの人生をどのように生きるべきか」を示唆しています。

渾身のメッセージが、働くすべての人たちの心を打つはず。
この本を通して、自分の人生の目的や生き方について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

 

「海外就職」について理解を深める上でおすすめの本

“自分らしい”キャリアを歩む上で、海外就職に関心がある場合、必要な情報やステップをきちんと理解することが大切です。
ここでは、「海外で働くとは?」という基本的な疑問の解決から、具体的な実現方法に至るまで、分かりやすく解説されている本をご紹介します!

 

5. 『キャリア・シフト: 人生戦略としてのアジア就職』

海外キャリアコンサルタントであり、BEYOND THE BORDER代表でもある岡本の著書。

変化が著しいグローバル時代の中で必要不可欠なのが、戦略的なキャリア構築。
この本では優れたキャリア戦略に必要な3つの条件から、アジア就職の有効性を説いています。
その上で、「アジアで働くとは?」にまつわる基本的な疑問を解消することはもちろん、各国の状況や失敗しない国や企業選びの方法まで、アジア海外就職に必要な情報を網羅的に手に入れられるように書かれています。

海外就職を目指す方に向けた、実践的なアドバイスがたっぷり詰まった、失敗しないアジア就職を実現させるための必読書。
アジアでの海外就職を検討されている方は、ぜひ読んでみてください!

 

6. 『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』

学生時代に起業した会社を退職し、約2年間・世界50ヶ国を巡る旅で1000人以上の人々と交流した著者が、世界で見てきた事実やそれにもとづく所感が凝縮された1冊。

「グローバル化」や「グローバル人材」という言葉を聞くと、不景気や就職難といった日本の閉塞感を含む、ネガティブな目線での話をよく耳にするのではないでしょうか。
この本では、日本だけでなく、世界を舞台にキャリアを考えた方が、より今後の時代を楽しめるというポジティブな目線で書かれており、「世界を舞台にして生きる」ことの可能性や面白さがたっぷりと綴られています。

すでに世界を舞台に活躍されている方の事例も紹介しながら、「世界を舞台に活躍できる人材になる」ために必要なプロセスや心構えが、具体的かつ分かりやすく解説された入門書としておすすめです。

 

海外就職後に現地で活躍するためのヒントが得られる本

海外で働くにあたって、「異なるバックグラウンドを持つ人たちといかに上手く仕事を進めるか」は、多くの人が直面する課題です。
ここでは、実際に世界を舞台に活躍している方たちが伝授する、世界を舞台に活躍するためのヒントが詰まった本をご紹介します!

 

7. 『世界で働く人になる!/ 世界で働く人になる!実践編 合本版』

日本人がグローバルな環境で活躍するための手引き。

非帰国子女でありながら、英語と海外で生きるためのコミュニケーションスキルを習得し、国連機関の職員として活躍する著者。
この本では、世界を舞台に活躍する上で必要となる英語力の獲得方法や、日本人の良さを活かして海外で活躍するためのコツが、著者の実体験に基づき、分かりやすく解説されています。
著者自身が試行錯誤しながら英語を学び、世界各地の人たちと働く姿から、勇気をもらえる部分もきっとあるのではないでしょうか。

海外就職を考えている方、これから海外で働く方はぜひ手に取っていただき、世界を舞台に活躍する自分自身をイメージしてみてください!

 

8. 『日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの』

著者が20年、9ヶ国での海外赴任を通して見出してきた、どの国でも共通する「海外赴任で楽しみながら成功する秘訣」が、臨場感溢れるストーリー形式でまとまった1冊。

アジア諸国から先進国に至るまで、さまざまな国に赴任し、現地で新規事業の立ち上げや工場の閉鎖、現地法人の経営など、多様な業務経験を積んできた著者。
各国での失敗や試行錯誤を含む数多くの経験にもとづき、「ビジネスは“人”が行うものだ」という、ビジネスの本質を改めて意識する大切さが語られています。

すでに海外経験のある方や海外でご活躍されている方はもちろん、これから海外で働くことに関心のある方は必読。
日本人として世界を舞台に活躍するヒントがきっと得られるはずです!

 

海外就職後に“自分らしい”キャリアを歩み続ける上でおすすめの本

海外就職は、“自分らしい”キャリアを歩む過程の通過点に過ぎず、一度海外へ飛び出すと、その後のキャリアは自らが主体的に考え、選択していかなければなりません。
ここでは、海外就職で“自分らしい”キャリアの実現に向け一歩踏み出したみなさんが、今後のキャリアを考える上での指針となる本をご紹介します!

 

9. 『新・魔法のコンパス』

目まぐるしく変化する時代を生き抜くための思考法や生き方についての解説書。

この本では、絶えず挑戦を続けてきた著者から、挑戦を続ける上で必要な、「お金」・「広告」・「ファン」についての本質的な考え方を学べます。
人材としての希少価値を高める働き方や生き方、集客やマーケティングの本質、他者との差別化が難しい現代におけるファンづくりの基本など、夢に向かって挑戦を続ける人に役立つヒントが盛りだくさん。

これからの時代を生きるヒントだけでなく、挑戦を続ける勇気も得られるはず。
今後のキャリアをどのように歩んでいきたいか、この本を通して、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

10. 『幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』

3つの資本と8つの人生パターンから、自分に合った「幸福」のカタチを選び取っていくヒントになる1冊。

この本では、「金融資産」・「人的資本」・「社会資本」の3つの資本から、幸福に生きるための土台づくりをした上で、各自の価値観に基づき、自由に幸せを作っていけば良いとされています。
その上で、それぞれの資本をいかにして増やすのかを具体的に説明することはもちろん、3つすべてを選び取ることができる、「フリーエージェント戦略」を提唱しています。

この本を通して、自分自身の「幸せ」のカタチについて、改めて考えてみてください!

 

まとめ

いかがでしたか?

新型コロナウイルスの感染拡大により、引き続き動きづらい毎日が続いています。
そのような状況だからこそ、自分自身と向き合い、これからのキャリアを考え、その上で必要な準備をしておくことが大切だと思います。

この記事が、海外でキャリアを歩むことを視野に入れているみなさんにとって、少しでも参考になっておりましたら幸いです。

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Jiyoung Baek

セブ留学がきっかけで東南アジアの虜に!! フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職。約2年に渡って大好きな東南アジアで働きながら、旅をする生活をしていました。 現在は自身の海外経験を基に、旅するインタビュアーとして海外で活躍する方々を取材し、「海外で働くとは」について発信することで、海外で働きたいけど一歩踏み出せない方に挑戦のきっかけを作るべく奮闘中。 どんなときもアジアの眩しい陽射しのような笑顔を忘れず、頑張っています! 日々大事にしていること「やらない後悔よりやって後悔、何でもやってみる!」