ベトナム概要
1.ベトナムの概要
2.ベトナムの地理及び気候
ベトナムは東南アジアのほぼ中央に位置しており、北に首都のハノイと南に経済の中心ホーチミンを有する縦長の国です。地政学的には北に超大国の中国、南にASEANの中心的な国であるタイ、マレーシア、シンガポールがあり、アジアのハブとなることができるポジションです。
気候としては全体として東南アジア特有の亜熱帯の帰国に属しますが、実は首都ハノイには四季があり、冬はかなり冷え込みます。一方、ホーチミンは四季は存在せず、1年を通して熱い熱帯雨林気候に属します。両都市とも雨期と乾期ははっきりしています。
3.日本との比較
ベトナムの国土面積は日本の92%、人口は70%の9,000万人ほどとほぼ似た国土の広さと人口を有します。ただ、経済力を示すGDPは日本の3%ほどしかなく、一人当たりGDPも5%(20分の1)と国民の大部分はまだまだ貧しいです。しかし、経済の中心であるホーチミンと首都のハノイは大都会であり、特にホーチミンは都市化が進んでいます。高層ビルが建ち並ぶ喧噪には驚かれると思います。