ベトナムでの生活状況

ベトナムと聞いて皆さんはどういうイメージを持つでしょうか?まだ発展途上国で貧しいイメージを持つ人もいるかもしれませんし、生活するのには不便な印象を抱く人もいるかもしれません。しかし、ベトナムのハノイ・ホーチミンは大都会です。特にホーチミンの都市化は著しく、高層ビルが立ち並び、コンビニ、スタバ、マクドナルド、日本のAEONなどのショッピングモールも進出しており、非常に利便性が高いです。ここでは私がベトナムに滞在した際の体験や現地での取材、インターネットで調べた項目について記載します。

1.ハノイ及びホーチミンについて

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両都市とも人口650万人、750万人を超える人口を要する大都会です。両都市とも治安は安定しており、物価は3分の1〜5分の1と非常に安いため、日本人にとっては過ごしやすいです。しかし冒頭で記載した通り、ハノイはホーチミンほど都市化が進んでいないため、生活の利便性においては一歩譲ることになります。また気候についても両都市では大きく異なります。両都市とも全体として東南アジア特有の亜熱帯の帰国に属しますが、実は首都ハノイには四季があり、冬はかなり冷え込みます。一方、ホーチミンは四季は存在せず、1年を通して熱い熱帯雨林気候に属します。両都市とも雨期と乾期ははっきりしています。

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2.住居について

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ベトナムで住居を借りる場合、大きく①シェアハウス②アパート③サービスアパート④一戸建て(VILLA)に分けられます。それぞれの特徴と相場は下記に記載しました。現地採用で宿泊場所を決める場合、最初は不動産屋で借りることができる②のアパートを賃貸し、慣れてきたところで①シェアハウスを検討する方も多いようです。

①シェアハウス

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ベトナムで安く個人で住む場所として最も一般的な方法です。基本的にはトイレやバスなども各部屋についており、リビングルームや玄関、廊下のみが共有スペースとなる場合が多いようです。シェアハウスは不動産屋で熱かっていない場合も多いため、知り合いからの紹介やインターネットの掲示版で探す場合が多いです。相場は物件、場所により異なりますが、20,000円〜30,000円が相場です。インターネットで探す場合のオススメのサイトはこちらになります。

②アパート

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日本同様のマンションタイプの賃貸物件。家賃の他に電気、ガス、水道、インターネット、ケーブルTV、マンション共益費等のお支払いが発生します。

③サービスアパート

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物件に応じて、光熱費、洗濯、お部屋の掃除、タオル交換、プール、ジム等のサービスが付加するアパート。料金も高いため主に駐在員の住居として使われることが多いです。値段は値段は1人用で50,000円〜120,000円程、3LDKでは100,000円~300,000円程です。新しくはありませんが「サイゴンスカイガーデン」などが日本人には人気があるようです。

④一戸建て(VILLA)

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一戸建ての中でも豪華で庭、プール、門、壁による隣家との仕切り等がある物件が多い事が特徴です。アパート同様光熱費等の費用が発生します。これは完全に駐在員向けですね。

住む場所は非常に重要です。スーパー、レストラン、病院、交通の便などをチェックしてから決めて下さい。また回りの治安やセキュリティも非常に重要なチェック項目です。最初は信頼出来る不動産屋に相談することをお勧めします。

3.移動手段について

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2014年8月現在、市内を回る鉄道はなく、ベトナムの自家用車やバイク以外の主な移動手段は①タクシー、②路線バス、③バイクタクシーになります。ベトナムはハノイもホーチミンもバイクで溢れ返っており、慣れないうちは自動車やバイクでの通勤は控えた方がよいでしょう。一方郊外は自動車がないと不便です。また会社が自動車を支給する場合もあります。

①タクシー

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ベトナムのハノイ・ホーチミンの交通手段として最も便利なのがタクシーです。他の移動手段よりは割高になりますが初乗りで12,000VDN(約60円)くらいから使うことができます(タクシー会社によって若干違います。)。ただ悪質なドライバーも多く、メーターを倒すのを拒んだり、意図的に遠回りをしたりしようとしたり、メーターに細工をするタクシードライバーが非常に多かったです。私はiPhoneのGPSで現在位置と目的地までの道順をチェックしていたのですが、明らかに遠回りをするドライバーもかなり多かったです。この場合はきちんと道が違うことを言わないと必要以上の料金を取られることになってしまいます。比較的信頼度が高いと言われているタクシー会社は以下になります。
(ハノイ)「HANOI」「CP」「Mai Linh」
(ホーチミン)「VINASUN」「MAILINH」

②路線バス

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庶民の足と言えば、路線バスです。15分間隔で走っており、よく使う路線については番号を覚えておいて使いこなすことができると便利です。ただ路線図が非常に複雑なため、初めての場所にいくのは不便です。料金は3000~6000VND(15円〜30円)と非常に安いので是非使いたい交通手段です。ホーチミンの路線図は以下のHPからダウンロードできます。また本屋でも購入できるとのことです。

→ホーチミンバス路線図

③バイクタクシー

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バスと並び庶民の足として根付いているのがバイクタクシーです。これは普通のバイクの後ろに乗せてもらい行きたい場所に連れて行ってもらいます。ただ当然、メーターはついていませんのでその度ごとに料金の交渉をしなくてはなりませんし、交通事故やひったくりに巻き込まれる恐れもあるためあまりオススメはできません。道を歩いているとひっきりなしにバイクタクシーの運転手から声をかけられますが、よっぽど慣れるまでは乗らない方が無難でしょう。

4.買い物・娯楽について

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ベトナムの買い物・娯楽の状況についてはハノイとホーチミンでかなり異なります。日本のショッピングモールのAEONも出店しているホーチミンではそれ以外のスーパーでも日本の食材がある程度揃います。一方ハノイにも日本の食材を扱うスーパーもありますが、ホーチミンと比べるとやや不便さを感じるかもしれません。

①日常生活用品について

ホーチミンについては、日本で同じの「ファミリーマート」「ミニストップ」「サークルK」のコンビニエンスストアも街中に数多くあり、とても便利です。またショッピンモールやスーパーも数多くあり日本人でもかなり快適に過ごすことができます。一方ハノイにはコンビニエンスストアはまだ出店していません。ショッピンモールについてはいくつか大きなものが出来てきていますがホーチミンほどではありません。日用品についてはスーパーやコンビニの他、露店のようなお店で買うこともできます。値札がついていないお店も多いので最初は面食らうかもしれませんが慣れてくればそんなに不便も感じないでしょう。

②日本の食材・書籍・DVD等について

日本の食材については、ハノイ、ホーチミンとも市内にいくつかある日本の食材店で買うことができます。ただ日本の書籍やDVDについては購入出来る場所は私がリサーチした限りありません。ただ一部の日本レストランやスーパーで中古品を購入することができるそうです。

③娯楽について

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ベトナムで現地採用で働いている複数の方に娯楽についてお話を伺いましたが、①ショッピングで買い物、②カフェで読書、③自宅で読書という感じでした。大型のショッピングモールではハリウッド映画がほぼリアルタイムでやっています(英語&ベトナム語字幕ですが。。)。またモール内にはボウリング場やアイススケートリンク、プールもあるところもありました。ただ私が聞いた日本人はインドア派が多かったですね。

5.食事について

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ベトナムは地元のベトナム料理、日本食のレストランとも充実しており非常に安価なため、「食」の観点から言うと日本人はとても住み易いと思います。また独自のカフェ文化も発達しており、カフェ好きには天国です。

①ベトナムの地元料理とその価格水準

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ベトナム料理は中国や旧植民地のフランスの影響を受けておりマイルドで日本人の好みにとてもマッチしていると思います。私もベトナム滞在中、何度も食べましたがとても美味しくて飽きがきません。特に有名な食べ物と言えば「フォー」でしょう。「フォー」は中華料理の平打ちライスヌードルでさっぱりとした優しい味付けでとても美味しいです。また生春巻きも日本人にとっては馴染みの深いベトナム料理の一つです。ベトナム料理の価格水準ですが、屋台で食べるとだいたい150円〜300円で十分美味しい料理にありつけます。一方宮廷料理や高級ベトナム料理になると1,000円程度からとそれなりにお値段も張りますが、日本で食事をするのと比べると非常に安く、おいしい料理を食べることができます。

②日本食レストランのレベルと価格水準

IMG_4014(ホーチミン・AEONモールのラーメン屋)

ハノイ、ホーチミンともかなり日本食レストランが進出しています。日本食といえども価格も手頃で日本で食べるのと同じかむしろ安い価格で食べることができあます。特にホーチミンではラーメン屋、寿司屋、しゃぶしゃぶや焼き肉も数多く出店しており、日本食についてはまったく困ることはないと思います。ただ、私は刺身や寿司が好きなのですが、そのクオリティは日本と比べるとやや落ちるかな、、と感じました。フィリピン・セブ在住の身としてはこれだけ日本食レストランが充実しているのは羨ましい限りです。

③ベトナムのカフェ事情

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ベトナムの街中を歩いているとたくさんのカフェが目につきます。ベトナムには独特のカフェ文化が根付いているようで、路上でオープンしているカフェや地元の小さなカフェ、チェーン展開しているおしゃれなカフェなど様々です。私が良く飲んでいたのが「Café sua da カフェスアダー」練乳入りアイスミルクコーヒー。とっても濃くて甘いのですが、氷を溶かしながら少しずつ飲んでいくのがお気に入りです。小さな地元のカフェであってもほとんどの場合WiFi完備のため、旅行者などの短期滞在者にとっても便利です。また値段も非常に安く屋台では50円から本格コーヒーが楽しめます。WiFi完備のおしゃれなカフェでも100円程度で長居できてとても便利です。ベトナムコーヒーと言えばコーヒーの輸出量世界No1、味わい深いベトナムのロブスタは世界中に愛好家がいるとのとこ。ちなみにホーチミンにはスターバックスも出店しています。ハノイはまだですが。。

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