【2016年11月 タイ MARUICHI (THAILAND) CO.,LTD. ICHIJIN RECRUITMENT GROUP.,】

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MARUICHI (THAILAND) CO.,LTD. ICHIJIN RECRUITMENT GROUP.,さんのご紹介

2009年6月創業。バンコク市内及びチョンブリ(アマタナコン工業団地近く)に2拠点。タイ人10名、日本人3名の13人体制。製造業の求人と工業団地等への面接同行などの親身な対応が強み。またグループ会社の丸市タイランドでは人材紹介の他、会社設立、通訳・翻訳などのサービスも行っている。

北村忠美(きたむらただみ)様、吉野浩史(よしのひろし)様、小原雅子(おばらまさこ)様

今回お話しを伺ったのは、General Managerの北村さん、Japanese Coordinatorの吉野さんと小原さん。日本人スタッフだけでなく、オフィスのタイ人スタッフさん含め、とてもアットホームな暖かい雰囲気で迎えて下さり、リラックスしてインタビューをさせて頂くことが出来ました。「働くこと」だけでなく、その前段階の就職活動や、タイでの生活に関してもお話しを聞かせて頂きました。「自分がやりたいことを繰り返し自分に問うてみて欲しい」という吉野さんの熱いメッセージにも注目です。ぜひご覧下さい。

タイでの生活とは?

Q.みなさんタイ人の方と一緒に働かれていますが、タイの国の人はどんな国民性を持っているのでしょうか?
A.とても優しく親切です。例えば、電車の中で子供を連れている人を見掛けると必ず誰かが立って席を譲ります。また日本人に対してとても良いイメージを持っている方が多く、日本人というだけでとても良くしてくれることが多いです。一方で、そのタイ人の優しさにおごってしまっている日本人が多くいるのも事実です。自分たちは海外で生活をさせてもらっている外国人であるという意識を忘れずに生活してもらいたいですね。

アユタヤ遺跡
タイの観光地として有名な世界遺産アユタヤ。

Q.タイでの生活はどうでしょうか?
A.日本人にはとても過ごし易い環境だと思います。食事は安価で美味しいものを食べることが出来ますし、家賃も安く良い物件に住むことが出来ます。例えば、月6000バーツ(日本円で約18000円※)でエレベーター付き、エントランスがあってセキュリティーが万全といった場所に住んでいる方もいらっしゃいます。現地採用の方の一般的な水準だと、5000~15000バーツ(日本円で約15000~45000円※)くらいで住居を探される方が多いですね。治安面に関しても問題ないと思ってもらって大丈夫だと思います。※インタビュー当時(2016年11月)のレートで計算しています。

タイで就職する

Q.日本にいる求職者の方とスカイプ等で就職相談をされることが多いそうですが、どのようなアドバイスをされることが多いですか?
A.相談者の方の状況にもよりますが、「なぜタイを選ぶのか」ということを聞きます。英語圏の国や、他のアジア諸国ではなく、なぜタイなのか。企業様との面接でも聞かれる内容ですし、何より求職者の方にとってタイで働いていく上でとても重要なことだと思っています。あとは、時間がある方であれば一度タイに来てみることをお勧めしています。求職者の中にはタイに訪れたことがないのにタイでの就職を希望している方が多くいらっしゃり、そういう方にはぜひ一度タイに来て、実際にタイという国を見て就職先を決めていってもらいたいですね。

Q.タイの日本人向けの転職市場はどうなっているのでしょうか?
A.日本人の現地採用ニーズはあります。日本でのしっかりとした職務経験がある方はもちろん、第二新卒枠での求人も多くあります。現地採用ニーズが高い背景としては、多くの日系企業が駐在員を減らし、現地採用を増やす流れがあるからですね。それ故に、将来的に工場長やマネージャーとして働いてもらうという採用案件が多くあります。

Q.そのタイの転職市場において、どういった志を持った日本人が求められていますか?
A.将来的にタイ人のマネージメントを行い組織を引っ張っていく、そんなマインドを持った方ですね。実際にそういう働き方をされる方はタイでの経験をキャリアアップに繋げ、次の働き先、例えば日本での転職活動でも成功されていきます。

タイで働く上で日本人に求められることとは?

Q.タイで働く上で求められる語学力はどうでしょうか?
A.英語力に関しては、最低限の会話とメールの作成が出来れば問題ないです。またタイ語に関しては喋れれば有利になりますね。タイ語を話せるというだけで現地の方との距離もとても縮まります。しかし、就職活動の段階でタイ語が喋れなくても焦る必要はありません。採用されてから少しずつ覚えていくということで問題ないと思います。

Q.求人数の多い年齢はどれくらいでしょうか?
A.25~35歳が最も多いです。その人の経験次第では40歳まででも十分可能性はありますよ。またベンチャー企業での求人だと新卒の求人もありますね。

Q.求職者に求められる過去の経験に関してはどうでしょうか?
A.もちろん過去に経験があるに越したことはありません。正社員として何年も働いて来た、という方が企業側にとって魅力的に映るのも事実です。一方で、特定のスキルを持っている方であれば過去に正社員としての経験がなくても採用してもらえるケースがあります。例えば、今までバイトや派遣で製造管理をしていた等のスキルがある、という方であれば、タイで正社員として採用されるケースは十分にあると思います。

メッセージ

Q.最後にタイで働くことを志している方や迷われている方にメッセージを頂けますか?
A.(北村さん)自分の選択肢を増やす為に日本以外の色々な世界を見ておいた方が良いと思いますね。よく自分のやりたいことが見付からないという方がいますが、選択肢を広めた結果自分が進みたいと思える道が見付かるかもしれません。その選択肢の中にタイが入ってくるのであればとても嬉しく思います。
(吉野さん)自分が何をやりたいのかを繰り返し自分に問うてみて欲しいですね。その答えが海外を1年間旅したいということであれば、それをやってから海外就職に踏み出しても良いかもしれません。自分がやりたいことが海外就職、その中でもタイを選んで頂けるのであれば全力で応援させて頂きます。
(小原さん)まず2~3年後のビジョンを描いてみてはどうでしょうか。その結果海外で働くことがやりたいことになるのであれば、迷わず一歩を踏み出してもらいたいですね。加えて、海外就職をする前に、その国を訪れて下調べをすることをお勧めします。

インタビューを終えて

インタビューを終え、「海外で働くことを通じて得られるもの」について考えさせられました。海外で働くことは必ずしもキャリアアップにはならないということ。その人の働き方によってはキャリアダウンになってしまう可能性もあり、日々目的意識を持って働くことが大事であると感じました。また、海外で働くことで、例えばタイ人に対して驕ってしまう日本人がいるように、自分の普段何気なく持っている考え方を見つめ、どんな自分になっていきたいのかを考える場になるのではないかとも思いました。北村さん、吉野さん、小原さん、ありがとうございました!

インタビュー実施日:2016年11月2日

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About Author

山本 健太 (Kenta Yamamoto)

上智大学経済学部を卒業後、国内半導体製造装置メーカーで海外営業を経験。退職後フィリピンに渡り、フィリピン・セブ海外キャリアコーチング英会話スクール「Beyond the border〜ビヨンドザボーダー」立ち上げより参画。同校の英語カリキュラム及びコーチングメニューの作成に従事。TED翻訳チーム Open Translation Projectに所属し翻訳活動を続ける傍らで、アメリカのラジオ局 Unger Broadcasting Radio Networkで自身の番組のパーソナリティーとしても活動。

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