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転職エージェント訪問記:【タイ】JAC Recruitment Thailand

JAC recruitment Thailandさんのご紹介

2004年設立。日系企業が求めるあらゆる人材ニーズに対応すべく業務を行っている。業界ごとに日本人担当者を置き、専門知識を持つプロフェッショナルが求職者と求人企業の両サイドを担当。日本人担当者5名体制はタイ国内で最大規模の体制を敷いている。

山下勝弘(やましたかつひろ)様・大津晶子(おおつあきこ)様・森田良憲(もりたよしのり)様

タイ JAC Receuitment ご担当者の皆さん
今回お話を伺ったのは、Managing Directorの山下さん、Managerの大津さん、Recruitment Consultantの森田さんの3名。みなさんとても人柄が素敵!笑顔が素敵!こちらの質問に対しても、質問の意図を汲み取って一つ一つ丁寧に回答して頂きました。タイでの就職に迷われている方でも安心して相談出来ること間違い無しだと思います。フィリピン留学を経て、今年に入って海外就職を実現した森田さんが感じるタイでの生活や働く現実にも注目です。ぜひご覧になって下さい。

フィリピン留学を経てタイで就職する

Q.森田さんはフィリピン留学をされた後にタイで就職活動を行ったと聞きましたが、そもそもどういった経緯でアジア就職を選ばれたのでしょうか?
A.前職は日本国内の製薬会社で営業として働いていましたが、昔から「海外で働きたい!」という夢を持っていました。その夢を追いかけて、お金を貯めて、会社を退職し、英語力を伸ばす為にフィリピンに行き、英語留学をしました。当初は欧米での就職に憧れがありましたが、フィリピンで出会った多くの人が「アジア思考」を持っていたんです。それに大きな影響を受けて、アジアでの就職を志すようになりました。

Q.日本の会社を退職し、フィリピン留学を経て就職する場合、留学期間がブランクになり企業側にマイナスに取られるのではないかと考える生徒さんもいらっしゃいますが、実際はどうなのでしょうか?
A.タイの転職市場においては、日本に比べて経歴上のブランクはそこまで気にする必要がありません。大事なのはそのブランク期間に何をしていたかです。その期間必死に英語力を向上させていたのであれば、それをやり切り、自信を持ってタイでの就職にチャレンジしてみて下さい。どこかに必ずチャンスはあると思います。

タイで生活する

Q.アジアの中でもタイを選ばれたのはなぜでしょうか?
A.タイのあらゆる面に惹かれました。生活面で行くと、安価で非常に美味しい食事を食べることが可能で、住居も日本円で3~4万で駅近、プール付き、24時間セキュリティーのある部屋に住むことが可能です。仕事面においても、タイは日系企業が他のアジア諸国に比べ、非常に多く進出していて、多くのチャンスがあると感じました。実際に自分が働いていて思うのですが、タイは海外キャリアの第一歩目としては最高の環境なのではないかと思います。


タイの国旗。赤、白、紺の3つの色はそれぞれ国家、仏教、王室を示している。

Q.生活面のお話しが出ましたが、タイの治安に関してはどうでしょうか?
A.とても安全です。タイでは失業率が1%を切っています。その為、貧困を理由に犯罪を犯す必要性が低いんですね。完全に油断して良い、という訳ではもちろん無いのですが、安心して暮らすことが出来ますよ。

タイにおける日本人の転職状況

Q.タイに進出している日系企業の数は増えていますか?
A.過去からの推移でお話しをすると、増えても減ってもいないですね。ただ、日系企業の考え方が変わってきていて、駐在員を減らして現地採用を増やす流れにどんどんシフトして来ています。マネージャークラスを現地採用とする企業も多くあります。そのため、現地採用に関しては非常に多くのチャンスがありますね。


タイ古式マッサージをうける部屋。街中に1時間150バーツ(約450円)くらいから受けられるタイ式マッサージ店が数多くある。

Q.求人の多い業種はどういったものになりますか?
A.トップは製造業、例えば自動車業界ですね。それ以外にもIT、物流、商社、不動産関連、金融、保険会社、また最近ではWEB関連の求人も多くあります。

Q.職種はどうでしょうか?
A.一番多いのは営業職ですね。エンジニアも多く求人がありますね。

タイで就職する上で求められること

Q.タイで就職を実現させるにあたって必要なスキル等はありますか?
A.日本での就職活動とほぼ同じだと考えてもらって良いと思います。営業職を志すのであれば過去に営業経験があれば有利になりますし、一つの会社で長く働いたという実績も企業側にとっては魅力的に映りますね。また、現地採用であっても日本人はタイ人のマネージメントを求めらることが多いので、日本でマネージメント経験があるとそれも有利に働くかもしれません。ただ、もしご自身では自信が持てるスキルや経験がないという方にもチャレンジをしてもらいたいです。ご自身が気付いていないだけで、企業側が求めるスキルや経験を持っているケースも多くあります。ぜひ弊社にご連絡頂ければと思います。

Q.タイでニーズのある年齢は何歳くらいでしょうか?
A.20代から30代、また40代の求人も業種によってはあります。現在は売り手市場の為、年齢も幅広く求人があります。

Q.日本とタイで働く上で、一番の違いはなんでしょうか?
A.適応能力を求められることですね。考え方、仕事のやり方、スピード、あらゆる面で日本と異なった文化を持つタイで、その文化に上手く対応して働くことが出来るかどうか。これを実現出来る方は非常に生き生きと働いています。そして、実はこの「適応すること」は楽しいことなんです。違うからこそ自分を見つめ、理解していく。ぜひ成長の場と捉えてチャレンジしてもらいたいですね。

JAC Recruitment Thailandの強み

Q.タイに多くあるエージェントの中でのJAC Recruitmentさんの強みを教えて頂けますか?
A.圧倒的な求人の「質の高さ」と「数の多さ」です。これは求職者様と企業様の双方を一人のコンサルタントが担当するこという弊社のスタイルにより実現されています。それにより、コンサルタントを通じてより正確な情報を双方に伝えることが可能で、高いマッチング率はもちろん、双方の満足度も非常に高いです。また、弊社は日系企業様を担当する日本人スタッフの数がタイにおいて業界一位であり、案件数の数でも非常に自信を持っております。より多くの選択肢の中から自分にあった仕事を選びたい方にはぜひご連絡をして頂きたいと思います。

メッセージ

Q.最後にタイ、または海外での就職を考えている方へメッセージをお願いします。
A.タイという国は、海外で働くことを通じてキャリアアップ、もっというと自己成長を実現したい方に大変オススメです。異文化の中で過去の自分の経験を活かしつつ、新しい自分を発見し成長して行ける場です。ぜひタイでチャレンジしてもらいたいですね。

インタビューを終えて

今回お話しをさせて頂いた山下さん、大津さん、森田さんは非常にお話しがし易く、求職者の方は安心して転職相談を出来ると思います。今回のお話しを通じて一番強く感じたことは、与えられた環境を成長の場と捉えることの大事さです。新しい環境に適応していくことを「苦痛」と捉えるのか、「成長」または「喜び」と捉えるのか。それによって同じ仕事をしていてもその人の中での意味づけは180度変わって来るなと思います。山下さん、大津さん、森田さん、ありがとうございました!

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アバター

上智大学経済学部を卒業後、国内半導体製造装置メーカーで海外営業を経験。退職後フィリピンに渡り、フィリピン・セブ海外キャリアコーチング英会話スクール「Beyond the border〜ビヨンドザボーダー」立ち上げより参画。同校の英語カリキュラム及びコーチングメニューの作成に従事。TED翻訳チーム Open Translation Projectに所属し翻訳活動を続ける傍らで、アメリカのラジオ局 Unger Broadcasting Radio Networkで自身の番組のパーソナリティーとしても活動。