ベトナムの物価水準

冒頭の写真はホーチミンに進出しているコンビニエンスストアの「サークルK」の店内の様子です。品揃えは日本とは異なるものの、アイテム数や種類の豊富さは日本のコンビニエンスストアと比べてもそんなに見劣りすることはありません。ホーチミンには「サークルK」以外にも「ミニストップ」や「ファミリーマート」も進出しており利便性はとても高くなっています。一方、ハノイにはまだコンビニエンスストアの出店はありません。ここではベトナムの物価水準について記載していきます。

ベトナムの基本的な物価水準

ベトナムの物価は日本の5分の1から3分の1となっており、日本人からすると非常に過ごし易くなっています。ハノイもホーチミンも大きな物価の差はありませんが、住居費などの不動産に関する費用はハノイの方が高くなっています。ハノイとホーチミンはそれぞれ650万人、750万人の人口を要する大都会ですが、都市化が進んでいるホーチミンに比べてハノイはまだ都会化が進んでおらず、不便を感じる方もいるかもしれません。ホーチミンには大型ショッピングセンターや日本食レストラン、娯楽施設やコンビニエンスストアなどの店が多く立ち並び困ることはあまりありません。最近、日本のショッピングモールのAEONやスターバックスも進出しており利便性は高いです。一方ハノイは最近大型のショッピングモールがオープンしてきているものの、コンビニエンストアやスターバックスはまだありません。値札のないお店で買い物をすることに慣れるのに時間がかかるかもしれませんね。
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上記は各生活必需品の日本とベトナムの比較です。仮にベトナムのスーパーで買い物をし、自炊して生活することが出来れば日本の3分の1〜5分の1程度の生活費で過ごすことができます。給料は「現地採用」でも一般的に20万円前後出るケースが多いので余裕を持った生活をすることができるでしょう。一方、日本スーパーの値段は日本以上に高くなっています。しかし、ホーチミンにはAEONなどの日本のスーパーも出店しつつあり、日本食材の価格も下がりつつあります。今後も日本の小売りスーパーの出店が予定されていることから日本人が生活することについての利便性は向上していきそうです。

ベトナムの住居及びその他の物価水準

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住居費については、ワンルームで29,100円、2LDKの部屋で97,000円程度となっています。2LDKの部屋が高くなっているのは、ファミリー用のセキュリティを重視したコンドミニアムをイメージしているからです。郊外や少し古めの物件を探せば、表の金額よりもかなり安く済むと考えられます。また水道光熱費、通信費についてはベトナムの他の物価水準と比べてやや割高になっています。食費については1日約1,000円程度を想定していますが、日本食レストランを使えばさらにかかりますし、ローカルフードや自炊を中心に食事を取っていけば節約も可能です。交通費についてはバスやバイクタクシーを主に使うことを想定しています。タクシーについては初乗り50円程度とかなり安いのですが、毎日使うとなるとそれなりのまとまった金額になりますので注意が必要です。

インフレ率の推移

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上記はベトナムの物価水準の変動の推移です。この10年間、日本の物価水準が大きく変わらなかったのとは対照的にベトナムの物価上昇率は平均で7〜8%程度となっており物価の上昇が著しいです。物価上昇率が8%で計算すると5年間で物価は約1.5倍になります。以前は20,000VDN(約100円)で食べることができたフォーがしばらくベトナムに来ないと30,000VDN(150円)になっているということです。もちろん、賃金も物価の上昇に伴い上昇していますが、物価ほどは上がってきてはおらず、庶民の生活は楽になっていないようです。

※物価水準についてのデータは「アジア転職読本」(森山たつを氏著)の電子書籍出版に伴データ改訂を岡本(本HP作成者)が実施した結果を記載しております。

→ベトナムでの生活状況
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