マニラ/セブ概要

1.マニラ/セブ概要

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フィリピンで仕事をする上で主な選択肢にあがるのはマニラとセブでしょう。フィリピン国内の経済規模で見ても両者は1位と2位となっています(圧倒的にマニラが大きいのですが。)。フィリピンの首都であるマニラはフィリピン北部のルソン島に位置します。一方で、国際的な観光地であるセブはフィリピン中部のビサヤ地区に位置します。

マニラ(メトロマニラ)

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マニラ市はマニラ首都圏(メトロマニラ)内に位置しており、フィリピンの首都の機能を果たしています。マニラ市単体の人口は180万人ほどですが、ケソンシティなどの周辺のシティの人口を足すとメトロマニラ全体で12,000万人の人口を有しており、大きな経済圏を形成しています。マカティなどの東京の大手町のような近代的なビルが立ち並ぶおしゃれな街もあれば、その近くに広大なスラム街も形成されており、ストリートチルドレンが多くいるなどマニラは様々な顔を持っています。経済的には、マニラは大きく発展しており、日系を含む多くの海外の企業も進出しています。ただ、治安や交通の問題など様々な問題も抱えた都市です。

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セブ

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(セブのリゾート地の様子)

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セブはフィリピン中部のビサヤ地区にあり、国際的な観光地でもあります。ただ観光地である一般的なイメージはセブの東にあるマクタン島であり、そこに空港とリゾートホテルが集まっています。商業施設が集まっているのはセブ島であり、大型のショッピンモールも複数あります。商業地区として発展しているのはセブ市内になります。

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2.マニラ/セブの気候

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マニラもセブも熱帯雨林の気候帯に属していますが、マニラとでは大きな気候の違いがあります。上のグラフをご覧になっていただくとわかりますが、マニラ(フィリピン北部)は雨期と乾期がはっきりしていますが、セブ(フィリピン中部)は雨期と乾期の降水量の差はそれほど大きくありません。ただどちらも気温は一定して高いです。僕はマニラに5ヶ月程度住みましたし、セブには3年程度住んでいますが(2015年10月現在)、マニラの雨期は非常に雨も降り、一日中雨の日が続き憂鬱な日々が続きました。一方セブは、一日中雨が続くことは少なく、さっと降ってさっと止むことが多いです。

3.マニラ/セブでの就職・転職状況

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(セブ市内のIT企業やBPO企業、おしゃれな飲食店が集まるITパーク)

フィリピンは英語が公用語のため、他のASEAN諸国と比べてより英語を使って業務にあたることが出来るため、英語力を伸ばしていきたい方にも良い環境です。しかも、最初から相当な英語力を求められる仕事だけではなく、様々な英語のレベルで仕事を探すことが可能です。またマニラとセブでは、かなり仕事をめぐる環境は異なります。ここではマニラとセブでは日本人の就職状況は大きく異なります。それぞれの状況について記載します。

①マニラ(メトロマニラ)の日本人の求人状況

マニラには多くの日本の企業が進出してきており、求人も幅広く数多くあります。その中で、業種ではIT系(オフショア開発)、製造業、商社、コールセンターが多いです。また、職種で言うと一番多いのは(日系企業向けの)営業担当で、プログラマー、コールセンターオペライターや経理担当などの業務が多いです。また近年、オンライン・オフラインの語学学校が数多く進出しており、そのスタッフの募集も多いです。

②セブの日本人の求人状況

マニラは製造業も含めて幅広い業種、職種で求人がありますが、セブは、①語学学校スタッフ②オンライン英会話スクールスタッフ③コールセンターのオペレーターに集中しています。また給与についてはマニラの方が若干高くなっています。職場の環境としては、一般的にセブは少しゆるやかな感じですが、逆にガンガン仕事をしてキャリアを磨きたいのならばマニラがオススメです。

③フィリピンにおける給与の状況

他のアジア諸国と比べてフィリピン就職の待遇は若干見劣りします。職種や経験にもよりますが、具体的な給与相場はセブで60,000ペソ(162,000円)程度、マニラで75,000ペソ(202,500円)程度です。ただスキルによっては100,000ペソを超える案件もあります。フィリピンは所得税が高く累進課税で32%です。そのため手取りはかなり減ってしまいますが、その分、福利厚生関係で補填されている企業もあります。

→「フィリピンの就職・転職で求められる職種・求人状況」へ

4.マニラ/セブの生活環境

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(海から見たセブ市内の様子)

フィリピンの物価は日本の2分の1程度をイメージしておけば良いと思います。しかし、モノやサービスによっては日本並の価格のものありますし、かなり割安に感じるものあるでしょう。フィリピンは一般的なフィリピン人の人件費が抑えられているので、人が関わるサービスについては非常に安いです。例えば、マッサージ、タクシー、ローカル食堂などの価格は日本の5分の1程度をイメージすると良いと思います。しかし、輸入品や電化製品は日本並か日本より高くなっています。また、日本食については、マニラ、セブともある程度充実してきました。しかし、他のアジア諸国と比べるとその量と質についてはまだこれからだと思います。

またフィリピンにおいては治安には気をつける必要があります。セブは国際的なリゾート地でもあるため、ある程度治安は安定していますが、それでも他のアジア諸国と比べると安全面で見劣りする面もあります。一方、マニラは市内を歩いていても怖いと感じることもありましたし、友人が強盗にあうなど、怖い面もあります。またフィリピンは銃社会でもあるので、ショッピンモールやレストラン、カフェの入り口には拳銃を持った警備員が配置されていて、モノモノしい雰囲気があります。この背景には貧富の差が非常に大きいフィリピン特有の事情があるようです。

フィリピンの住宅事情ですが、それなりのコンドミニアムを借りた場合、15,000ペソ〜20,000ペソ(37,500円〜50,000円)程度が相場です。ただ、シェアハウスやもう少しローカルな住宅を借りれば、半分程度まで賃料を減らすことは可能です。

5.マニラ/セブの交通状況

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(トライシクル)

道路事情はかなり良くないと思います。アスファルト舗装されている道がほとんどですが、でこぼこだの道も多く、スピードが出し辛い道も多いです。また信号機も少なく(特にセブ)、マナーの悪いドライバーも多いので、自分で自動車はバイクを運転するのはリスクが高いと思います。最近は自動車の数に対して道路インフラの整備が遅れていて、渋滞は酷くなっています。
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(庶民の移動手段として広く普及している「ジプニー」)

外国人が移動する手段として最もポピュラーなのはタクシーです。料金はかなり安く、初乗りで40ペソ(100円程度)で、タクシーで30分程度の移動であれば、150ペソ(450円程度)くらいで住みます。またタクシーの他に庶民の交通手段として普及してくるのがジプニーでセブであれば7ペソ(18円程)で利用することができます。ジプニーはジープを改造した乗合バスでジプニーごとに決まった道路を巡回しています。慣れるまでは利用しにくいのですが、生活に慣れると利用しても良いでしょう。また、トライシクルという、バイクにカゴをつけた乗り物も普及しており、こちらも慣れると便利です。
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鉄道については、マニラにはMRT(モノレール)が走っていますが、セブにはそのような公共交通機関はありません。

→「フィリピン(マニラ/セブ)の生活状況」

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