フィリピン概要

1.フィリピンの概要

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南シナ海に浮かぶ島国フィリピンの概要は上記の通りです。日本列島の80%くらいの面積を持つ島々に日本の80%程度の人口(約1億人)の人々が住んでいます。首都は治安が悪いイメージのあるマニラです。実際、4ヶ月程度住んだ経験から思っている程は悪くないものの、銃社会でもあり(施設ごとに拳銃を保持したガードマンがいます。)、犯罪率なども高く、治安はあまり良いとは言えません。一方、マニラ以外のセブやバギオなどの地域は比較的治安は安定しています。フィリピンは7,000を超える島々で構成されており、そこに住む民族は、マニラを中心に住んでいるタガログ族が人口の4分の1程度を占め、国際的なリゾート地であるセブに住むセブアノ族が10数パーセントを占めます。またそれぞれに用いる言語は異なります。公用語はタガログ語及び英語であり、一般的に英語が通じます。また宗教はカトリックを中心としたキリスト教が9割を占めています。一方で南部に位置するミンダナオ島にはイスラム教徒が多く住んでおり、彼らの一部は武装をして反政府活動をしており、局所的に治安が悪くなっています。

2.フィリピンの地理及び気候

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7,000の島で構成されるフィリピンは緯度的にはベトナムやタイと同じくらいの位置にあり、典型的な熱帯雨林の気候帯に属しています。

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ただ、一口に熱帯雨林気候と言ってもマニラと他の地域では大きな気候の違いがあります。上のグラフをご覧になっていただくとわかりますが、マニラ(フィリピン北部)は雨期と乾期がはっきりしていますが、セブ(フィリピン中部)は雨期と乾期の降水量の差はそれほど大きくありません。ただどちらも気温は一定して高いです。

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3.フィリピンの言語、人口、民族及び宗教

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多数の島で構成されるフィリピンは多くの異なった民族が共存しています。首都であるマニラ周辺に住んでいるタガログ族が最も多数派であり、彼らが話すタガログ語が英語と並び、フィリピンの公用語となっています。また次に多いのが国際的なリゾート地であるセブ州を中心に住んでいるセブアノ族で彼の言語はセブアノ語になります。それぞれの言語は方言の違いではなく、そもそもの言語体系が異なりますので、それを繋ぐ共用語としてタガログ語と英語があります。宗教はカトリックを中心としたキリスト教が9割を超えますが、フィリピン南部のミンダナオにイスラム教徒が一定数住んでおり、彼らの一部がフィリピンからの独立を望み活動を続けています。

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フィリピンの人口は2015年現在1億人を突破しました(上記のデータは2014年時点)。アジアの中でも第7位にランクインされており、かなりの人口を抱えた国です。また出産しても出産届を出していない人もかなりいるとのことですので、既に日本の人口を超えているかもしれません(半分冗談です。)。

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人口ピラミッドも綺麗な形をしており、今後も継続的に人口が拡大していくことが予想されます。下記のように芋虫型の日本の人口ピラミッドとは当然として、同じASEAN諸国のタイと比べてみても綺麗な形の人口ピラミッドを有しているのがわかると思います(世界の人口ピラミッドより)。

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4.フィリピンと日本との比較

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フィリピンは日本の約8割の国土に8割の人口の人々が住んでいます。一方でGDPは日本の6%に過ぎず、1人当たりのGDPも7%に過ぎません。また、フィリピンは東南アジア諸国でもとりわけ貧富の差が大きな国であると言われています。今後は貧富の差が縮まり、中間所得者層が増えてくれば市場としても魅力が大きな国であると言えます。

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