タイ概要

1.タイの概要

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「微笑みの国」と呼ばれているタイは、温厚な気質の国民を有し、その9割以上が仏教徒、1980 年代後半以降外資導入をてこに著しい経済発展を遂げ、97 年の通貨危機を経験後、構造改革を経てアセアンの生産拠点としての地位を確立した製造立国です。また、国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占め、南はマレーシア及びシンガポール、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接しており、東南アジア内でも地理的に要所を占めています。政治的には、2014年にプラユット将軍率いる国軍が軍事クーデターを起こし、憲法と議会を廃止し実権を掌握して以来、軍事独裁政権が継続しています。

2.タイの地理及び気候

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タイは大きく4つの地域に分けられ、その地域ごとにいろいろな特色があります。北部は山岳地が広がり比較的涼しい気候となっています。また東北部はほぼ全域にコーラート台地が広がり、雨量が少なく農作物が育ちにくい環境にあり、タイの中では貧困地域となっています。さらに中央部にはチャオプラヤー川が形成したチャオプラヤー・デルタと呼ばれる豊かな平地が広がり、世界有数の稲作地帯を作り出しています。南部はマレー半島の一部でもあり、ゴムノキの畑などが広がるほか、近年までスズの採掘が盛んでした。

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タイは熱帯性気候です。年間の平均気温は約29℃で、バンコクでは一番暑い4月の平均気温が35℃、一番涼しい12月の平均気温が17℃です。季節は11月~2月の乾期、3月~5月の暑期、6月~10月のグリーン・シーズン(雨期)があります。また、タイの東西で雨期と乾期が異なりますのでリゾートなどで行かれる人は各都市の気候を予め調べておくことをお勧めします。

3.タイの言語、民族及び宗教

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タイの民族の4分の3はタイ族で占められていますが、経済的に力を有し、人口の10%を有する華人の影響は政治的にも経済的にも影響力は大きいと言えます。またタイの北部を中心にカレン族、アカ族、リス族、モン族、ラフ族、ミエン族、ラワ族、パローン族、カムー族など十数の少数民族、約100万人が居住しているといわれています。近年、タイ政府は彼らの統制にも力を入れています。

一方で、王室を始め、タイ国内のほとんどは仏教徒で占められており、そのほとんどは上座部仏教ですが、それにヒンドゥー教や、精霊信仰を加味した独特の仏教になっています。しかし、南部やバンコク、チェンマイ、チェンラーイなどの地域では一定数のイスラム教徒もいます。特に深南部三県のマレー系住民のほぼすべてがイスラム教徒とという地域もあります(Wikipediaを参考)。
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4.タイと日本との比較

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タイは日本の1.4倍の国土と約半分の人口を有します。一方でGDPは日本の8%、1人当たりGDPは15%とまだまだ発展途上であると言えます。ただ、ASEAN諸国内では1人当たりGDPは3,500ドルとマレーシアに続き2番目に高く、成長も著しいことから市場としても注目を集めています。特に首都のバンコクは超高層ビルが立ち並び、人々はiPhoneなどのスマートフォンを使い、モノレールや地下鉄などの交通網も整備され、街中や人々の様子は東京や大阪とほとんど変わりません。
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