【2016年11月 タイ RGF HR Agent Recruitment Co.,Ltd.】

RGF HR Agent Recruitment Co.,Ltd.さんのご紹介

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「RGF(リクルート・グローバル・ファミリー)」は、日本最大の人材総合サービス企業である株式会社リクルートホールディングスのグローバルブランド。既に日本国外で47拠点、アジアNo.1の拠点数を構え、各国で企業様・求職者の皆様より日本品質のサービスに対する高い評価を得ている。日本国内での、リクルートグループの顧客ネットワークが強固なため、非常に多くの案件を保有しており、候補者様への提案量の多さ、質の高さが、魅力である。

伊藤起子(いとうゆきこ)様

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今回お話しをお伺いしたのは、Customer Management Group Managerの伊藤さん。学生時代にタイに留学されていた話からローカルスタッフのマネージメントをされている現在のお仕事の話まで幅広くお話しを聞かせて頂くことが出来ました。タイで働くこと、タイ語を学ぼうと思ったきっかけ等、タイで働こうと思っている方にとっては必見の内容だと思います。「タイで成功する人とは?」への伊藤さんの回答にも注目です。ぜひご覧下さい。

タイで働く

Q.伊藤さんはタイ語をとても流暢に話されていますが、タイ語を学ぼうと思ったきっかけを教えて頂けますか?
A.大学時代、途上国に関わるドキュメンタリー番組を見たことがきっかけとなり「これからの時代、英語+αで地域言語も話せるようになる必要がある」と感じ、大学で英語+タイ語を学び始めました。学生時代には1年間タイ留学もしています。数ある言語の中からタイ語を選んだ理由はなんとなくです(笑)。ただ、アルファベットではない語学に当時関心がありました。私は語学の相性があると思っていて、私の場合、英語よりタイ語の方が上達が早かったです。この記事を読んでいる人にもタイ語にチャレンジしてもらいたいですね。

Q.伊藤さん自身、現地採用でタイで働かれていますが、タイで働くことの魅力はどんなものでしょうか?
A.任せてもらえる責任の重さと、それをやり遂げる中での自己成長です。タイでは20代からマネージメントを求めれることが多いです。もちろんそれには苦労が伴いますが、その過程を通じて多くの成長が得られます。成長したいという方をにはピッタリの環境だと思います。

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タイには日本食レストランが多くあります。こんな美味しそうな(実際にも美味しい)ハンバーグ定食が安価で食べれます!

Q.逆に苦労する面はありますか?
A.マネージメントは大変ですね。文化やバックグラウンドが違うと、伝えたいことが上手く伝わらないことが多いです。日本人同士であれば、一つのことを言えばその意味を同じようにくみ取ってもらえますが、異国の人が相手だとなかなかそうはいきまん。ですので、受け手にきちんと意図を理解してもらえるように「伝える」というのが非常に難しいです。また、「働く」ことに対してのモチベーションや取り組み方も日本とは少し違い、同僚との良い関係性や楽しく働ける環境を重視しているように感じます。ですので、どうメンバーに自主的に動いてもらえるか考え、仕組み化していく、というのもマネージメントにおいて難しい点ですね。ただ、彼らが成長してく過程を見ていくのが非常に楽しくて、苦労しつつも楽しんでいるという表現が正しいかもしれません。

フィリピン留学を経て海外就職をする

Q.最近はフィリピン留学を経た後にタイで就職される方が多いと聞きましたがいかがでしょうか?
A.多いですね。会社を辞め、フィリピン留学で語学力を向上させてからタイに来て就職される方は多いです。

Q.日本で勤めていた会社を辞めフィリピンに留学することは経歴の面でブランクにならないのでしょうか?
A.明確な目標があって留学しているのであればマイナスにはなりません。ただ、英語力を上げたからといって、そのまま簡単に就職出来る訳ではないので、自分が何をしたいのか、なぜタイで働きたいのかを明確にして留学期間を過ごしてもらえればと思います。

タイの求人状況

Q.タイでの日本人の求人状況を教えて頂けますか?
A.業種でいうと、製造業が断トツで多く、ついで商社、サービス業、ITが多いですね。

Q.職種はどうでしょうか?
A.営業職が多いです。それ以外にカスタマーサービスも多いですね。タイで日本人を採用する背景には、日本ならではのきめ細やかな顧客対応を期待しているという点があるので、こういった職種が多くなります。逆にバックオフィス系(受付、総務等)はタイ人の雇用が進み、日本人向けに用意されているものは殆どないです。

Q.年齢や職歴といった、求職者に求められる条件を教えて頂けますか?
A.年齢は25~35歳くらいまでが多く、経験で言うと、例えば25歳くらいの方であれば日本での2年程の職務経験があると良いですね。

日本人に求められるもの

Q.求められる語学力に関してはどうでしょうか?
A.英語は、TOEICでいうと600~700点があると良いですが、そこまで高い英語力は求められませんので、英語力に自信のない方にも果敢にチャレンジしてもらいたいですね。タイ語に関しては現地のスタッフが英語を喋れるのでタイ語は必要ありません。

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移動手段の一つであるBTS(バンコク・スカイトレイン)の改札風景。

Q.タイで働いていて成功して行っている方はどんな方が多いですか?
A.目的意識がある方、柔軟性がある方です。タイで現地採用として働く場合、給与が日本に比べて劇的に上がることはありません。つまり給与以上に、経験や成長を得る為にタイで働いているという認識を持っている方はモチベーションを高く持って働き、成果も上げていきます。柔軟性に関しては、タイ人と一緒に働く中で求められる異文化への対応ですね。日本でやっていたやり方が通用しない時に、我を通すというよりは、相手に合わせながらコミュニケーションを取れる、自身を柔軟に変えていける、そんな方が成功して行っているかもしれません。

RGFの強み

Q.数あるタイの転職エージェントの中でのRGFさんの強みを教えて頂けますか?
A.きめ細かい、丁寧なサービスが弊社の強みですね。具体的には、求人票の内容を細かく作り込んでいます。それ故に、求職者の方は詳細な情報をチェックした上で企業を選び面接に進むことが出来ます。また、入社前と入社後のフォローアップを丁寧に行っている点も弊社の強みですね。また、アジア各都市にネットワークを持っており、日本での顧客基盤はもちろんですが、企業様の案件が非常に多く入りやすいのが、特徴です。扱い求人量が多いと、ご提案の幅も広がります。

メッセージ

Q.最後に、タイ、または海外での就職を志している方、迷われている方にメッセージをお願いします。
A.海外就職であれ、何であれ、とにかく行動に移して頂きたいですね。そして行動した結果、何かが見付かったのであれば、それをやり切ってみてはどうでしょうか。その先に何かが見えてくるはずです。海外就職も良いことばかりではありませんが、やり切ったその先にある成長や新たな道を求めて頑張ってもらいたいですね。

インタビューを終えて

海外で働く目的とは何かを考えさせられるインタビューでした。伊藤さんもコメントされていたように、日本に比べて給与が劇的に上がる訳ではない海外就職を選ぶこと。それは語学力であれ経験であれ、自己成長を得るために違いないと思います。ここに共感出来ない方にとっては、海外で働くことは必ずしも良い選択とは言えないのかもしれません。逆に、自己成長を図りたい人にとっては非常に良い環境であると思います。伊藤さん、ありがとうございました!

インタビュー実施日:2016年11月3日

山本 健太 (Kenta Yamamoto)
山本 健太 (Kenta Yamamoto)

上智大学経済学部を卒業後、国内半導体製造装置メーカーで海外営業を経験。退職後フィリピンに渡り、フィリピン・セブ海外キャリアコーチング英会話スクール「Beyond the border〜ビヨンドザボーダー」立ち上げより参画。同校の英語カリキュラム及びコーチングメニューの作成に従事。TED翻訳チーム Open Translation Projectに所属し翻訳活動を続ける傍らで、アメリカのラジオ局 Unger Broadcasting Radio Networkで自身の番組のパーソナリティーとしても活動。