日々雑感

自分のキャリアに責任を持つ

「海外就職に失敗して失意の中、帰国する人も多いと聞きます。海外就職の情報発信をしているあなたはそのような方に対してどのような責任を感じているのでしょうか?」

先日、紹介した記事と同じ人に上記のように問われました。

今回はその点について記載していきたいと思います。

この質問についての僕の回答は下記になります。

海外就職を成功させるかどうかの責任は本人が取るべきであって僕らは取る事はできません。
そもそも、キャリアの責任を他人にとってもらおうという考え方自体が僕は間違っていると思います。

僕らが責任を持つとすれば、出来うる限り正確で公平な情報をお届けして、ご本人がより良い選択をすることをサポートするだけです。

もし仮に「あなたの成功やキャリアに責任を持ちます。」という人がいたら、その人は100%嘘つきですね(笑)。
なぜなら、自分の人生に責任を持てる人は、自分自身しかいないので。

僕はこれまで多くの海外就職をした人と話をしてきました。
その中には成功している人も失敗している人もいました。

そして失敗している人は誰か他の人のせいにする傾向が強いと感じました。

・今働いている会社のせい。
・自分をこの会社に紹介したエージェントのせい。
・自分を受け入れてもらえなかった日本社会のせい。
・日本と生活習慣や考え方が違うローカルの同僚のせい。

いや、彼らの気持ちもわかるんです。
僕も海外で仕事をして働いている身です。

色々と日本と勝手が違い、誰かのせいにしたくなることもあります。
いや、最近も色々と、、(笑)。

でも、結局その道を選んだのは自分ですし、その道を変わらず歩いているのは自分の選択です。
そして、誰かのせいにしても、結局自分の人生に責任を取ることは自分にしかできない。

その意識で自分のキャリアを選択し歩いていかないと結局は自分が辛くなってしまいます。

日本で働くにせよ、海外で働くにせよ、納得したキャリアを歩みたい人は以下について改めて考えみてはいかがでしょうか?

・自分の大切にしたい価値観はなんだろうか?
・今のキャリアや今の延長線上でその価値観の実現できるか?
・今の仕事は長期的に考えて経済的な自立を達成できるか?
・5年先、10年先の方向性を見据えて進んでいるか?

そして最後は自分の意思と責任において道を決めて進んでいってほしいと思います。

僕もそうしたいなぁ、と思います。

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岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒