【ベトナム・ハノイ(片山さん)】将来的には独立!ベトナムにはこだわりません。

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今回、ベトナムのハノイでインタビューをさせていただいた片山さん(仮名 33歳男性)はある専門商社のハノイ事務所の立ち上げを行い、軌道に乗せつつあるバリバリのビジネスマンです。欧米の大学で修士号も取得した努力家で温厚な人柄ですが将来的には色々企んでいるようです。

日本での仕事はある程度恵まれていたかもしれません。でも折角勉強した英語を使って仕事がしたかったんです。

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岡本:片山さんは、アメリカとオーストラリアでそれぞれ1年間語学留学をされ、さらにイギリスでマーケティングの修士号まで取られたとお聞きしています。その後、どのようなキャリアを経てベトナムのハノイでお仕事をされているのですか?
片山さん:海外で勉強をした後、日本に進出しているアパレル会社のマーケティング統括として2年間仕事をしていました。そこでは一切のブランディングを任せてもらっていました。

岡本:うわー、何か凄いですね。外資系企業のマーケティング統括ということは給料面でもかなりいただいていたんではないですか?羨ましい(笑)。そんな片山さんがどうして、ベトナム・ハノイでお仕事をしているのですか?
片山さん:確かに待遇面では恵まれていました。ただ、折角英語をある程度身につけたにも関わらず、実務は完全に日本語で行われていました。英語を使うのは本社との役員と話をするくらいで。。また、海外で仕事をして自分の力を試してみたいと思うようになったんです。転職を考えるようになったのですが、欧米やシンガポールではビザの取得も難しく、良い仕事が見つからなかったんです。あっても選べる程の求人がなくて。いくつかエージェントを当たっていたらベトナムの求人をたくさん紹介してくれまして。その中に今の会社が新たにハノイで営業所を設けるという案件があり、何となく面接を受けてみたら通ったからベトナムに来たいうのが正直なところです。

岡本:片山さんのご経歴だと探せば、シンガポール辺りでも良い求人はあったと思うのですが。。ベトナムという国にご縁とタイミングがあったということでしょうかね。
片山さん:そうですね。今の会社は日本である程度名前が通っていますのでその安心感もあってそこまで深く考えずに選んでしまいました(笑)。

ハノイについては住めば都ですね。足りないものはたくさんあるので比べないことが大事だと思います。

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岡本:ハノイに実際に暮らしてみてどうですか?他の都市と比べて日本人は住みにくいという声もありますが。
片山さん:確かに他のアジアの都市やホーチミンと比べる田舎ですし不便でもあります。ただ住めば都ですね。足りないものはたくさんあるので比べないことが大事だと思います。コンビニもない、スタバもない、マクドナルドもないのですが、物価も安いですし住み易いですよ。日本食レストランはたくさんありますし。

岡本:ベトナム人と仕事をする中で苦労することはありますか?
片山さん:現在10名のスタッフを雇っていますが彼らはまだ若いです。皆さん社会人経験はあるのですが、まずはビジネスマナーから教える必要がありました。また先を見通して段取りを組んで仕事をするということが日本人と比べて苦手だと思います。そのため指示も一つ一つ噛み砕いて教える必要があります。また特徴として何か問題が起きた時に言い訳が多いというのも特徴的ですね(笑)。マネジメントには苦労しています。
岡本:う〜ん、ご苦労されているようですね。

ある程度今の仕事を軌道に乗せたらいつまでベトナムにいるかはわかりません。

岡本:将来的には独立することも視野にいれているのですか?
片山さん:そうですね。個人が特定できないように記事を掲載してくださいよ(笑)。

岡本:はは、もちろん、仮名で掲載させていただきます。
片山さん:ここだけの話、ある程度今の仕事を軌道に乗せたらいつまでベトナムにいるかはわかりません。留学している際にはマーケティングを学びましたし、デザインや芸術といった分野にも経験と興味があります。また家具やインテリアの仕事にも興味がありますしそれなりの人脈もあります。そちらの方面で何か自分で出来ればと良いと思い現在色々と模索しているところです。

チャンスがあればベトナムという場所にはこだわりません。

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岡本:正直、お話を伺っているとそもそもベトナムのハノイという地を選ぶ必要はなかったのでは??と思ってしまいました。何かベトナムで働くメリットはあるのでしょうか?
片山さん:正直あまりないかもしれません(笑)。まずは修行という意味もあり、今はここにいます。ただ、途上国でゼロから営業所を立ち上げるという経験はどの仕事を始めるにしてもとても良いと思いますし、管理するのが難しいベトナム人をマネジメントするのもチャレンジングで良い経験です。まだベトナム、特にハノイはマーケットとしては成熟していないので、私がやりたいマーケティングや家具、インテリア関係の仕事は少し難しいのではないかとも思っています。現状のハノイの場合、生産工場として用いるのが良いと思っています。チャンスがあればベトナムという場所にはこだわりません。これまでの経験とスキル、人脈を生かしてどこでもやっていきたいと思います。

今回のインタビューで感じたこと。

「どうしてベトナムのハノイにこの人がいるのか?」という疑問が一瞬頭をよぎりました。英語という環境をとるならベトナムを選ぶ必要はなかったかもしれません。独立するのにベトナムという地を選ぶ必要がないのであるならばもっと可能性のある国はあるのかもしれません。でも彼からは動き続ける人が持つ力強さを感じました。実際に想っても動かない(動けない)人が多い中、彼の挑戦はこれからも続きます。

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About Author

岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒

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