就職・転職先を決める際に考慮すべき3つの条件とは

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「就職(転職)を控えた私はどんな企業に就職をするべきか?」

これから就職活動をする人や一度でも転職を考えた人であれば、まず考えるのは上記の問いでしょう。もちろん、万人に対して最適な企業はないと思いますし、仮に合ったとしてもそんな企業へは応募が殺到するので、その企業への転職を果たすことは困難でしょう。しかし、就職先を決める際には明確な指針や条件を持って決めるべきです。もしそうしないと就職活動をしている際に決断がブレてしまう恐れがありますし、短期的な条件ばかりに目がいき、長期的な観点でキャリアを形成することができなくなってしまう可能性もあります。

そこで今回は僕が思う就職・転職先を決める際に考慮すべき3つの条件を考えてみたいと思います。

1.就職・転職先を決める際の優先順位ベスト3

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国内の就職先を決める際にせよ、海外での就職を目指すにせよ、僕が考えるベスト3は以下になります(順位は優先すべきと考える順です。)。

1自分のビジョンやミッションとの整合性
2得られるスキル・経験・人脈など
3待遇(給料・労働条件など)

1自分のビジョンやミッションとの整合性

企業を選ぶ際にまず考えたいのはその企業が社会に提供しているサービスや企業のミッションやビジョンなどの方向性が自分の長期的なビジョンやミッションと整合しているか?ということです。そのためにはまず自分の長期的なビジョンやミッションを明確にする必要がありますが、仮のものでも良いので自分のビジョン、ミッションを明確にして大まかな方向性を定めておく必要があると思います

→「キャリアビジョンと社会的使命について」

仮に企業のそれと個人のそれとが不整合を起こしている場合、その企業で仕事をすること自体がストレスになってしまったり、長期的にそこで仕事をしたり、スキルを磨いたりすることも難しくなってしまうでしょう。企業が提供しているサービスやミッションやビジョンはHPや有価証券報告書(上場企業の場合)で確認することもできますし、面接の際に人事担当者に質問することである程度把握できます。けっして目先の待遇や得られるスキルばかりに目が行き、最も大切な会社のミッションやビジョンなどの方向性について検討することを怠ることがないようにして下さい。

→「やりたいことを見つけて自分らしいオリジナルなキャリアを歩み続けるためには」

2得られるスキル・経験・人脈など

次に重視すべき項目は「得られるスキル・経験・人脈など」になります。転職を考える時、どうしても転職先の給与や待遇、業務内容ばかりに目がいきがちです。ただ、十分なスキルと経験を持っていない段階ですとそれは危険であると言えます。「海外就職先の仕事の分類と海外で働く際に必ず知っておくべき「基本方針」とは?」でも書きましたが、国内海外に限らず就職する際には【①現在の満足度=給与、勤務時間、諸手当、休暇の取り易さなど】と【②将来の満足度=仕事を通して得る事ができるスキル、語学、人脈、知識、マネジメント力など】のバランスを考えて行うことが大切です。特に若いうちは、現在の待遇を重要視しすぎて「Ⅱ.飼い殺し型の仕事」についてしまうことは避けて下さい。ここは将来役に立つスキルを学ぶ事はできないものの、現在の待遇が良いため居心地は良いのだと思います。多くの人がここでの仕事に満足してしまい、「Ⅰ.理想の仕事」に移る事や次のステップに進む事を躊躇してしまい、現状維持を選択してしまいます。結果、3〜5年後に振返った時にキャリアの行き止まりにハマってしまい、前に進めなくなってしまう例を数多く見てきました。

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3待遇(給料・労働条件など)

最後に考慮するのが待遇(給料・労働条件など)になります。もちろん、転職を希望する方の年齢、スキル、経験によって、より待遇を重要視することも考えられます。特に30歳代後半以上の方で既に相当なスキルと経験をお持ちの方は、これまでの経験の果実を得るという意味でもより待遇面を求めての転職もアリだと思います。特に今後のことも考えると用意されたポジションは非常に重要な要素になってきます。

2.これから就職(転職)を目指すあなたが入社すべき企業とは?

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企業が果たす役割は、社会に役に立つ価値を提供することですが、そのサービスのレベルは社会性や普遍性などの尺度によって異なります。どのレベルの企業に入るかによって求められる能力、仕事のやりがい、収入、出会える人の種類、ステイタス、全てが異なります。もちろん、どの企業に入っても人々に価値を提供している以上社会に貢献していると言えますが、下記の表の右に行く程より社会性が増し、高度なスキルややりがいを得られる可能性は高くなると言えます。あなたはどのレベルの企業を目指しますか?どの企業に勤めるかによって人生の方向性は大きく異なることになります。選択肢はあなたの手の中にあります。

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3.海外就職の際に留意する点は?

特に海外就職の場合は、語学力が低く業務経験が浅い海外就職初心者は、当初は「Ⅲ.スキル重視型の仕事」を見つけて、まずはそこで経験を積む事を重視すべきだと思います。そしてそこで2〜3年の経験を積んだところで、待遇改善を会社に要求したり、他のもっとスキルを学べて待遇も良い会社に転職をするなどの方向性が考えられます。またそこで学んだスキルや経験、人脈を元に起業をするという選択肢もあるでしょう。

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ここで海外就職の圧倒的な優位な点は、現地で3年程度の業務経験があり、ある程度の語学力とスキルを兼ね揃えた人材が圧倒的に不足しているという点が上げられます。そのため、「Ⅲ.スキル重視型の仕事」で修行をして次のステップに進むという戦略はかなり有力な選択肢であると言えると思います。

→「海外就職先の仕事の分類と海外で働く際に必ず知っておくべき「基本方針」とは?」

4.まとめ

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僕が考える「就職・転職先を決める際に考慮すべき3つの条件」は優先順位の高い順から下記のようになります。

1自分のビジョンやミッションとの整合性
2得られるスキル・経験・人脈など
3待遇(給料・労働条件など)

また企業は社会性や普遍性の高い順に下記のようにわかれます。

1大量生産型企業
2顧客ニーズ型企業
3社会ニーズ型企業
4社会貢献型企業

上記の企業の内、どのレベルの企業を選ぶかによって、求められる能力、仕事のやりがい、収入、出会える人の種類、ステイタス、全てが異なります。企業の選択は慎重に行って下さい。人生の方向性が全く変わってしまいますので。

さらに国内海外に関わらず、企業を選ぶ際には現時点の待遇を重要視するだけではなく、そこで得られるスキルや能力、人脈も考慮に入れて下さい。最初から競争の激しい理想の職場を目指すのではなく、まずはスキルや能力を高めることを意識して徐々に社会性が高い企業や、より待遇の良い理想の職場に移っていくことを考えるのも良いと思います。

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About Author

岡本 琢磨(Takuma Okamoto)

Beyond the Border(ビヨンドザボーダー株式会社)代表取締役 / 海外転職カウンセラー・コーチ / フィリピン・セブ英語留学クロスロード代表・公認会計士 / 1979年5月8日生まれ / 慶応義塾大学経済学部卒

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